Windows Server 2008 R2 SP1にSystem Center Data Protection Manager 2010をインストールする

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System Center Data Protection Manager (DPM) 2010が提供されてから1年以上経過しました。

DPM 2010 のインストール手順について、過去に「Windows Server 2008 R2にSystem Center Data Protection Manager 2010 RC版をインストールする」という記事を投稿していますが、備忘録としてRTM版のインストール手順を纏めてみました。

この記事では、Active Directoryドメインに参加しているメンバサーバー (Windows Server 2008 R2 SP1) 上にDPM 2010 RTM版をインストールしています。

[インストール手順]

  1. DVDドライブにインストールDVD-ROMを挿入、エクスプローラ上から「setup.exe」を選択、ダブルクリックし、インストーラを起動します。
  2. 「Data Protection Managerのインストール」をクリックします。
  3. ソフトウェア ライセンス条項の[同意する]チェックボックスをオンにして、[OK]ボタンをクリックします。
    このとき、「Microsoft Visual VC++ 2008 再配布可能パッケージ」および「Microsoft .NET Framework 3,5 SP1」がインストールされていなければ、ここで自動的にインストールされます。
  4. [次へ]ボタンをクリックします。
  5. 前提条件の確認が行われます。条件を満たさない (Active Directoryドメインのメンバサーバーでない)場合は、エラーとなります。
    また、単一インスタンス ストア (SIS) コンポーネントがインストールされていない場合、警告が表示されますが、この後でインストールが行われる (インストール後は要再起動) ため、[次へ]ボタンをクリックします。
  6. DPM 2010に必要な前提条件ソフトウェアのインストールが完了した旨の画面が表示されます。 [再起動]ボタンをクリックした後、表示されるダイアログボックス内の[はい]ボタンをクリックし、システムを再起動します。

  7. システムの再起動、ログイン後、手順1.~5.を実施します。前提条件がすべて正常に満たしていることが確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
     
  8. [ユーザー名]と[会社名]を入力して、[次へ]ボタンをクリックします。
    ※ここでは、[ユーザー名]と[会社名]に「kogesaka」と入力しています。
  9. デフォルト設定のまま、[次へ]ボタンをクリックします。
  10. 制限されたローカルのユーザー アカウントのためのパスワード (強力なパスワード) を入力して、[次へ]ボタンをクリックします。
  11. [Microsoft Updateを使用して更新プログラムを確認する (推奨)]のラジオボタンを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
  12. [はい、このプログラムに匿名で参加します (推奨)]のラジオボタンを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
  13. [インストール]ボタンをクリックし、インストールを開始します。

  14. インストールが完了すると、以下の画面が表示されるので、[閉じる]ボタンをクリック、終了します。

[補足]

インストールが完了すると以下のとおり、自動的にファイアウォールの設定変更が実施された旨の内容が表示されます。

[参考]

コメント

  1. […] 前回、「Windows Server 2008 R2 SP1にSystem Center Data Protection Manager 2010をインストールする」という記事を投稿しました。 […]

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