ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その16

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ファイル サーバー リソース マネージャー (FSRM) は、Windows Server 2003 R2から標準搭載された機能です。

FSRMを使用することで、ディスク ボリュームやフォルダに対して、クォータの設定を実施したり、特定種類のファイルの保存を禁止 (ファイル スクリーン) 、加えて、ディスク ボリュームやフォルダの使用状況といった記憶域に関するレポートの生成が可能となります。

これらの機能は、GUI上から設定することが可能ですが、コマンド ラインから実行することも可能です。

ここでは、Dirquota Template Addについて纏めました (Windows Server 2008 R2 SP1上で確認、本記事以外のコマンドおよびサブコマンドについては、「ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その1」、Dirquota Templateコマンドにおける他のパラメーターについては、「ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その14」を参照)。

■説明

新しいクォータ テンプレートを追加および構成します。

■構文

Dirquota Template Add /Template:テンプレート名
     {/Limit:制限値[kb|mb|gb] | /SourceTemplate:テンプレート}
     [/Type:{Hard|Soft}] [/Add-Threshold:レベル]
     [/Add-Notification:レベル,通知の種類,構成ファイル]
     [/Remote:コンピューター]

■パラメーター

パラメーター説明
/Template:テンプレート名指定された名前のクォータ テンプレートを構成します。
/Limit:制限値[kb|mb|gb]フォルダー サイズの制限を設定します。
既定では制限値の単位はKBです。
他の単位を指定するには”kb”、”mb”、”gb”を追加します。
/SourceTemplate:テンプレート別のテンプレートからクォータ テンプレートを構成します。
/Type:{Hard|Soft}クォータの制限をHardまたはSoftで指定します。
     Hard – 制限を超えることはできない (既定)
     Soft – 制限を超えることができる
/Add-Threshold:レベル使用率レベル%の通知のしきい値を追加します。
このスイッチは複数回指定できます。
/Add-Notification:レベル,通知の種類,構成ファイルしきい値の通知を追加します。このスイッチは複数回指定できます。
使用するパラメーターは次のとおりです:
     レベル       – 通知のしきい値
     通知の種類   – 次のうちの1つです:
          M – 電子メールの通知
          E – イベント ログの通知
          C – コマンド ラインの通知
          R – レポートの通知
     構成ファイル – 構成ファイルへのパス
/Remote:コンピューター指定されたコンピューターで操作を実行します。

構成ファイルの構文を表示するには「Dirquota Notification /?」と入力してください。

■例

制限値を500MBとし、制限値に達したらemail-quotaexceeded.txtファイルに記載されている内容でメール通知を実施するようにクォータ テンプレート「User Quota Template」を構成します。

Dirquota Template Add /Template:"User Quota Template" /Limit:500mb /Add-Notification:100,M,email-quotaexceeded.txt

「User Quota Template」テンプレートから、制限値250MBのソフトクォータを追加した「User Quota Template 2」クォータ テンプレートを構成します。

Dirquota Template Add /Template:"User Quota Template 2" /SourceTemplate:"User Quota Template" /Limit:250mb /Type:Soft

[参考]