ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その31

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ファイル サーバー リソース マネージャー (FSRM) は、Windows Server 2003 R2から標準搭載された機能です。

FSRMを使用することで、ディスク ボリュームやフォルダに対して、クォータの設定を実施したり、特定種類のファイルの保存を禁止 (ファイル スクリーン) 、加えて、ディスク ボリュームやフォルダの使用状況といった記憶域に関するレポートの生成が可能となります。

これらの機能は、GUI上から設定することが可能ですが、コマンド ラインから実行することも可能です。

ここでは、Filescrn Filegroup Exportについて纏めました (Windows Server 2008 R2 SP1上で確認、本記事以外のコマンドおよびサブコマンドについては、「ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その1」、Filescrn Filegroupコマンドにおける他のパラメーターについては、「ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その25」を参照)。

■説明

ファイルからファイル グループをエクスポートします。

■構文

Filescrn Filegroup Export /File:PATH [/Filegroup:FG_NAME] [/Remote:MACHINE]

■パラメーター

パラメーター 説明
/File:PATH PATHのファイルからファイル グループをエクスポートします。
/Filegroup:FG_NAME FG_NAMEの名前のファイル グループのみエクスポートします。
省略した場合、システムで定義したすべてのファイルグループがエクスポートされます。
/Remote:MACHINE コンピューターMACHINEの操作を実行します。

■例

「Log Files」ファイル グループを「D:logfiles.xml」ファイルへエクスポートします。

Filescrn Filegroup Export /File:D:logfiles.xml /Filegroup:"Log Files"

[参考]

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