SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレット (Start-DPMLibraryRescan) について

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System Center 2012 R2 – Data Protection Manager (SC 2012 R2 – DPM) の DPM 管理シェルは、PowerShell を用いたコマンドラインインタフェースです。

DPM 管理シェルは、デスクトップ上のアイコン、もしくはスタート画面の [DPM 管理シェル] を選択、クリックすることで起動することが可能です。

SC 2012 Service Pack1 RollUp 2 – DPM 以降と同様に、SC 2012 R2 – DPM の管理を目的として様々なコマンドレットが DPM 管理シェルに用意されていますが、 コマンドレットのヘルプについては、日本語の情報は公開されていません。

このヘルプ情報について、 「Get-Help」コマンドレットの -Full オプションを用いて実行した結果を編集、意訳しました。

この記事では、「Update-DPMProtectionGroup」コマンドレットについて記載します (他のコマンドレットについては、「SC 2012 R2 – DPM の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレットについて」を参照)。

■名前

Start-DPMLibraryRescan

■概要

再スキャン ジョブをバックグラウンドで開始して、新しいライブラリまたは変更されているライブラリを識別します。

■構文

Start-DPMLibraryRescan [[-DPMServerName] <String>] [-Full [<SwitchParameter>]] [-JobStateChangedEventHandler <JobStateChangedEventHandler>] [<CommonParameters>]

Start-DPMLibraryRescan [[-DPMServerName] <String>] [-JobStateChangedEventHandler <JobStateChangedEventHandler>] -Quick [<SwitchParameter>] [<CommonParameters>]

Start-DPMLibraryRescan [[-DPMServerName] <String>] [-JobStateChangedEventHandler <JobStateChangedEventHandler>] -RefreshOnly [<SwitchParameter>] [<CommonParameters>]

■説明

Start-DPMLibraryRescan コマンドレットは、スキャンを開始して、新しいライブラリまたは変更されているライブラリを識別します。

■パラメーター

-DPMServerName <String>
DPM サーバーの名前。

必須 false
位置 1
既定値 none
パイプライン入力を許可する True (ByPropertyName)
ワイルドカード文字を許可する false

-Full [<SwitchParameter>]
ライブラリの完全再スキャンを実行することを示します。

必須 false
位置 3
既定値 none
パイプライン入力を許可する false
ワイルドカード文字を許可する false

-JobStateChangedEventHandler <JobStateChangedEventHandler>
JobStateChangedEventHandler を -Async パラメーターと一緒に使用すると、操作の状態をユーザーに通知することができます。これは、コマンドレットを使用した GUI の構築時に役立ちます。ただし、DPM 管理シェルの操作時には使用されません。

必須 false
位置 named
既定値 none
パイプライン入力を許可する false
ワイルドカード文字を許可する false

-Quick [<SwitchParameter>]
ライブラリのクイック再スキャンを実行することを示します。

必須 true
位置 named
既定値 none
パイプライン入力を許可する false
ワイルドカード文字を許可する false

-RefreshOnly [<SwitchParameter>]
データのみを更新することを示します。

必須 true
位置 named
既定値 none
パイプライン入力を許可する false
ワイルドカード文字を許可する false

<CommonParameters>
このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: Verbose、Debug、ErrorAction、ErrorVariable、WarningAction、WarningVariable、OutBuffer, PipelineVariable、および OutVariable。詳細については、about_CommonParameters を参照してください。

■入力

  • 入力タイプは、コマンドレットへパイプすることができるオブジェクトのタイプです。

■出力

  • 出力タイプは、コマンドレットが発行するオブジェクトのタイプです。
    • Job

■メモ

  • 詳細については、「Get-Help Start-DPMLibraryRescan -detailed」と入力してください。
  • 技術情報については、「Get-Help Start-DPMLibraryRescan -full」と入力してください。

■エイリアス

  • なし。

■例

例 1

&lt;br&gt;Start-DPMLibraryRescan -DPMServerName &quot;TestingServer&quot;&lt;br&gt;

このコマンドにより、TestingServer サーバー上でライブラリの再スキャンが開始されます。

■関連するトピック

 

[参考]

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