DPM 2012 RC版のハードウェア要件について

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[ここで記載している内容はRC (Release Candidate) 版の内容となります。マイクロソフト社から提供されるRTM版の仕様および機能について異なる場合があります。あらかじめご容赦願います。]

2012/01/17 (米国時間) にSystem Center 2012 のRC版が公開、バックアップ管理ツールであるData Protection Manager (DPM) も含まれています。

DPM 2012 RC版をインストールするにあたり、ハードウェア要件について情報はありましたが、英語のみであったため、日本語で内容を纏めてみました (意訳した内容となります)。

[概要]

DPM 2012 RC版は、64ビット対応のコンピューターに加え、記憶域プール専用および以下に記載される項目に使用される専用のディスクが要求されます。

  • システム ファイル
  • DPMインストール ファイル
  • DPMで前提となるソフトウェア
  • DPMデータベース ファイル
注:
OSがインストールされているボリューム上、もしくはOSがインストールされていないボリューム上にDPM 2012 RC版をインストールすることが可能です。ただし、複製および回復ポイントに使用される保護データをDPMサーバーが格納するディスクである記憶域プール専用ディスク上にはDPM 2012 RC版をインストールすることはできません。

DPM 2012 RC版は、動的に変化する記憶域プール内でディスクを所有および管理します。DPM 2012 RC版では、「ディスク」とはディスクの管理でディスクとして明示されるあらゆるディスク デバイスのことを意味します。記憶域プールをサポートするディスクの種類、およびディスク構成の計画するための方法に関する詳細な情報については、「Planning the Storage Pool」を参照してください。

追加のディスク領域を管理する場合、DPM 2012 RC版で保護グループ内でで保護しているデータ ソースの追加、またはカスタム ボリュームに関連付けすることが可能です。カスタム ボリュームはベーシック ディスクもしくはダイナミック ディスク上のどちらでも設定可能です。。DPMサーバーに割り当てられるどのボリュームもカスタム ボリュームとして選択することが可能です。しかし、DPM 2012 RC版はカスタム ボリューム上の領域を管理することはできません。DPM 2012 RC版は、記憶域プールに関連付けされているディスク一切削除しないため、全体に空き容量を作成することはない点に注意してください。。

注:
格納したい重要なデータがある場合、DPM 2012 RC版で管理された記憶域プールよりもストレージ エリア ネットワーク (SAN) 上にある高性能な論理ユニット番号 (LUN) を使用するべきです。

[DPMサーバーのハードウェア要件]

以下の表には DPM サーバーの必要最小限および推奨されるハードウェア要件が記載されています。DPMサーバー構成の計画に関する詳細な情報については、「Planning a Deployment」を参照してください。

コンポーネント最小要件推奨要件
プロセッサ1GHz, 2コアCPUかそれ以上2.33GHz, 4コアCPU
物理メモリ4GB

DPMがどのようにメモリを管理するかの詳細な情報は、「DPM and Memory」を参照してください。

8GB
ページ ファイル推奨されるページ ファイル容量に加え、すべての回復ポイント ボリュームを合わせた容量の0.2パーセント (一般的には、コンピュータ上の物理メモリ量の1.5倍)

DPMページ ファイル容量の構成に関する詳細な情報は、「Managing Performance」を参照してください。

コンピュータ上の物理メモリ量の1.5倍
DPMをインストールするためのディスク領域
  • DPMインストール ドライブ: 3GB
  • データベース ファイル ドライブ: 900MB
  • システム ドライブ: 1GB
注:
SQL Server from DPM Setup 専用のインスタンスをインストールする場合、システム ドライブ ディスクの空き領域要件をご確認ください。SQL Server のリモート インスタンスを使用する場合、ディスクの空き領域要件は大幅に少なくなります。
注:
DPMは、変化するジャーナルのためにそれぞれの保護ボリューム上で最低300MBの空き領域を必要とします。加えて、テープにデータをアーカイブする前に、DPMはファイル カタログをDPMの一時インストール位置に複製します。そのため、DPMのインストール先には2~3GBの空き領域があることを推奨します。
記憶域プール用ディスク領域

注:
記憶域プールはUSB/1394ディスクでサポートされていません。
保護データ容量の1.5倍

要求されるディスクの容量計算、およびディスク構成の計画するための方法に関する詳細な情報については、「Planning the Storage Pool」を参照してください。

保護データ容量の2.5~3倍
論理ユニット番号 (LUN)N/A
  • GUIDパーティション テーブル (GPT) ダイナミックディスクに最大 17TB
  • マスター ブート レコード (MBR) に最大2TB
注:
これらの要件は、Windows Serverオペレーティング システムでのディスクの最大容量に基づくものです。

[DPMサーバーのデータソース制限]

以下の表には、DPMサーバーが保護可能なデータ ソース制限 (最小システム要件を満たしている場合) および、DPM サーバーが要求する推奨されるディスク領域を記載しています。

プラットフォーム

データソースの制限

推奨されるディスク領域
64ビット コンピューター複製ボリューム300と回復ポイント ボリューム300を合わせた600ボリューム

データソースは通常、約75台のサーバーと 150台のクライアント コンピューターに割り振られます。

DPMサーバー当たり80TBの複製容量と最大回復ポイント容量の40TBを合わせた120TB

[Hyper-V仮想マシン上にDPMをインストールする場合]

  • DPM記憶域プールディスクは.VHD上には構成できません。iSCSI接続されたディスクかパススルー ディスクのどちらかになります。

    DPM記憶域プールとしてサポートされるディスク構成は以下の4つとなります。

    • ホストに直接接続された記憶域 (DAS) のパススルー ディスク
    • ホストに接続されたパススルー iSCSI LUN
    • ホストに接続されたパススルー FC LUN
    • DPM仮想マシンに直接接続されたiSCSIターゲットLUN
  • 保護された仮想マシンに対するアイテムレベルの復元には、DPMサーバ上にHyper-V役割のインストールが必要ですが、仮想マシン上にはインストールができないため、行うことができません。
  • テープへの短期間、もしくは長期間のバックアップはiSCSI接続のテープ ライブラリに限定され、その接続は別のNICであることが推奨されます。

[参考]