作成される StorSimple Cloud Appliance のバージョンについて

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物理アプライアンスである StorSimple 8000 シリーズを Azure ポータル内の StorSimple Manager にデバイス登録することで Azure IaaS 上に StorSimple 仮想アプライアンス (StorSimple Cloud Appliance) を作成することができます。

※StorSimple の入手方法については、Microsoft アカウント チームに問い合わせるか、storagesales@microsoft.com へ連絡をお願いします。

この StorSimple Cloud Appliance を利用することで、物理アプライアンスからフェールオーバー、クラウド スナップショットで採取したバックアップからデータを復元、利用することが可能です。

また、物理アプライアンスは現時点 (2016/05/28) では、Update 2 が最新のリリースとなっており、Update 2 で作成可能な  StorSimple Cloud Appliance のモデルは以下となります。

  • 8010 (旧称 : 1100)
  • 8020 (Premium Storage を使用)

StorSimple Cloud Appliance に関する詳細な情報は以下のサイトを参照してください。

StorSimple Cloud Appliance を作成する際、物理アプライアンスが Update 2 の場合、StorSimple Cloud Appliance のバージョン選択項目は出てきません。

作成されたバージョンは、「StorSimple 8000 Series Update 2.0 (6.3.9600.17673)」となります。

なお、物理アプライアンスのバージョンに対応した StorSimple Cloud Appliance でないとフェールオーバーできないため、物理アプライアンスのバージョンが混在している場合、以下のように選択項目が表示されます。

8010 で作成した時、「Update 0.3」ではなく、なぜか「StorSimple 8000 Series Update 0.2 (6.3.9600.17361)」でした。

ちなみに、物理アプライアンスが Update 2 のみでも、StorSimple Cloud Appliance の作成中に、新たに作成する場合にバージョンの選択画面を表示することはできますが、前述のとおり、過去のバージョンで構築してもフェールオーバーすることはできないので、あまり意味はないでしょう。

参考

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