StorSimple Virtual Array Update 0.5 が公開されました

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Hyper-V および VMware 上の仮想マシンで動作する StorSimple Virtual Array (SSVA) のアップデート (Update 0.5) が公開されました。

Update 0.5 のバージョンは、「10.0.10290.0」となり、SSVA の仮想イメージも Update 0.5 に更新されています。

  • Hyper-V 2012 以上の VHDX
  • Hyper-V 2008 R2 以上の VHD
  • VMware 5.5 以上の VMDK

アップグレードは、Azure ポータルの StorSimple デバイス マネージャー経由、もしくは Microsoft Update カタログから KB4021576 をダウンロード、SSVA のローカル Web UI 経由で実施することが可能です。

Update 0.5 の更新内容 (意訳)

Update 0.5 の新機能

Update 0.5 は、主に不具合修正のビルドです。主な機能強化と不具合修正は次のとおり :

  • バックアップの回復性の改善
    このリリースには、バックアップの回復性を改善する修正。以前のリリースでは、特定の例外に対してのみバックアップが再試行されたが、このリリースでは、すべてのバックアップ例外が再試行され、バックアップの回復力が強化される。
  • ストレージ使用量の監視に関するアップデート
    2017年 6月 30日以降、StorSimple Virtual Device Series のストレージ使用量監視が廃止予定。これは、Update 0.4 以下を実行しているすべての Virtual Array の監視チャートに適用される。このアップデートには、Azure ポータルでのストレージ使用量監視の使用を継続するために必要な変更が含まれる。監視機能の使用を継続するには、この重要な更新プログラムを 2017年 6月 30日までにインストールする必要がある。

Update 0.5 で修正された問題

このリリースで修正された問題は、次のとおり :

  1. バックアップの回復性
    以前のリリースでは、特定の例外に対してのみバックアップが再試行されたが、このリリースには、すべてのバックアップ例外を再試行することによってバックアップをより回復性を高めるための修正が含まれる。
  2. 監視
    StorSimple 仮想デバイス シリーズのストレージ使用量の監視は、2017年 6月 30日で廃止予定。これは、StorSimple Virtual Array (1200 モデル) 上で実行される StorSimple デバイス マネージャ サービスの監視チャートに影響する。このリリースでは、2017年 6月 30日以降に Virtual Array でのストレージ使用量の監視を継続できるようにするための更新が含まれる。
  3. ファイル サーバー
    以前のリリースでは、ユーザーが誤って暗号化されたファイルを Virtual Array にコピーする可能性があった。このリリースでは、暗号化ファイルを Virtual Array へのコピーを許可しない修正が含まれる。更新前にデバイスに暗号化されたファイルが存在する場合、暗号化されたファイルがすべてシステムから削除されるまで、バックアップは失敗し続ける。

Update 0.5 における既知の問題

StorSimple Virtual Array における既知の問題 (過去のリリースであった問題も含む) は、次のとおり :

  1. Updates
    • 問題 :
      プレビュー リリースで作成された仮想デバイスは、サポートされている General Availability (GA) バージョンへの更新不可。
    • ワークアラウンド / コメント :
      これらの仮想デバイスは、ディザスタ リカバリ (DR) ワークフローを使用して、GA リリースにフェールオーバーする必要がある。
  2. プロビジョニング済みのデータ ディスク
    • 問題 :
      特定の指定されたサイズのデータ ディスクをプロビジョニングし、対応する StorSimple 仮想デバイスの作成後、データ ディスクを拡張および縮小不可。実施した場合、デバイスのローカル層にあるすべてのデータが消失する。
    • ワークアラウンド / コメント :
  3. グループ ポリシー
    • 問題 :
      デバイスがドメインに参加している際、グループ ポリシーを適用した場合にデバイスの動作に悪影響を及ぼすことがある。
    • ワークアラウンド / コメント :
      Virtual Array が Active Directory の独自の組織単位 (OU) にあり、グループ ポリシー オブジェクト (GPO) が適用されていないことを確認する必要がある。
  4. ローカル Web UI
    • 問題 :
      Internet Explorer の拡張セキュリティ機能 (IE ESC) を有効にした場合、[Troubleshooting] や [Maintenance] など、ローカル Web UI の一部のページが正しく動作しないことがある。また、これらのページ上のボタンも動作しないことがある。
    • ワークアラウンド / コメント :
      Internet Explorer の拡張セキュリティ機能を無効にする。
  5. ローカル Web UI
    • 問題 :
      Hyper-V 仮想マシンにて、Web UI のネットワーク インターフェイスは 10 Gbps のインターフェイスとして表示される。
    • ワークアラウンド / コメント :
      Hyper-V の動作が反映されており、仮想ネットワーク アダプターに対して常に 10 Gbps と表示されるため。
  6. 階層化ボリュームと共有
    • 問題 :
      StorSimple の階層化ボリュームを使用するアプリケーションのバイト範囲ロックは非サポート。バイト範囲ロックを有効にした場合、StorSimple の階層化機能は動作しない。
    • ワークアラウンド / コメント :
      推奨される方法 : アプリケーション ロジックでバイト範囲ロックを無効にする。
      階層化ボリュームではなく、ローカル固定ボリュームにアプリケーションのデータを配置する。
      注 : ローカル固定ボリュームを使用、かつバイト範囲ロックを有効にした場合、復元が完了する前でもローカル固定ボリュームがオンラインになる場合がある。 この場合、復元中であれば、復元が完了するまで待機する必要がある。
  7. 階層化共有
    • 問題 :
      複数の大きなファイルを処理した際、階層化に時間がかかる可能性がある。
    • ワークアラウンド / コメント :
      複数の大きなファイルを処理する際、最も大きなファイル サイズを共有サイズの 3% 未満であることを推奨。
  8. 共有の使用量
    • 問題 :
      共有にデータが存在している場合でも、共有の使用量が表示される (共有の使用済み容量にメタデータが含まれているため)。
    • ワークアラウンド / コメント :
  9. ディザスタ リカバリー
    • 問題 :
      ファイル サーバーのディザスタ リカバリは、ソース デバイスと同じドメインに対してのみ実行可能。別のドメインのターゲット デバイスに対するディザスタ リカバリは、非サポートとなる。
    • ワークアラウンド / コメント :
      今後のリリースで実装予定。詳細な情報は、Failover and disaster recovery for your StorSimple Virtual Array を参照。
  10. Azure PowerShell
    • 問題 :
      Azure PowerShell を用いた StorSimple 仮想デバイスの管理不可。
    • ワークアラウンド / コメント :
      仮想デバイスの管理は、Azure ポータルおよびローカル Web UI を用いて行う必要がある。
  11. パスワードの変更
    • 問題 :
      Virtual Array デバイス コンソールは、en-US キーボード形式の入力のみを許可。
    • ワークアラウンド / コメント :
  12. CHAP
    • 問題 :
      作成した CHAP 資格情報の削除不可。CHAP 資格情報を変更する場合、変更を有効にするためにボリュームをオフラインにしてからオンラインにする必要がある。
    • ワークアラウンド / コメント :
      今後のリリースで対応予定。
  13. iSCSI サーバー
    • 問題 :
      iSCSI ボリュームに表示される ‘使用済みストレージ’ は、StorSimple Manager サービスと iSCSI ホストで異なる場合がある。
    • ワークアラウンド / コメント :
      iSCSI ホストはファイルシステム ビューがある。デバイスでは、ボリュームが最大サイズのときに割り当てられるブロックを認識する。
  14. ファイル サーバー
    • 問題 :
      フォルダ内のファイルに関連付けられている代替データ ストリーム (ADS) がある場合、ADS のディザスタ リカバリ、クローン、および項目レベルの回復によるバックアップ、もしくは復元不可。
    • ワークアラウンド / コメント :
  15. ファイル サーバー
    • 問題 :
      シンボリック リンクは、サポートしない。
    • ワークアラウンド / コメント :
  16. ファイル サーバー
    • 問題 :
      StorSimple Virtual Array ファイル サーバーにコピーまたは格納すると、Windows 暗号化ファイル システム (EFS) によって保護されたファイルは、サポートされていない構成となる。
    • ワークアラウンド / コメント :

参考