ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その38

ブログ エントリ内にアフィリエイト広告が含まれています
スポンサーリンク

ファイル サーバー リソース マネージャー (FSRM) は、Windows Server 2003 R2から標準搭載された機能です。

FSRMを使用することで、ディスク ボリュームやフォルダに対して、クォータの設定を実施したり、特定種類のファイルの保存を禁止 (ファイル スクリーン) 、加えて、ディスク ボリュームやフォルダの使用状況といった記憶域に関するレポートの生成が可能となります。

これらの機能は、GUI上から設定することが可能ですが、コマンド ラインから実行することも可能です。

ここでは、Filescrn Exception Listについて纏めました (Windows Server 2008 R2 SP1上で確認、本記事以外のコマンドおよびサブコマンドについては、「ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その1」、Filescrn Exceptionコマンドにおける他のパラメーターについては、「ファイル サーバー リソース マネージャーで使用できるコマンドおよびそのオプションについて その37」を参照)。

■説明

現在構成されたファイル スクリーンの例外を一覧表示します。

■構文

Filescrn Exception List [/Path:パス] [/Show-Recycled] [/Remote:コンピューター]

■パラメーター

パラメーター 説明
/Path:PATH 指定したパスに構成されているファイル スクリーンの例外のみを一覧表示します。
次のワイルドカードがサポートされます:
     .   – パスで指定されたフォルダー
     *   – パスの直下のすべてのサブフォルダー
     … – パス配下のすべての再帰サブフォルダー
/Show-Recycled ごみ箱にあるフォルダーのファイル スクリーンの例外も一覧表示します。
/Remote:コンピューター 指定されたコンピューターで操作を実行します。

■例

コンピューターのすべてのファイル スクリーンの例外を一覧表示します。

Filescrn Exception List

リモート コンピューターFILESERVER1のD:usersフォルダーは以下のすべての再帰サブフォルダーを一覧表示します。

Filescrn Exception List /Path:D:users... /Remote:FILESERVER1

[参考]

タイトルとURLをコピーしました