2016/11/02 (現地時間) に Azure PowerShell v3.1.0 がリリースされました。
Micorosft Ignite 2016 開催中の突然のリリースだったので、色々と思う部分がありますが、Azure PowerShell v3.1.0 については、Microsoft Web Platform (WebPI) 経由や Github から直接 MSI ファイルをダウンロード、インストールすることが可能です。
インストール後は、バージョンが v3.1.0 となっていることが確認できます。
インストール後は、バージョンが v3.1.0 となっていることが確認できます。
リリース内容 (意訳)
Azure PowerShell 3.1.0 ンストーラー : link
ARM コマンドレッドに対する Gallery モジュール : link
Service Management (RDFE) のレガシー コマンドレットに対する Gallery モジュール : link
- ApiManagement
- SpecificationByUrl パラメーターによる API をインポートするときの Import-AzureRmApiManagementApi コマンドレットの修正
- New-AzureRmApiManagement による VirtualNetwork および追加リージョン内の ApiManagement サービス作成をサポート
- AzureBatch
- Get-AzureRmBatchSubscriptionQuotas コマンドレットから Get-AzureRmBatchLocationsQuotas に変更 (古いコマンドのエイリアスは作成済み)
- PSBatchSubscriptionQuotas 型から PSBatchLocationQuotas に変更 (プロパティの変更なし)
- Get-AzureRmBatchSubscriptionQuotas コマンドレットから Get-AzureRmBatchLocationsQuotas に変更 (古いコマンドのエイリアスは作成済み)
- Compute
- VMs、VMScaleSets および ContainerService の一覧に対するフォーマットのアップデート
- リスト操作を呼び出した場合の Get-AzureRmVM、Get-AzureRmVmss および Get-AzureRmContainerService の既定のフォーマットはテーブル形式ではありません
- VMScaleSet のオーバープロビジョン問題の修正
- VMScaleSet の overprovision プロパティに関する Computre クライアント ライブラリ (および Swagger) のバグのため、このプロパティが正しく表示されませんでした。
- VMScaleSets および ContainerService コマンドレットのよりよりパイプ シナリオ
- VMScaleSet および ContainerService は “ResourceGroupName” プロパティを持ち、Get コマンドから Delete / Update コマンドにパイプする場合、-ResourceGroupName は要求されません
- Generalized および Redeploy を持つ Set-AzureRmVM 用の別々のパラメーター セット
- 2分から 5秒以内に Get-AzureRmVMDiskEncryptionStatus コマンドレットの実行に掛かる時間を削減
- 複数のリソース グループに存在する VHD を使用するために Set-AzureRmVMDiskEncryptionStatus は許可します
- VMs、VMScaleSets および ContainerService の一覧に対するフォーマットのアップデート
- DataLakeAnalytics
- カタログ CRUD コマンドレットの追加 :
- 次のコマンドレットは、シークレット CRUD コマンドレットに置き換わりました。次のリリースではシークレット CRUD コマンドレットは削除されます。
- New-AzureRMDataLakeAnalyticsCatalogCredential
- Set-AzureRMDataLakeAnalyticsCatalogCredential
- Remove-AzureRMDataLakeAnalyticsCatalogCredential
- Get-AzureRMDataLakeAnalyticsCatalogItem に対する修正
- 無効な入力のためのより適切なエラー メッセージとサポート
- 一般的なヘルプの改善
- ジョブ操作に対するヘルプの明確化
- 誤字および正しくない例の修正
- DataLakeStore
- インポートおよびエクスポート データするコマンドレットの改善
- 複数のセッションが同じ ADLS アカウントをターゲットに多くのクライアント間で実行されている分散型ダウンロードのシナリオに対する大幅なパフォーマンスの増加
- アップロードとダウンロードの両方のシナリオのためのより良いエラー処理とメッセージ
- 完全な ファイアウォール ルール管理 CRUD
- 次のコマンドレットは、ADLS アカウントに対してファイアウォール ルールを管理するために使用することができます :
- Add-AzureRMDataLakeStoreFirewallRule
- Set-AzureRMDataLakeStoreFirewallRule
- Get-AzureRMDataLakeStoreFirewallRule
- Remove-AzureRMDataLakeStoreFirewallRule
- 次のコマンドレットは、ADLS アカウントに対してファイアウォール ルールを管理するために使用することができます :
- 完全な信頼された ID プロバイダー管理 CRUD
- 次のコマンドレットが ADLS アカウントに対して信頼できるアイデンティティ プロバイダーを管理するために使用することができます :
- Add-AzureRMDataLakeStoreTrustedIdProvider
- Set-AzureRMDataLakeStoreTrustedIdProvider
- Get-AzureRMDataLakeStoreTrustedIdProvider
- Remove-AzureRMDataLakeStoreTrustedIdProvider
- 次のコマンドレットが ADLS アカウントに対して信頼できるアイデンティティ プロバイダーを管理するために使用することができます :
- Account Encryption サポート
- 新しく作成されたADLS アカウントだけ暗号化を有効かするだけでなく、New-AzureRMDataLakeStoreAccount および Set-AzureRMDataLakeStoreAccount コマンドレットをそれぞれ使用して、既存のアカウントの暗号化を有効に暗号化することができます。
- インポートおよびエクスポート データするコマンドレットの改善
- HDInsight
- Spark のコンポーネント バージョンを指定するため、新しいコマンドレット
- Add-AzureRmHDInsightComponentVersion を用いて HDInsight Spark 2.0 クラスターの作成をサポートします
- Get-AzureRmHDInsightCluster は、Spark 2.0 クラスターのコンポーネント バージョンを返します
- 新しいコマンドレット
- Add-AzureRmHDInsightSecurityProfile
- Insights
- コマンドレットの将来の変更に関する、いくつかの警告 / 非推奨メッセージの追加
- Add-AzureRmAutoscaleSetting
- Get-AzureRmMetric
- Get-AzureRmMetricDefinition
- New-AzureRmAutoscaleRule
- Remove-AzureRmAlertRule
- Remove-AzureRmAutoscaleSetting
- Remove-AzureRmLogProfile
- Set-AzureRmDiagnosticSetting の新しいパラメーターの追加
- パラメーター WorkspaceId は OMS ワークスペース ID です。
- コマンドレットの将来の変更に関する、いくつかの警告 / 非推奨メッセージの追加
- MachineLearning
- Azure Machine Learning コミットメント プランに対するサポートの追加
- Get-AzureRmMLCommitmentAssociation
- Get-AzureRmMLCommitmentPlan
- Get-AzureRmMLCommitmentPlanUsageHistory
- Move-AzureRmMLCommitmentAssociation
- New-AzureRmMLCommitmentPlan
- Remove-AzureRmMLCommitmentPlan
- Update-AzureRmMLCommitmentPlan
- Azure Machine Learning コミットメント プランに対するサポートの追加
- Network
- Add-AzureRmVirtualNetworkPeering
- パラメーター AlloowGatewayTransit から AllowGatewayTransit に変更 (古いコマンドのエイリアスは作成済み)
- Fixed issue where UseRemoteGateway property was not being populated in the request to the server
- Get-AzureRmEffectiveNetworkSecurityGroup
- GetEffectiveNSG から応答がない場合の警告の追加
- EffectiveRoute のソース プロパティの追加
- Add-AzureRmVirtualNetworkPeering
- NotificationHubs
- 新しいコマンドレット
- New-AzureRmNotificationHubKey
- New-AzureRmNotificationHubsNamespaceKey
- 新しいコマンドレット
- OperationalInsights
- New-AzureRmOperationalInsightsWindowsPerformanceCounterDataSource コマンドレットの新しいパラメーターの追加
- UseLegacyCollector (スイッチ パラメーター) will enable collection of 32-bit legacy performance counters on 64-bit machines
- New-AzureRmOperationalInsightsAzureAuditDataSource から New-AzureRmOperationalInsightsAzureActivityLogDataSource に変更 (古いコマンドのエイリアスは作成済み)
- Get-AzureRmOperationalInsightsDataSource は、見つからなかった場合に例外をスローする代わりに null を返します。
- New-AzureRmOperationalInsightsComputerGroup は、コンピューター名をコンマ区切りで分けることによりシンプルにグループの定義をサポートします。
- New-AzureRmOperationalInsightsWindowsPerformanceCounterDataSource コマンドレットの新しいパラメーターの追加
- Profile
- Add-AzureRmAccount
- 次のコマンドが許可されるように、Credential パラメーターの位置を追加 : Add-AzureRmAccount (Get-Credential)
- SubscriptionId および SubscriptionName の更新されたパラメーター セットは互いに排他的
- Add-AzureRmAccount
- Resources
- ID による AAD のルックアップは Groups/ の代わりに GetObjectsByObjectId AAD グラフ 呼び出しを使用します
- これは、 CSP シナリオでグループのルックアップを有効にします
- Get 役割の割り当てロジックの必要でない AAD グラフ呼び出しの削除
- 必要な場合にのみ呼び出します
- パイプラインを通過したリソースの 1 つの削除に失敗した場合、Remove-AzureRmResource が例外をスローする問題の修正
- コマンドレットでリソースの 1 つの削除が失敗した場合、その結果として他のリソースの削除には影響しない
- ID による AAD のルックアップは Groups/ の代わりに GetObjectsByObjectId AAD グラフ 呼び出しを使用します
参考
- Azure/azure-powershell: Microsoft Azure PowerShell
https://github.com/Azure/azure-powershell - Releases – Azure/azure-powershell – GitHub
https://github.com/Azure/azure-powershell/releases - Azure PowerShell v3.0.0 がリリースされました | 焦げlog
https://kogelog.com/2016/10/04/20161004-01/
コメント
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