FPSP 2010のForefront管理シェルで使用できるコマンドレット (Get-FsspScheduledFilter) について

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Forefront Protection 2010 for SharePoint (FPSP 2010) のForefront管理シェルは、PowerShellを用いたコマンドラインインタフェースです。

Forefront管理シェルは、FPSP 2010の管理を目的として様々なコマンドレットが用意されていますが、 オンライン上では説明のみで詳細なコマンド オプション情報については公開されていないようです。

このヘルプ情報について、オンライン上で日本語として確認したいと思い、本ブログ上で纏めたいと思います (内容については「Get-Help」コマンドレットの-Fullオプションを用いて実行した結果を編集したものとなります)。

この記事では、「Get-FsspScheduledFilter」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「FPSP 2010のForefront管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。

■名前

Get-FsspScheduledFilter

■概要

定期スキャンに関連付けられている、特定の種類のすべてのフィルタ リストの構成を取得します。

■構文

Get-FsspScheduledFilter -File [<CommonParameters>]

Get-FsspScheduledFilter -Keyword [<CommonParameters>]

■説明

定期スキャンに関連付けられている、特定の種類のすべてのフィルタ リストの構成を取得します。

ファイル フィルタ リストまたはキーワード フィルタ リストの構成を取得するには、パラメータを1つだけ選択する必要があります。出力は、このスキャン ジョブに関連付けられている、指定された種類のすべてのフィルタ リストの一覧です。返される情報では、フィルタ リスト名、フィルタ リストが有効になっているかどうか、設定されているアクション、および検疫が有効になっているかどうかが示されます。

定期スキャンのフィルタ リストは、Set-FsspScheduledFilterコマンドレットを使用して構成します。

■パラメーター

-File [<SwitchParameter>]
定期スキャンに関連付けられているすべてのファイル フィルタ リストの構成を取得します。必須 (いずれか1つのパラメータを指定する必要があります)。

必須 true
位置 named
既定値  
パイプライン入力を許可する false
ワイルドカード文字を許可する false

-Keyword [<SwitchParameter>]
定期スキャンに関連付けられているすべてのキーワード フィルタ リストの構成を取得します。必須 (いずれか1つのパラメータを指定する必要があります)。

必須 true
位置 named
既定値  
パイプライン入力を許可する false
ワイルドカード文字を許可する false

<CommonParameters>
このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、OutBuffer、およびOutVariable。詳細については、「get-help about_commonparameters」と入力してヘルプを参照してください。

■入力

 

■出力

 

■メモ

 

■例

例1

 Get-FsspScheduledFilter -File

例1:出力結果

Type       : File
Action     : SKIPDETECT
Enabled    : False
List       : List1
Quarantine : True

Type       : File
Action     : DELETE
Enabled    : True
List       : List2
Quarantine : True

例1:説明

定期スキャンに関連付けられているすべてのファイル フィルタ リストの構成を取得します。

■関連するリンク

  • Set-FsspScheduledFilter

[参考]

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