この記事は、Technet ライブラリの System Center Configuration Manager のドキュメント、Supported operating systems for sites and clients for System Center Configuration Manager を日本語に意訳したものとなります (2016/04/29 時点、分量が多いので全 6 回に分けています)。
目次
- サイジングとスケール サポート数
- サイト システムの役割の前提条件 (今回の記事)
- System Center Configuration Manager サイト システム サーバーをサポートするオペレーティング システム
- System Center Configuration Manager コンソールをサポートするオペレーティング システム
- System Center Configuration Manager クライアントをサポートするオペレーティングシステム
- System Center Configuration Manager の高可用性オプション
2. サイト システムの役割の前提条件
Windowsコンピューターは、Configuration Manager サイト システム サーバーとしての使用をサポートするために特定の設定を要求します。
サイト データベース サーバーの SQL Server、もしくはソフトウェアの更新ポイントの Windows Server Update Services (WSUS) のような、いくつかの前提条件について、Configuration Manager のドキュメント ライブラリに直接記載されていない追加の前提条件や制限事項を識別するために、それらの製品マニュアルを参照してください。
メモ |
2016/01/12 に .NET 4.0、4.5、および 4.5.1 のサポートは終了しました。より詳細な情報は、support.microsoft.com の「Microsoft .NET Framework サポート ライフサイクル ポリシーの FAQ」を参照してください。 |
2.1. Windows Server 2012 以降のオペレーティング システムの前提条件
2.1.1. サイト サーバー – 中央管理サイトおよびプライマリ サイト
Windows Server の役割および機能 :
- .NET Framework 3.5 SP1 (もしくは 3.5 SP1 以降)
- .NET Framework 4.5.2
- RDC (Remote Differential Compression)
Windows ADK :
- 中央管理サイトもしくはプライマリ サイトをインストール、アップグレードする前に、インストール、アップグレードで要求される Configuration Manager のバージョンに対応する Windows ADK のバージョンをインストールする必要があります。
- Configuration Manager version 1511 は、Windows ADK の Win10 RTM (10.0.10240) バージョンを要求します。
- この要求に対する詳細な情報は、「System Center Configuration Manager でのエンタープライズ オペレーティング システムの管理」を参照してください。
Visual C++ 再頒布可能パッケージ :
- Configuration Manager は、サイト サーバーがインストールされたそれぞれのコンピューター上に Microsoft Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージ をインストールします。
- 中央管理サイトおよびプライマリ サイトは、適用可能な再頒布可能パッケージの x86 および x64 バージョンの両方を要求します。
2.1.2. サイト サーバー – セカンダリ サイト
Windows Server の役割と機能 :
- NET Framework 3.5 SP1 (もしくは3.5 SP1以降)
- .NET Framework 4.5.2
- RDC (Remote Differential Compression)
Visual C++再頒布可能パッケージ :
- Configuration Manager は、サイト サーバーがインストールされたそれぞれのコンピューター上に Microsoft Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージをインストールします。
- セカンダリ サイトは、x64 バージョンのみを要求します。
既定のサイト システムの役割 :
- 既定では、セカンダリ サイトに管理ポイントおよび配布ポイントをインストールします。
- セカンダリ サイト サーバーは、これらのサイト システムの役割の前提条件を満たしていることを確認します。
2.1.3. データベース サーバー
リモート レジストリ サービス :
- Configuration Manager サイトのインストール中に、リモート レジストリ サービスは、サイト データベースをホストするコンピューター上で有効にする必要があります。
SQL Server :
- 中央管理サイトもしくはプライマリ サイトをインストールする前に、サイト データベースをホストするサポートされている SQL Server のバージョンをインストールする必要があります。
- セカンダリ サイトをインストールする前に、サポートされる SQL Server のバージョンがインストール可能です。
- セカンダリ サイトのインストールの一部として、Configuration Manager に SQL Server Express をインストールする場合、コンピューターが SQL Server Express の要件を満たしている必要があります。
2.1.4. SMS プロバイダー サーバー
Windows ADK :
- SMS プロバイダーのインスタンスをインストールするコンピューターにインストール、アップグレードで要求される Configuration Manager のバージョンに対応する Windows ADK のバージョンが要求されます。
- Configuration Manager version 1511 は、Windows ADK の Win10 RTM (10.0.10240) バージョンを要求します。
- この要求に対する詳細な情報は、「System Center Configuration Manager でのエンタープライズ オペレーティング システムの管理」を参照してください。
2.1.5. アプリケーション カタログ Web サイト ポイント
Windows Server の役割と機能 :
- .NET Framework 3.5 SP1 (もしくは3.5 SP1以降)
- .NET Framework 4.5.2
- ASP.NET 4.5
IIS 構成 :
- HTTP 共通機能 :
- 既定のドキュメント
- 静的なコンテンツ
- アプリケーション開発 :
- ASP.NET 3.5 (および自動的に追加されるオプション)
- ASP.NET 4.5 (および自動的に追加されるオプション)
- .NET 拡張機能 3.5
- .NET 拡張機能 4.5
- セキュリティ :
- Windows 認証
- IIS 6 管理互換 :
- IIS 6 メタベース互換
2.1.6. アプリケーション カタログ Web サービス ポイント
Windows Server の役割および機能 :
- .NET Framework 3.5 SP1 (もしくは3.5 SP1以降)
- .NET Framework 4.5.2
- ASP.NET 4.5
- HTTP アクティブ化 (および自動的に追加されるオプション)
- ASP.NET 4.5
IIS 構成 :
- HTTP 共通機能 :
- 既定のドキュメント
- IIS 6 管理互換 :
- IIS 6 メタベース互換
- アプリケーション開発 :
- ASP.NET 3.5 (および自動的に追加されるオプション)
- .NET 拡張機能 3.5
- ASP.NET 4.5 (および自動的に追加されるオプション)
- .NET 拡張機能 4.5
コンピューターのメモリ :
- このサイト システムの役割をホストするコンピューターは、サイト システムの役割が要求を処理できるようにするために、コンピューターの使用可能メモリの最低 5% は空けておく必要があります。
- このサイト システムの役割が同じ要件の別のサイト システムの役割と併置される場合、このコンピューターに対するメモリの要件は増加しませんが、最低 5% の要件は維持されます。
2.1.7. 資産インテリジェンス同期ポイント
Windows Server の役割および機能 :
- .NET Framework 4.5.2
2.1.8. 証明書登録ポイント
Windows Server の役割および機能 :
- .NET Framework 4.5.2
- HTTP アクティブ化
IIS 構成 :
- アプリケーション開発 :
- ASP.NET 3.5 (および自動的に追加されるオプション)
- ASP.NET 4.5 (および自動的に追加されるオプション)
- IIS 6 管理互換 :
- IIS 6 メタベース互換
- IIS 6 WMI 互換
2.1.9. 配布ポイント
Windows Server の役割と機能 :
- RDC (Remote Differential Compression)
IIS 構成 :
- アプリケーション開発 :
- ISAPI 拡張
- セキュリティ :
- Windows 認証
- IIS 6 管理互換 :
- IIS 6 メタベース互換
- IIS 6 WMI 互換
PowerShell :
- Windows Server 2012 以降で、配布ポイントをインストールする前に PowerShell 3.0 もしくは 4.0 が要求されます。
Visual C++ 再頒布可能パッケージ :
- Configuration Manager は、配布ポイントをホストするそれぞれのコンピューター上に Microsoft Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージをインストールします。
- インストールされるバージョンは、コンピューターのプラットフォームに依存します (x86 もしくは x64)。
Microsoft Azure :
- 配布ポイントをホストするために Microsoft Azure のクラウド サービスを使用できます。
PXE もしくはマルチキャストのサポート :
- Windows 展開サービス (WDS) の役割をインストールおよび構成します。
メモ Windows Server 2012 以降を実行しているサーバー上に PXE もしくはマルチキャストをサポートするために配布ポイントを構成する場合、自動的に WDS のインストールおよび構成が行われます。 メモ 配布ポイント サイト システムの役割で、バックグラウンド インテリジェント転送サービス (BITS) は必要ではありません。配布ポイントのコンピューター上に BITS が構成されている場合、BITS を使用するクライアントによるコンテンツのダウンロードを効率化するために、配布ポイント コンピューター上の BITS は使用されません。
2.1.10. Endpoint Protection ポイント
Windows Server の役割と機能 :
- .NET Framework 3.5 SP1 (もしくは 3.5 SP1 以降)
2.1.11. 登録ポイント
Windows Server の役割と機能 :
- .NET Framework 3.5 (もしくは3.5 SP1以降)
- .NET Framework 4.5.2
このサイト システムの役割をインストールする際、Configuration Manager は .NET Framework 4.5.2 を自動的にインストールします。このインストールは、サーバーを再起動の保留状態にすることが可能です。.NET Framework による再起動が保留状態の場合、サーバーが再起動し、インストールが環境するまで、.NET アプリケーションは失敗します。- HTTP アクティブ化 (および自動的に追加されるオプション)
- ASP.NET 4.5
IIS 構成 :
- HTTP 共通機能 :
- 既定のドキュメント
- アプリケーション開発 :
- ASP.NET 3.5 (および自動的に追加されるオプション)
- .NET 拡張機能 3.5
- ASP.NET 4.5 (および自動的に追加されるオプション)
- .NET 拡張機能 4.5
- IIS 6 管理互換 :
- IIS 6 メタベース互換
コンピューターのメモリ :
- このサイト システムの役割をホストするコンピューターは、サイト システムの役割が要求を処理できるようにするために、コンピューターの使用可能メモリの最低 5 % は空けておく必要があります。
- このサイト システムの役割が同じ要件の別のサイト システムの役割と併置される場合、このコンピューターに対するメモリの要件は増加しませんが、最低 5% の要件は維持されます。
2.2.12. 登録プロキシ ポイント
Windows Server の役割と機能 :
- .NET Framework 3.5 (もしくは 3.5 SP1 以降)
- .NET Framework 4.5.2
このサイト システムの役割をインストールする際、Configuration Manager は .NET Framework 4.5.2 を自動的にインストールします。 このインストールは、サーバーを再起動の保留状態にすることが可能です。.NET Framework による再起動が保留状態の場合、サーバーが再起動し、インストールが環境するまで、.NET アプリケーションは失敗します。
IIS 構成 :
- HTTP 共通機能 :
- 既定のドキュメント
- 静的なコンテンツ
- アプリケーション開発 :
- ASP.NET 3.5 (および自動的に追加されるオプション)
- ASP.NET 4.5 (および自動的に追加されるオプション)
- .NET 拡張機能 3.5
- .NET 拡張機能 4.5
- セキュリティ :
- Windows 認証
- IIS 6 管理互換 :
- IIS 6 メタベース互換
コンピューターのメモリ :
- このサイト システムの役割をホストするコンピューターは、サイト システムの役割が要求を処理できるようにするために、コンピューターの使用可能メモリの最低 5 % は空けておく必要があります。
- このサイト システムの役割が同じ要件の別のサイト システムの役割と併置される場合、このコンピューターに対するメモリの要件は増加しませんが、最低 5% の要件は維持されます。
2.1.13. フォールバック ステータス ポイント
IIS構成 :
以下の追加項目を持つ既定の IIS 構成が必要です :
- IIS 6 管理互換 :
- IIS 6 メタベース互換
2.1.14. 管理ポイント
Windows Server の役割と機能 :
- .NET Framework 4.5.2
- BITS サーバー拡張 (および自動的に追加されるオプション)、もしくはバックグラウンド インテリジェント転送サービス (BITS) (および自動的に追加されるオプション)
IIS 構成 :
- アプリケーション開発 :
- ISAPI 拡張
- セキュリティ :
- Windows 認証
- IIS 6 管理互換 :
- IIS 6 メタベース互換
- IIS 6 WMI 互換
2.1.15. レポート サービス ポイント
Windows Server の役割と機能 :
- .NET Framework 4.5.2
SQL Server Reporting Services :
- レポート サービス ポイントをインストールする前に、SQL Server Reporting Services をサポートする、少なくとも 1 つの SQL Server のインスタンスをインストールおよび構成する必要があります。
- SQL Server Reporting Services で使用するインスタンスは、サイト データベースで使用する同一インスタンスとすることが可能です。
- 加えて、別の System Center 製品に SQL Server インスタンスの共有に対する制限がない場合に限り、別の System Center 製品と共有して、そのインスタンスを使用することが可能です。
2.1.16. サービス接続ポイント
Windows Server の役割と機能 :
- .NET Framework 4.5.2
このサイト システムの役割をインストールする際、Configuration Manager は .NET Framework 4.5.2 を自動的にインストールします。このインストールは、サーバーを再起動の保留状態にすることが可能です。.NET Framework による再起動が保留状態の場合、サーバーが再起動し、インストールが環境するまで、.NET アプリケーションは失敗します。
Visual C++ 再頒布可能パッケージ :
- Configuration Manager は、配布ポイントをホストするそれぞれのコンピューター上に Microsoft Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージ をインストールします。
- サイト システムの役割は、x64 バージョンを要求します。
2.1.17. ソフトウェアの更新ポイント
Windows Server の役割と機能 :
- .NET Framework 3.5 SP1 (もしくは3.5 SP1以降)
- .NET Framework 4.5.2
IIS 構成 :
既定の IIS 構成が必要です。
Windows Server Update Services :
- ソフトウェアの更新ポイントをインストールする前に、コンピューター上に Windows Server の役割である Windows Server Update Services をインストールする必要があります。
- 詳細な情報は、「System Center Configuration Manager でのソフトウェア更新プログラムの計画」を参照してください。
2.1.18. 状態移行ポイント
IIS 構成 :
既定の IIS 構成が必要です。
2.2. Windows Server 2008 および 2008 R2 の前提条件
Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 は、メインストリーム サポートは終了し、現在延長サポートになっています (詳細は、「マイクロソフト サポート ライフサイクル」を参照)。Configuration Manager のサイト システム サーバーとして、これらのオペレーティング システムの将来的なサポートに関する詳細な情報は、「System Center Configuration Manager から削除された機能と非推奨の機能」を参照してください。
以下のすべての .NET Framework 要件を適用します :
- サイト システムの役割をインストールする前に、Microsoft .NET Framework の完全バージョンをインストールします。例としては、「Microsoft .NET Framework 4 (Standalone Installer)」を参照してください。Microsoft .NET Framework Client Profile は、この要件を満たしていません。
以下のすべての Windows Commination Foundation (WCF) アクティブ化要件を適用します :
- WCF のアクティブ化は、サイト システム サーバーの .NET Framework Windows 機能の一部として構成可能です。例として、Windows Server 2008 R2 では、機能の追加ウィザードを実行して、追加の機能をサーバーにインストールします。[機能の選択] ページで、[NET Framework 3.5.1 の機能] を展開してから [WCF アクティブ化] を展開します。[HTTP アクティブ化] と [非 HTTP アクティブ化] の両方のチェック ボックスをオンにして、これらのオプションを有効にします。
2.2.1. サイト サーバー – 中央管理サイトおよびプライマリ サイト
.NET Framework :
- 3.5 SP1 (もしくは3.5 SP1以降)
- .NET Framework 4.5.2
Windows の機能 :
- RDC (Remote Differential Compression)
Windows ADK :
- 中央管理サイトもしくはプライマリ サイトをインストール、アップグレードする前に、インストール、アップグレードで要求される Configuration Manager のバージョンに対応する Windows ADK のバージョンをインストールする必要があります。
- Configuration Manager version 1511 は、Windows ADK の Win10 RTM (10.0.10240) バージョンを要求します。
- この要求に対する詳細な情報は、「System Center Configuration Manager でのエンタープライズ オペレーティング システムの管理」を参照してください。
Visual C++再頒布可能パッケージ :
- Configuration Manager は、それぞれのコンピューター上でサイト サーバーをインストールする場合にMicrosoft Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージをインストールします。
- 中央管理サイトおよびプライマリ サイトは、適用可能な再頒布可能パッケージの x86 および x64 バージョンの両方を要求します。
2.2.2. サイト サーバー – セカンダリ サイト
.NET Framework :
- 3.5 SP1 (もしくは 3.5 SP1 以降)
- .NET Framework 4.5.2
Visual C++ 再頒布可能パッケージ :
- Configuration Manager は、それぞれのコンピューター上でサイト サーバーをインストールする場合にMicrosoft Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージをインストールします。
- セカンダリ サイトは、x64 バージョンのみ要求します。
既定のサイト システムの役割 :
- 既定では、セカンダリ サイトは管理ポイントおよび配布ポイントをインストールします。
- セカンダリ サイト サーバーは、これらのサイト システムの役割の前提条件を満たしていることを確認します。
2.2.3. データベース サーバー
リモート レジストリ サービス :
- Configuration Manager サイトのインストール中に、リモート レジストリ サービスは、サイト データベースをホストするコンピューター上で有効にする必要があります。
SQL Server :
- 中央管理サイトもしくはプライマリ サイトをインストールする前に、サイト データベースをホストするサポートされている SQL Server のバージョンをインストールする必要があります。
- セカンダリ サイトをインストールする前に、サポートされる SQL Server のバージョンがインストール可能です。
- セカンダリ サイトのインストールの一部として、Configuration Manager に SQL Server Express をインストールする場合、コンピューターが SQL Server Express の要件を満たしている必要があります。
2.2.4. SMS プロバイダー サーバー
Windows ADK :
- SMS プロバイダーのインスタンスがインストールされているコンピューターは、インストール、アップグレードで要求される Configuration Manager のバージョンに対応する Windows ADK のバージョンをインストールする必要があります。
- Configuration Manager version 1511 は、Windows ADK の Win10 RTM (10.0.10240) バージョンを要求します。
- この要求に対する詳細な情報は、「System Center Configuration Manager でのエンタープライズ オペレーティング システムの管理」を参照してください。
2.2.5. アプリケーション カタログ Web サイト ポイント
.NET Framework :
- .NET Framework 4.5.2
IIS 構成 :
以下の追加項目を持つ既定の IIS 構成が必要です :
- HTTP 共通機能 :
- 静的なコンテンツ
- 既定のドキュメント
- アプリケーション開発 :
- ASP.NET (および自動的に追加されるオプション)
IIS がインストールされた、もしくは .NET Framework 4.5.2 がインストールされた後に再構成されたようなシナリオにおいて、明示的に ASP.NET バージョン 4.5を有効にする必要があります。例として、.NET Framework バージョン 4.0.30319 が実行している 64 ビット コンピューター上で、次のコマンドを実行します : %windir%\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319\aspnet_regiis.exe -i -enable
- ASP.NET (および自動的に追加されるオプション)
- セキュリティ :
- Windows 認証
- IIS 6 管理互換 :
- IIS 6 メタベース互換
2.2.6. アプリケーション カタログ Web サービス ポイント
.NET Framework :
- 3.5 SP1 (もしくは 3.5 SP1 以降)
- .NET Framework 4.5.2
Windows Communication Foundation (WCF) アクティブ化:
- HTTP アクティブ化
- 非 HTTP アクティブ化
IIS 構成 :
以下の追加項目を持つ既定の IIS 構成が必要です :
- アプリケーション開発 :
- ASP.NET (および自動的に追加されるオプション)
IIS がインストールされた、もしくは .NET Framework 4.5.2 がインストールされた後に再構成されたようなシナリオにおいて、明示的に ASP.NET バージョン 4.5を有効にする必要があります。例として、.NET Framework バージョン 4.0.30319 が実行している 64 ビット コンピューター上で、次のコマンドを実行します : %windir%\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319\aspnet_regiis.exe -i -enable
- ASP.NET (および自動的に追加されるオプション)
- IIS 6 管理互換 :
- IIS 6 メタベース互換
コンピューターのメモリ :
- このサイト システムの役割をホストするコンピューターは、サイト システムの役割が要求を処理できるようにするために、コンピューターの使用可能メモリの最低 5 % は空けておく必要があります。
- このサイト システムの役割が同じ要件の別のサイト システムの役割と併置される場合、このコンピューターに対するメモリの要件は増加しませんが、最低 5 % の要件は維持されます。
2.2.7. 資産インテリジェンス同期ポイント
.NET Framework :
- .NET Framework 4.5.2
2.2.8. 証明書登録ポイント
.NET Framework :
- .NET Framework 4.5.2
- HTTP アクティブ化
IIS 構成 :
以下の追加項目を持つ既定の IIS 構成が必要です :
- IIS 6 管理互換 :
- IIS 6 メタベース互換
- IIS 6 WMI 互換
2.2.9. 配布ポイント
IIS 構成 :
既定の IIS 構成、もしくはカスタム構成を使用することが可能です。カスタム IIS 構成を使用するために、以下の IIS オプションを有効にする必要があります :
- アプリケーション開発 :
- ISAPI 拡張
- セキュリティ :
- Windows 認証
- IIS 6 管理互換 :
- IIS 6 メタベース互換
- IIS 6 WMI 互換
カスタム IIS 構成を使用する場合、以下のような必要ではないオプションを削除することができます :
- HTTP 共通機能 :
- HTTP リダイレクト
- IIS 管理スクリプトおよびツール
Windows の機能 :
- RDC (Remote Differential Compression)
Visual C++ 再頒布可能パッケージ :
- Configuration Manager は、配布ポイントをホストするそれぞれのコンピューター上に Microsoft Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージをインストールします。
- インストールされるバージョンは、コンピューターのプラットフォームに依存します (x86 もしくは x64)。
Microsoft Azure :
- 配布ポイントをホストするために Microsoft Azure のクラウド サービスを使用できます。
PXE もしくはマルチキャストのサポート :
- Windows 展開サービス (WDS) の役割をインストールおよび構成します。
メモ Windows Server 2012 以降を実行しているサーバー上に PXE もしくはマルチキャストをサポートするために配布ポイントを構成する場合、自動的に WDS のインストールおよび構成が行われます。 メモ 配布ポイント サイト システムの役割で、バックグラウンド インテリジェント転送サービス (BITS) は必要ではありません。配布ポイントのコンピューター上に BITS が構成されている場合、BITS を使用するクライアントによるコンテンツのダウンロードを効率化するために、配布ポイント コンピューター上の BITS は使用されません。
2.2.10. Endpoint Protection ポイント
.NET Framework :
- .NET Framework 3.5 SP1 (もしくは 3.5 SP1 以降)
2.2.11. 登録ポイント
.NET Framework :
- 4.5.2
このサイト システムの役割をインストールする際、サーバーに .NET Framework のサポートされるバージョンがインストールされていない場合、Configuration Manager は .NET Framework 4.5.2 を自動的にインストールします。このインストールは、サーバーを再起動の保留状態にすることが可能です。.NET Framework による再起動が保留状態の場合、サーバーが再起動し、インストールが環境するまで、.NET アプリケーションは失敗します。
Windows Communication Foundation (WCF) アクティブ化 :
- HTTP アクティブ化
- 非 HTTP アクティブ化
IIS 構成 :
以下の追加項目を持つ既定の IIS 構成が必要です :
- アプリケーション開発 :
- ASP.NET (および自動的に追加されるオプション)
IIS がインストールされた、もしくは .NET Framework 4.5.2 がインストールされた後に再構成されたようなシナリオにおいて、明示的に ASP.NET バージョン 4.5を有効にする必要があります。例として、.NET Framework バージョン 4.0.30319 が実行している 64 ビット コンピューター上で、次のコマンドを実行します : %windir%\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319\aspnet_regiis.exe -i -enable
- ASP.NET (および自動的に追加されるオプション)
コンピューターのメモリ :
- このサイト システムの役割をホストするコンピューターは、サイト システムの役割が要求を処理できるようにするために、コンピューターの使用可能メモリの最低 5 % は空けておく必要があります。
- このサイト システムの役割が同じ要件の別のサイト システムの役割と併置される場合、このコンピューターに対するメモリの要件は増加しませんが、最低 5 % の要件は維持されます。
2.2.12. 登録プロキシ ポイント
.NET Framework :
- 4.5.2
このサイト システムの役割をインストールする際、サーバーに .NET Framework のサポートされるバージョンがインストールされていない場合、Configuration Manager は .NET Framework 4.5.2 を自動的にインストールします。このインストールは、サーバーを再起動の保留状態にすることが可能です。.NET Framework による再起動が保留状態の場合、サーバーが再起動し、インストールが環境するまで、.NET アプリケーションは失敗します。
Windows Communication Foundation (WCF) アクティブ化 :
- HTTP アクティブ化
- 非 HTTP アクティブ化
IIS 構成 :
以下の追加項目を持つ既定の IIS 構成が必要です :
- アプリケーション開発 :
- ASP.NET (および自動的に追加されるオプション)
IIS がインストールされた、もしくは .NET Framework 4.5.2 がインストールされた後に再構成されたようなシナリオにおいて、明示的に ASP.NET バージョン 4.5を有効にする必要があります。例として、.NET Framework バージョン 4.0.30319 が実行している 64 ビット コンピューター上で、次のコマンドを実行します : %windir%\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319\aspnet_regiis.exe -i -enable
- ASP.NET (および自動的に追加されるオプション)
コンピューターのメモリ :
- このサイト システムの役割をホストするコンピューターは、サイト システムの役割が要求を処理できるようにするために、コンピューターの使用可能メモリの最低 5 % は空けておく必要があります。
- このサイト システムの役割が同じ要件の別のサイト システムの役割と併置される場合、このコンピューターに対するメモリの要件は増加しませんが、最低 5 % の要件は維持されます。
2.2.13. フォールバック ステータス ポイント
IIS 構成 :
以下の追加項目を持つ既定の IIS 構成が必要です :
- IIS 6 管理互換 :
- IIS 6 メタベース互換
2.2.14. 管理ポイント
.NET Framework :
- 4.5.2
IIS 構成 :
既定の IIS 構成、もしくはカスタム構成を使用することが可能です。モバイル デバイスのサポートを有効にしている、それぞれの管理ポイントは、追加で ASP.NET の IIS 構成 (および 自動的に選択されるオプション) が必要になります。 IIS がインストールされた、もしくは .NET Framework 4.5.2 がインストールされた後に再構成されたようなシナリオにおいて、明示的に ASP.NET バージョン 4.5を有効にする必要があります。例として、.NET Framework バージョン 4.0.30319 が実行している 64 ビット コンピューター上で、次のコマンドを実行します : %windir%\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319\aspnet_regiis.exe -i -enable
カスタム IIS 構成を使用するために、以下の IIS オプションを有効にする必要があります :
- アプリケーション開発 :
- ISAPI 拡張
- セキュリティ :
- Windows 認証
- IIS 6 管理互換 :
- IIS 6 メタベース互換
- IIS 6 WMI 互換
カスタム IIS 構成を使用する場合、以下のような必要ではないオプションを削除することができます :
- HTTP 共通機能 :
- HTTP リダイレクト
- IIS 管理スクリプトおよびツール
Windows の機能 :
- BITS サーバー拡張 (および自動的に追加されるオプション)、もしくはバックグラウンド インテリジェント転送サービス (BITS) (および自動的に追加されるオプション)
2.2.15. レポート サービス ポイント
.NET Framework :
- 4.5.2
SQL Server Reporting Services :
- レポート サービス ポイントをインストールする前に、SQL Server Reporting Services をサポートする、少なくとも 1 つの SQL Server インスタンスをインストールおよび構成する必要があります。
- SQL Server Reporting Services で使用するインスタンスは、サイト データベースで使用する同一インスタンスとすることが可能です。
- 加えて、別の System Center 製品に SQL Server インスタンスの共有に対する制限がない場合に限り、別の System Center 製品と共有して、そのインスタンスを使用することが可能です。
2.2.16. サービス接続ポイント
.NET Framework :
- 4.5.2
このサイト システムの役割をインストールする際、サーバーに .NET Framework のサポートされるバージョンがインストールされていない場合、Configuration Manager は .NET Framework 4.5.2 を自動的にインストールします。 このインストールは、サーバーを再起動の保留状態にすることが可能です。.NET Framework による再起動が保留状態の場合、サーバーが再起動し、インストールが環境するまで、.NET アプリケーションは失敗します。
Visual C++ 再頒布可能パッケージ :
- Configuration Manager は、配布ポイントをホストするそれぞれのコンピューター上に Microsoft Visual C++ 2013 再頒布可能パッケージをインストールします。
- サイト システムの役割は、x64 バージョンを要求します。
2.2.17. ソフトウェアの更新ポイント
.NET Framework :
- 3.5 SP1 (もしくは 3.5 SP1 以降)
- .NET Framework 4.5.2
IIS 構成 :
既定の IIS 構成が必要です。
Windows Server Update Services :
- ソフトウェアの更新ポイントをインストールする前に、コンピューター上に Windows Server の役割である Windows Server Update Services をインストールする必要があります。
- 詳細な情報は、「System Center Configuration Manager でのソフトウェア更新プログラムの計画」を参照してください。
2.2.18. 状態移行ポイント
IIS 構成 :
既定の IIS 構成が必要です。
参考
- TechNet ライブラリ ホーム
https://technet.microsoft.com/library/aa991542 - System Center Configuration Manager のドキュメント
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/mt346023.aspx - System Center Configuration Manager のサポートされている構成
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/mt589499.aspx - Supported operating systems for sites and clients for System Center Configuration Manager
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/mt589738.aspx