Microsoft が公開しているコンテンツの機械翻訳修正提案について

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Microsoft が公開しているコンテンツ (ドキュメント) は、量の多さや頻繁に行われるアップデートによって、そのすべてが翻訳 (日本語化) することが難しく、一部機械翻訳されているものがあります。

しかし、機械翻訳ゆえに文章が読み取れず、逆に原文を見たほうがよいといったことがありますが、機械翻訳された日本語の修正提案を出すことが可能です。

機械翻訳された日本語の修正提案方法については、以下の 2 種類があります。

  • Microsoft Translator : サポート技術情報 (KB) 内コンテンツの機械翻訳の修正提案をする場合
  • Translation Wiki : Technet ライブラリ、MSDN ライブラリ内コンテンツの機械翻訳の修正提案をする場合

Microsoft Translator について

Microsoft Translator は、日本語を含め世界の国内総生産 (GDP) の 95% 以上の言語をサポートしています。

Microsoft Translator は、クラウド ベースの API として提供され、SharePoint や Yammer、Word や Excel、PowerPoint などの Office 製品といった既存の Microsoft 製品やアプリケーション、サービスで使用することができます。

また、API (AJAX、HTTP、SOAP、OData、および Translator Web Widget) が提供されているため、独自のサービスに組み込むことが可能となっています。

Microsoft Translator を用いた機械翻訳の修正提案方法

※修正提案を行うためには Microsoft アカウントが必要となります。

以下の KB を例に記載します。

  1. 修正したい内容を選択し、[翻訳を改善します] をクリックします。
  2. 翻訳内容を修正し、[送信] をクリックします。

    既に修正されている場合には、以下のように表示されます。修正された内容をさらに修正するには [編集] を、編集された内容が適切な場合は [選択] を、翻訳内容が明らかに間違っている、不適切な場合は [報告] をクリックします。

Translation Wiki について

Translation Wiki は、Technet ライブラリ、および MSDN ライブラリ内で機械翻訳されたコンテンツ内の文章を手動で修正、提案することができるサービスです。

提案された内容はモデレーターによって確認され、最も適切な翻訳と判断された場合に承認、その文章が使用されている箇所にその提案内容が反映されます。

Translation Wiki を用いた機械翻訳の修正提案方法

※修正提案を行うためには Microsoft アカウントが必要となります。

以下の Technet ライブラリ内コンテンツを例に記載します。

  1. 修正したい内容を選択し、[翻訳の改善提案] をクリックします。
  2. 翻訳内容を修正し、[送信] をクリックします。

    既に修正されている場合には、以下のように表示されます。

  3. 修正依頼が正常に完了すると、以下のメッセージが表示されます。

Microsoft で使用されている用語を確認するには、以下のサイトにて検索、確認することが可能です。

また、Translation Wiki で承認されやすくする修正提案の記載方法については、以下のサイトが参考になります。

参考

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