Azure Backup で取得される Azure 仮想マシン バックアップの一貫性について

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Azure 仮想マシンのバックアップについて、現時点 (2015/05/20) ではプレビュー版ですが、Azure 管理ポータルを用いたファブリック レベルのバックアップ、復元が可能となっています。

バックアップから Azure 仮想マシンを復元する際、復旧ポイントを選択することになりますが、[種類] に記載されている内容が何なのか、気になるところだと思います。

Windows の場合 Linux の場合

[種類] に記載されている内容については、採取した Azure 仮想マシンのバックアップのデータ一貫性が何かを示したものとなり、以下の項目で分類されます。

Azure 仮想マシンがシャットダウンされている場合、クラッシュ コンシステントでバックアップが取得されます。VSS を使用したバックアップを取得する場合には、Azure 仮想マシンを起動している必要があります。

一貫性 VSS 内容
アプリケーション
コンシステント
あり Microsoft ワークロードに最適で理想的な状態です。

  1. 仮想マシンが起動できる
  2. 破損がないこと
  3. データ ロスがないこと
  4. VSS を用いたバックアップ時にアプリケーションが関与することにより、データを使用するアプリケーション一貫性を持つ

ボリューム スナップショット サービス(VSS)は、データを記憶装置に正しく書き込まれることを保証します。ほとんどの Microsoft ワークロードでは、データ一貫性に関連するワークロード固有のアクションを行う VSS ライターを持っています。たとえば、Microsoft SQL Server がトランザクション ログ ファイルおよびデータベースが正しく実行するための書き込みを確実にする VSS ライターを持っています。

Azure 上の仮想マシン バックアップの場合、アプリケーション一貫性のある復旧ポイントを取得することは、仮想マシン スナップショットが取得される前にバックアップ拡張が VSS ワークフローを起動し、正しく完了することができたことを意味します。当然のことながら、これは Azure 仮想マシン内のアプリケーションの VSS ライターが同様に呼び出されたことを意味します。

how it works の詳細には basics of VSS を学習します。

ファイル システム
コンシステント
あり 復旧ポイントがファイル システム コンシステントである場合の 2 つのシナリオがあります。

  • Azure 上の Linux 仮想マシンのバックアップは、Linux が VSS に相当するプラットフォームがない。
  • VSS が Azure 上の Windows 仮想マシンのバックアップ中に失敗。

どちらの場合も、以下のできることを確認すること。

  1. 仮想マシンが起動できる
  2. 破損がないこと
  3. データ ロスがないこと

アプリケーションは復元されたデータに対し、独自の「修復」のメカニズムを実装する必要があります。

クラッシュ
コンシステント
あり この状況は、(ソフトもしくはハード リセットをとおして) 「クラッシュ」を経験しているマシンに相当します。記憶媒体上のデータ一貫性について保障されていません。バックアップ時にキャプチャされたおよびバックアップされたディスク上に既に存在するデータのみです。

  1. 保証はされていませんが、ほとんどの場合 OS は起動します。
  2. これは、任意の破損エラーを修復するための chkdsk のようなディスクをチェックする典型的な手順です。
  3. メモリ内に完全にディスクにフラッシュされていないデータや書き込みは失われます。
  4. アプリケーションは、典型的にはケース データ のロールバック中に独自の検証メカニズムを実行する必要があるように続きます。

Azure 上の仮想マシン バックアップに対して OS の観点から、もしくはアプリケーションの観点から記憶域上のデータ一貫性について保障されていない Azure Backup を意味する クラッシュ コンシステント 復旧ポイントを与えます。これはバックアップ時に Azure 上の仮想マシンがシャットダウンされている場合に一般的に発生します。

例として、トランザクション ログがデータベースに存在しないエントリがある場合、データベース ソフトウェアはデータが一貫性があるまでロールバックします。(スパン ボリュームのような) 複数の仮想ディスクに分散データを扱う場合、クラッシュ コンシステント復旧ポイントはデータの正確性について保障されません。

参考

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