ODBC (Open DataBase Connectivity)は、データベースにアクセスするためのソフトウェアの標準仕様です。
主に、Windows上で設定する機会が多いものですが、32bit用のODBCデータソースと64bit用のODBCデータソースが存在します。
Windows Server 2008 R2でもそれぞれのODBCデータソースが標準搭載されていますが、管理ツールから見ると1つしかなく、起動すると見た目では判断することはできませんが64bit用のODBCデータ ソースが起動します。
※管理ツールのプロパティを見ると、リンク先は「%windir%system32odbcad32.exe」 (既定では、%windir%はC:Windows) です。
なお、32bit用のODBCデータ ソースを起動するには、「%windir%SysWOW64odbcad32.exe」から起動する必要がありました。
そのためWindows Server 2008 R2ではODBCデータ ソースの起動に苦労した面がありましたが、Windows Server 2012では、管理ツールから起動することが可能です。
これで、管理ツールから32bit用、64bit用で起動することができますね。
[参考]