2012/06/15 (米国時間) にSystem Center 2012 Service Pack 1のCTP版 (CTP2) が公開されました。バックアップ管理ツールであるData Protection Manager (DPM) も含まれており、以下のサイトからSystem Center 2012 Service Pack 1 CTP2コンポーネントを個別でダウンロードすることが可能です。
- Download: System Center 2012 CTP2 for Windows Server 2012 Release Candidate support – Microsoft Download Center – Download Details
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=30133
ダウンロード可能なSystem Center 2012 Service Pack 1 CTP2モジュールは以下となります。
- ConfigMgr_SCEP_2012_SP1_CTP_7743.exe
- SC2012_SP1_CTP2_AC.exe
- SC2012_SP1_CTP2_DPM.exe
- SC2012_SP1_CTP2_O.exe
- SC2012_SP1_CTP2_OM.exe
- SC2012_SP1_CTP2_SM.exe
- SC2012_SP1_CTP2_SPF.exe
- SC2012_SP1_CTP2_VMM.exe
なお、System Center 2012 Service Pack 1 CTP2は英語のみの提供となり、サイト内に以下の記述があるとおりCTP2では日本語などの他の言語への対応は計画されていないようです。
6/15/2012 – CTP2, en-us version. No further localization planned
System Center 2012 Service Pack 1 CTP2の概要およびシステム要件について意訳したものとなりますが、以下に記載します。
[概要]
CTP2では、System Center 2012とWindows Server 2012 RC版を評価することが可能です。 また、以下のSystem Center 2012コンポーネントに対する機能強化を含みます:
- Virtual Machine Manager
- Network Virtualizationに対するサポート改善
- アドインを含むVMMコンソールの拡張
- Windows Standards-Based Storage Management Service (論理ユニットの詳細なプロビジョニングおよびSASストレージの発見) のサポート
- VHDからVHDXへのコンバートおよびオペレーティング システム イメージを元にしたVHDXの使用
- Configuration Manager
- Windows 8のサポート
- Mac OSクライアントのサポート
- LinuxおよびUnixサーバーのサポート
- Data Protection Manager
- CSV 2.0に対するHyper-Vのバックアップ性能の改善
- リモートSMB共有に対するHyper-Vの保護
- Windows Server 2012の重複除外ボリュームの保護
- VMライブ マイクレーションの連続的な保護
- App Controller
- 仮想マシンを生成および操作するためのService Provider Foundation API
- Azure VMのサポート (VMMからWindows AzureへのVHDの移行、オンプレミス上のSystem Centerからの管理)
- Operations Manager
- IIS 8のサポート
- WCF、MVCおよび.NET NTサービスの監視
- Azure SDKのサポート
- Orchestrator
- サードパーティを含む統合パック (IP) の追加サポート
- VMM セルフ サービス ユーザー役割の管理
- 複数のスタンプからの総計の結果となる複数のVMM「スタンプ」 (スケール単位) の管理
- ホステッド クラウドを使用するApp Controllerによる統合
- Service Manager
- VMMクラウドへのpricesheetsの適用
- Chargebackレポートの生成
- コストセンター、VMMクラウド、Pricesheetsによるピボット
- Server App-V
- パッケージ間のスケジュール化されたタスク生成のアプリケーションのサポート
- 離れたネイティブ サーバー上にインストールされたアプリケーションから仮想アプリケーションパッケージのの生成
[システム要件]
サポートするオペレーティング システム: Windows 8 Release Preview、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2
System Center 2012 SP1 CTP2 Virtual Machine Manager サーバーは、 Windows Server 2012 RCのみ実行可能です。すべての必要な要件は, 次のリンクからアクセスできるドキュメント「Virtual Machine Manager in System Center 2012 Service Pack 1 (SC2012SP1_VMM_CTP2.docx)」を参照: http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=254803.
Configuration Managerに必要な要件は次のリンクから確認することが可能です: http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=252950.
System Center 2012で新規にサポートされたオペレーティング システムに加え、その他のコンポーネントについては、Windows Server 2012 RCおよびSQL Server 2012をサポートします。 System Center 2012に関するサポートの詳細については、次のリンクを参照: http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=255218.
最後に、System Center 2012 Service Pack 1 CTP2に関するドキュメントについて、英語の情報しかありませんが以下のサイトからダウンロードすることが可能です。
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=30134
[参考]
- [DPM 2012] DPM 2012 SP1 における Hyper-V バックアップのロードマップ – Japan System Center Support Team Blog – Site Home – TechNet Blogs
http://blogs.technet.com/b/systemcenterjp/archive/2012/06/20/3504815.aspx
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