ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その5

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ファイル サーバー リソース マネージャー (FSRM) は、Windows Server 2003 R2から標準搭載された機能です。

FSRMを使用することで、ディスク ボリュームやフォルダに対して、クォータの設定を実施したり、特定種類のファイルの保存を禁止 (ファイル スクリーン) 、加えて、ディスク ボリュームやフォルダの使用状況といった記憶域に関するレポートの生成が可能となります。

これらの機能は、GUI上から設定することが可能ですが、コマンド ラインから実行することも可能です。

ここでは、Dirquota Quota Modifyについて纏めました (Windows Server 2008 R2 SP1上で確認、本記事以外のコマンドおよびサブコマンドについては、「ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その1」、Dirquota Quotaコマンドにおける他のパラメーターについては、「ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その2」を参照)。

■説明

既存のクォータを変更します。

■構文

Dirquota Quota Modify /Path:パス [/Limit:制限値[kb|mb|gb]] [/Type:{Hard|Soft}]
     [/SourceTemplate:テンプレート] [/Status:{Enabled|Disabled}]
     [/Reset-PeakUsage] [/Add-Threshold:レベル]
     [/Delete-Threshold:レベル]
     [/Modify-Threshold:以前のレベル,新しいレベル]
     [/Add-Notification:レベル,通知の種類,構成ファイル]
     [/Delete-Notification:レベル,通知の種類]
     [/Modify-Notification:レベル,通知の種類,構成ファイル]
     [/Remote:コンピューター]

■パラメーター

パラメーター説明
/Path:パス指定されたパスのクォータを変更します。
次のワイルドカードがサポートされます:
     .   – パスで指定されたフォルダー
     *   – パスの直下のすべてのサブフォルダー
     … – パス配下のすべての再帰サブフォルダー
/Limit:制限値[kb|mb|gb]フォルダー サイズの制限を設定します。
既定では制限値の単位はKBです。
他の単位を指定するには”kb”、”mb”、”gb”を追加します。
/Type:{Hard|Soft}クォータの制限をHardまたはSoftで指定します。
     Hard – 制限を超えることはできない
     Soft – 制限を超えることができる
/SourceTemplate:テンプレートテンプレートからクォータを構成します。
/Status:{Enabled|Disabled}クォータを有効または無効にします。
     Enabled  – クォータが適用される
     Disabled – クォータが無効にされる
/Reset-PeakUsageクォータのピーク時の使用率をリセットします。
/Add-Threshold:レベル使用率レベル%の通知のしきい値を追加します。
このスイッチは複数回指定できます。
/Delete-Threshold:レベル使用率レベル%の通知のしきい値を削除します。
このスイッチは複数回指定できます。
/Modify-Threshold:以前のレベル,新しいレベル通知のしきい値を以前のレベル%から新しいレベル%に変更します。
このスイッチは複数回指定できます。
/Add-Notification:レベル,通知の種類,構成ファイル
/Delete-Notification:レベル,通知の種類
/Modify-Notification:レベル,通知の種類,構成ファイル
しきい値の通知を追加、削除または変更します。
このスイッチは複数回指定できます。
使用するパラメーターは次のとおりです:
     レベル      – 通知のしきい値
     通知の種類  – 次のうちの 1 つです:
          M – 電子メールの通知
          E – イベント ログの通知
          C – コマンド ラインの通知
          R – レポートの通知
/Remote:コンピューター指定されたコンピューターで操作を実行します。

構成ファイルの構文を表示するには「Dirquota Notification /?」と入力してください。

■例

D:scratchフォルダー上のクォータを無効化、およびクォータのピーク時の使用率をリセットします。

Dirquota Quota Modify /Path:D:scratch /Status:Disabled /Reset-PeakUsage

D:users配下のすべてのサブフォルダ―に対し、閾値を80パーセントから70パーセントに変更します。

Dirquota Quota Modify /Path:D:users* /Modify-Threshold:80,70

[参考]