System Center 2012 – App Controller で使用できる PowerShell コマンドレット (Resume-SCACServiceDeployment) について

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System Center 2012 – App Controller 2012 は、PowerShell を用いてプライベートおよびパブリック クラウドのサービス管理を行うことが可能です。

このヘルプ情報について、日本語として纏めてみました (内容については「Get-Help」コマンドレットの -Full オプションを用いて実行した結果を編集、意訳したものとなります)。

この記事では、「Resume-SCACServiceDeployment」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「System Center 2012 – App Controller で使用できる PowerShell コマンドレットについて」を参照)。

■名前

Resume-SCACServiceDeployment

■概要

指定した中断中のサービス デプロイを再開します。

■構文

Resume-SCACServiceDeployment [-ServiceDeployment] <ACServiceDeployment>
     [[-RunAsynchronously]]  [<CommonParameters>]

■説明

Resume-SCACServiceDeployment コマンドレットは、指定した中断中のサービス デプロイを再開します。 サービス デプロイをサスペンド状態にするためには、Suspend-SCACServiceDeployment コマンドレットを使用します。

■パラメーター

-RunAsynchronously
即座にコマンド シェルに制御を返すために、ジョブが非同期に実行するように指定します。

必須 false
位置 1
パイプライン入力を許可する false
パラメーター セット名 (すべて)
エイリアス なし
動的 false

-ServiceDeployment <ACServiceDeployment>
サービス デプロイ オブジェクトを指定します。サービス デプロイ オブジェクトを取得するために、Get-SCACServiceDeployment コマンドレットを使用します。

必須 true
位置 0
パイプライン入力を許可する true (ByValue)
パラメーター セット名 (すべて)
エイリアス なし
動的 false

<CommonParameters>
このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: VerboseDebugErrorActionErrorVariableWarningActionWarningVariableOutBuffer、およびOutVariable。詳細については、「get-help about_commonparameters」と入力してヘルプを参照してください。

■入力

Microsoft.SystemCenter.CloudManager.PowerShell.ACServiceDeployment

■出力

System.Object

■エイリアス

なし

■メモ

このコマンドレットを含むモジュールのヘルプ ファイルをダウンロードしてインストールするには、Update-Help 使用してください。

■例

例1

$CloudSystem = Get-SCACCloudSystem -Name &quot;CloudSystem01.Contoso.com&quot;
$Cloud = Get-SCACCloud -CloudSystem $CloudSystem
$SvcDeployment = @(Get-SCACServiceDeployment -Cloud $Cloud | where { $_.Status -eq &quot;Suspended&quot; })
Resume-SCACServiceDeployment -ServiceDeployment $SvcDeployment[0] -RunAsynchronously

最初のコマンドは、クラウド システム オブジェクト名「CloudSystem01」を取得し、$CloudSystem 変数にオブジェクトをストアします。

2 番目のコマンドは、$CloudSyste にストアされたクラウド システムに対するクラウド オブジェクトを取得し。$Cloud 変数にクラウド オブジェクトにストアします。

3 番目のコマンドは、$Cloud にストアされたクラウドに対するすべてのサービス デプロイ オブジェクトを取得し、$SvcDeployment 配列にオブジェクトをストアします。

最後のコマンドは、$SvcDeployment にストアされた最初にサスペンド状態となったサービス デプロイを纏め、コマンドの実行が停止する前に、即座にコマンド シェルに制御を返すために、ジョブが非同期に実行します。

[参考]

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