Windows Server 2008 R2にSystem Center Data Protection Manager (SCDPM) 2010 RC版を以下の手順でインストールできました。
[手順]
- 下記サイトからSCDPM 2010 RC版(DPM_V3_RC.zip)をダウンロードし、任意の場所に保存します。
http://connect.microsoft.com/site840/Downloads/DownloadDetails.aspx?DownloadID=26452 - DPM_V3_RC.zipを解凍すると、解凍したフォルダの中に「setup.exe」がありますので、選択、ダブルクリックし、インストーラを起動します。
- 「Data Protection Managerのインストール」をクリックします。
- ソフトウェア ライセンス条項の「同意する」チェックボックスをオンにして、[OK]ボタンをクリックします。
このとき、「Microsoft Visual VC++ 2008 再配布可能パッケージ」および「Microsoft .NET Framework 3,5 SP1」がインストールされていなければ、ここで自動的にインストールされます。 - [次へ]ボタンをクリックします。
- 前提条件の確認が行われてます。システム要件に満たない、ドメインのメンバーでない場合にはここでエラーとなります。
ここでシステム属性で単一インスタンス ストア (SIS) コンポーネントに関する警告が1つ表示されますが、問題ありませんので[次へ]ボタンをクリックします。 - SCDPM 2010 RC版に必要な前提条件ソフトウェアのインストールが完了した旨の画面が表示されるので、[再起動]ボタンをクリックした後、表示されるダイアログボックス内の[はい]ボタンをクリックし、システムを再起動します。
- システムの再起動、ログイン後、手順2.~6.を実施します。このとき、 前提条件がすべて正常に満たしていることが確認できます。
- [ユーザー名]と[会社名]を入力して、[次へ]ボタンをクリックします。
※動作確認のため、[ユーザー名]に「kogesaka」、[会社名]には「hogehoge」と入力しています。 - SQL Serverの設定はデフォルトのままで[次へ]ボタンをクリックします。
- 制限されたローカルのユーザー アカウントのためのパスワード(強力なパスワード)を入力して、[次へ]ボタンをクリックします。
- [Microsoft Updateを使用して更新プログラムを確認する(推奨)]のラジオボタンを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
- RC版であるため、[カスタマー エクスペリエンス向上プログラム]にはデフォルトで参加の状態となるため、そのまま[次へ]ボタンをクリックします。
- [インストール]ボタンをクリックし、インストールを開始します。
- [閉じる]ボタンをクリックして、インストールを完了します。
- SCDPM 2010 RC版を起動する際はデスクトップ上にアイコンが作成されているので、「Microsoft System Center Data Protection Manager 2010」を選択、ダブルクリックします。
- 以下の画像はSCDPM 2010 RC版を起動直後の画面となります。
[補足]
インストールが完了すると以下の画像の通り、ファイアウォールの設定が変更されます。
コメント
[…] DPM 2010 のインストール手順について、過去に「Windows Server 2008 R2にSystem Center Data Protection Manager 2010 RC版をインストールする」という記事を投稿していますが、備忘録としてRTM版のインストール手順を纏めてみました。 […]