【7月14日開催】IIJ GIOアカデミー ~vExpertとMVPが語る!クラウド裏オモテ~ に登壇させていただきました

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2016/07/14 (木)、IIJ 本社 13F セミナールームにて開催されました「IIJ GIO アカデミー ~vExpertとMVPが語る!クラウド裏オモテ~」にて講師として参加させていただきました。

セッション タイトルとしては「Microsoft MVP から見たクラウド サービスの現状と今後について」として、自分が感じているクラウド サービスの現状や今後についてお話させていただきました。

スライドについては、弊社で公開している Slideshare 上にアップロードされているので、興味がありましたらご確認いただければ幸いです。

補足

セミナーにてうまく伝えられなかった部分含めて補足を。

以下サイトの情報のみではありますが、Microsoft のクラウド サービスとして最も事例がある (利用されている) のは「Office 365」でした。

Office 365 がなぜ利用されているかについて、スライドに記載させていただいていますが、単に Office 365 だけの話ではなく、(クラウド含めた) システム、サービス、ソリューションそれぞれに言える事かなと。

その中で、日本のクラウド サービスの現状というのが以下の図に示すような状況で今後も大きくは変わらないと思っています。

言いたかったこととしては、「DevOps はインフラ基盤、プラットフォームでも活用できるのか」「従来の SI による構築はもううんざり」「(夢だったことも道半ばの状況ではありますが、) 現状の課題解決+未来への展望を現実解として出しているのは現時点では Microsoft」「使いたいと思えるものを使う」ですね。

DevOps はサービス展開を考えた時に、現段階では理想的な手法だとは思うんですが、Windows 10 を引き合いに出しましたがインフラ基盤やプラットフォームでは活用しずらいかなぁ、と。

その点、Windows Server 2016 については、「Server with Desktop Experience」もしくは「Server Core」は LTSB、「Nano Server」は CBB という形で住み分けはできていると思います。

環境用意して 1 から構築するのも醍醐味だったりするんですが、毎回行う体力がもうないw というのと夜遅くまで頑張るんぐらいなら、自動化なり何らかの方法で工数削減、新しい技術の習得だったり別のことに時間を使いたいという思いがあります。

そこで Infrastructure as code も着目されてきてはいますが、いかんせん ITPro はスクリプトの内容が見れて書けても、コードは見れない、書けないという状況だったり、ツールを導入できる環境がなかったりが一番のネックでそのあたりでもう少し ITPro 寄りで何とかならないかを色々と触ってみるものの情報出せるレベルには至っていないのが現状だったりします (このあたりは、色々触ってみて情報出していければ)。

Visual Studio については、単品で買うと高価だけど、EA 契約している会社で安く買えますよー、という指摘もいただいてはいるのですが、まずは無償で使える、ITPro が支給されている PC でも動作しそうな Visual Studio Code かなとも思うのですが、企業によってはこういったツールの導入を禁止、難色を示す企業も多い (前職がそうだった) ので、中々難しいですね。

後は使いたいものを使うという前提はあるんですが、オンプレミス + クラウドのハイブリッド クラウド環境の現状やコンシューマ、エンタープライズといったレイヤー、5 年、10 年後を考えた時の現実解、ソリューションを出しているところって Microsoft ぐらいしかないんですよね。

他のクラウド ベンダーのサービス、OSS は単体としてみると、よいものもたくさんあるのでそこに取り込んでいけばいいと思いますが、ベースとなるインフラ基盤は現行の Windows Server 2012 R2、9月末リリースの Windows Server 2016、そして Microsoft Azure になっていれば (もちろん IIJ GIO も)、自分としては理想かな、と思います。

参考

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