12/18に開催された「技術ひろば.net 2010年12月 勉強会」に参加してきました。全体を通して、気になった部分について纏めてみました。各スピーカーさんのセッションで使用した資料は既に技術ひろば.net のサイトで公開されていますので、合わせてご確認ください。
■バイナリエディタ 何使ってますか? (武田さん)
フリーで入手できるバイナリエディタの紹介。
- Bz (入手先: http://www.vcraft.jp/soft/bz.html)
- 画面を2分割してバイナリの比較ができるが、スクロールが同期しない
- 構造体のデータ表示が可能
- 指定した場所に移動できるマーク機能
- PowerWitch the Royal (入手先: http://techsol.arcadiangarden.com/products/windows/pwtr.php)
- ビット演算/バイト演算
- 新規にウィンドウを表示してバイナリの比較、相違点へジャンプすることができるが、スクロールが同期しない
- Stirling (入手先: http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se079072.html)
- 公式ページはなくなった模様
- BGREP機能(バイナリデータをGrepにかけられる)
- 操作の慣れが必要だが、画面を2分割してバイナリの比較、スクロールが同期可能
- マーク機能がBzと比較して一覧表示できる機能が追加される
■XNA Game Studio概要 (多胡さん)
Windows PCやXBOX 360、Windows Phone7のゲーム開発が可能となるXNA Game Studioの紹介。
- 最新版はバージョン4.0。
- 開発にはVisual Studio 2010 C# ExpressとXNA Game Studio 4.0が必要となる
- 日本語表示が必要な場合は別途ファイル(Language Pack)が必要(ただし、表示に関する既知の不具合あり)
- XNAフレームワークとして、ゲーム、拡張フレームワーク、コアフレームワーク、プラットフォームがある
- ゲームの配布を軽くするには、OSインストールのフォントより軽いスプライトフォントを推奨
- スプライトフォントで日本語を表示させるには、キャラクタ情報を追加する必要がある
- 入力情報は、キーボード、マウス、コントローラと使用できるが、XNA Game Studio 4.0ではXBox 360 コントローラしか入力を受け付けない
- サウンドの再生はコンテンツプロジェクト内に音声データ(WAV、WMA、MP3)を追加することで使用可能
- 2Dオブジェクトの表示はコンテンツプロジェクト内に画像データを追加することで使用可能
- 3Dオブジェクトの表示はコンテンツプロジェクト内に3Dモデル(X FBX)を追加することで使用可能
- ワールド座標
- ビュー座標
- 射影座標
■フレームワーク、コードを読んでみませんか(準備編) (早川さん)
- 仮想テスクトップツールを使っていると、質問されたとき、デモに切り替えた時に便利
- Consolasはソースコードを読むのに適したフォントの1種
- Visual Studioの呼出し履歴をフル活用する
■ASP.NET MVC 3 / Struts / SAStrutsを比較理解する(実践編) (早川さん)
- ASP.NET MVCの位置づけとしてWebForm、ASP.NET Ajaxと同じ位置づけ
- SAStrutsとASP.NET MVCとは似ている構成
- Httpの内容に対応する業務クラスの呼出しまでをFWが担当
- Visual Studioの呼出し履歴から対象を切り分ける
コメント
[…] それから、焦げlog さんがすでに投稿 […]