ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その11

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ファイル サーバー リソース マネージャー (FSRM) は、Windows Server 2003 R2から標準搭載された機能です。

FSRMを使用することで、ディスク ボリュームやフォルダに対して、クォータの設定を実施したり、特定種類のファイルの保存を禁止 (ファイル スクリーン) 、加えて、ディスク ボリュームやフォルダの使用状況といった記憶域に関するレポートの生成が可能となります。

これらの機能は、GUI上から設定することが可能ですが、コマンド ラインから実行することも可能です。

ここでは、Dirquota Autoquota Addについて纏めました (Windows Server 2008 R2 SP1上で確認、本記事以外のコマンドおよびサブコマンドについては、「ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その1」、Dirquota Autoquotaコマンドにおける他のパラメーターについては、「ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その9」を参照)。

■説明

新しい自動適用クォータを追加および構成します。

■構文

Dirquota Autoquota Add /Path:パス /SourceTemplate:テンプレート
     [/Remote:コンピューター]

■パラメーター

パラメーター 説明
/Path:パス 指定されたパスに自動適用クォータを構成します。
次のワイルドカードがサポートされます:
     .   – パスで指定されたフォルダー
     *   – パスの直下のすべてのサブフォルダー
/SourceTemplate:テンプレート テンプレートから自動適用クォータを構成します。
/Remote:コンピューター 指定されたコンピューターで操作を実行します。

■例

D:usersフォルダーに対して、「User Quota Template」テンプレートから自動適用クォータを構成します。

Dirquota Autoquota Add /Path:D:users /SourceTemplate:"User Quota Template"

[参考]

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