ドメインの指定でドメイン名で指定した場合に DPM のインストールが失敗する

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Data Protection Manager (DPM) がバックアップした情報を保存するためには、DPM データベース (DPMDB) が必要となります。

DPM が DPMDB をホストするためには、SQL Server のインスタンスが必要となります。

DPMDB には SQL Server のローカル インスタンスのみならず、リモート インスタンスも使用することができますが、NETBIOS 名ではなくドメイン名で指定した場合、以下の画面のように DPM のインストールが失敗します。

DPM のセットアップ画面で、[ドメイン] にドメイン名 (ここでは、「dpmtest.local」) と入力、[確認してインストール] ボタンを押すと、正常にチェックが完了します。

インストールが失敗した際の [エラー] の発生状況を見ると、「dpmtest.localadministrator アカウントに DPM データベースへのアクセスを与えられません。」と記録されています。

DPM のエラー ログも確認すると、「データ : Account name = LoginName: dpmtest.localadministrator MakeDBAdmin: False」、「* 例外 : => System.Data.SqlException (0x80131904): Windows NT ユーザーまたはグループ ‘dpmtest.localadministrator’ が見つかりませんでした。名前を再確認してください。」となっていることが確認できます。

本来であれば、「dpmtest.localadministrator」は存在するので問題ないはずですが、なぜかエラーとなってしまいます。

なお、ドメイン名を NETBIOS 名 (ここでは「dpmtest」) を指定すると、「MakeDBAdmin: True」で成功となります。

SQL Server のリモート インスタンスを使用した DPM のインストールがうまくいかない場合は、ドメイン名の指定を NETBIOS 名にすることでうまくいくようです。

[参考]

コメント

  1. […] この記事では、「Add-DPMBackupNetworkAddress」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  2. […] この記事では、「Add-DPMChildDatasource」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  3. […] この記事では、「Add-DPMDisk」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  4. […] この記事では、「Add-DPMRecoveryItem」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  5. […] この記事では、「Add-DPMRecoveryTarget」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  6. […] この記事では、「Add-DPMSecurityGroup」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  7. […] この記事では、「Add-DPMTape」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  8. […] この記事では、「Connect-DPMServer」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  9. […] この記事では、「Copy-DPMTapeData」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  10. […] この記事では、「Disable-DPMLibrary」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  11. […] この記事では、「Disable-DPMProductionServer」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  12. […] この記事では、「Disable-DPMTapeDrive」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  13. […] この記事では、「Disconnect-DPMServer」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  14. […] この記事では、「Edit-DPMDiskAllocation」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  15. […] この記事では、「Enable-DPMLibrary」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  16. […] この記事では、「Enable-DPMProductionServer」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  17. […] この記事では、「Disconnect-DPMServer」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  18. […] この記事では、「Get-DPMAccessLicense」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  19. […] この記事では、「Get-DPMAlert」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  20. […] この記事では、「Get-DPMAutoProtectIntent」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

  21. […] この記事では、「Get-DPMBackupNetworkAddress」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。 […]

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