System Center 2012 R2 – Data Protection Manager (SC 2012 R2 – DPM) の DPM 管理シェルは、PowerShell を用いたコマンドラインインタフェースです。
DPM 管理シェルは、デスクトップ上のアイコン、もしくはスタート画面の [DPM 管理シェル] を選択、クリックすることで起動することが可能です。
SC 2012 Service Pack1 RollUp 2 – DPM 以降と同様に、SC 2012 R2 – DPM の管理を目的として様々なコマンドレットが DPM 管理シェルに用意されていますが、 コマンドレットのヘルプについては、日本語の情報は公開されていません。
このヘルプ情報について、 「Get-Help」コマンドレットの -Full オプションを用いて実行した結果を編集、意訳しました。
この記事では、「Get-DPMDatasourceProtectionOption」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。
■名前
Get-DPMDatasourceProtectionOption
■概要
保護グループで指定したデータ ソースの種類のすべてのデータ ソースに関する保護オプションを返します。
■構文
Get-DPMDatasourceProtectionOption [-ProtectionGroup] <ProtectionGroup> -E14Options [<SwitchParameter>] [<CommonParameters>]
Get-DPMDatasourceProtectionOption [-ProtectionGroup] <ProtectionGroup> -ExchangeOptions [<SwitchParameter>] [<CommonParameters>] Get-DPMDatasourceProtectionOption [-ProtectionGroup] <ProtectionGroup> -FileSystem [<SwitchParameter>] [<CommonParameters>] |
■説明
Get-DatasourceProtectionOption コマンドレットは、保護グループで指定したデータ ソースの種類のすべてのデータ ソースに関する保護オプションを返します。
■パラメーター
-E14Options [<SwitchParameter>]
コマンドレットによって Exchange Server 2010 保護オブジェクトを返す必要があることを示します。
必須 | false |
位置 | named |
既定値 | none |
パイプライン入力を許可する | false |
ワイルドカード文字を許可する | false |
-ExchangeOptions [<SwitchParameter>]
後に続くオプションが Microsoft Exchange データ ソースのみに影響することを示します。
必須 | true |
位置 | name |
既定値 | none |
パイプライン入力を許可する | false |
ワイルドカード文字を許可する | false |
-FileSystem [<SwitchParameter>]
操作がファイル システム データ ソースで実行されることを示します。
必須 | false |
位置 | named |
既定値 | none |
パイプライン入力を許可する | false |
ワイルドカード文字を許可する | false |
-ProtectionGroup <ProtectionGroup>
保護グループの名前。
必須 | true |
位置 | 1 |
既定値 | false |
パイプライン入力を許可する | true (ByValue) |
ワイルドカード文字を許可する | false |
<CommonParameters>
このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、OutBuffer, PipelineVariable、および OutVariable。詳細については、about_CommonParameters を参照してください。
■入力
- 入力タイプは、コマンドレットへパイプすることができるオブジェクトのタイプです。
■出力
- 出力タイプは、コマンドレットが発行するオブジェクトのタイプです。
■メモ
- 詳細については、「Get-Help Get-DPMDatasourceProtectionOption -detailed」と入力してください。
- 技術情報については、「Get-Help Get-DPMDatasourceProtectionOption -full」と入力してください。
- Datasource
■エイリアス
- Get-DatasourceProtectionOption
■例
■関連するトピック
[参考]
- Cmdlet Reference (SC 2012 R2 – DPM)
http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh881679(v=sc.20).aspx - Get-DPMDatasourceProtectionOption (SC 2012 R2 – DPM)
http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh881589(v=sc.20).aspx - DPM 2012のDPM管理シェルで使用できるコマンドレット (Get-DPMDatasourceProtectionOption) について | 焦げlog
https://kogelog.com/2012/07/18/20120718-02/
コメント
[…] Get-DPMDatasourceProtectionOption (Get-DatasourceProtectionOption) […]