Update 1705 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview が公開されました

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2017/06/02 (現地時間) に Update 1705 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview が公開された旨のアナウンスがありました。

Update 1705 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview の機能について、以下の Microsoft Docs サイトに記載があります (英語)。

Update 1705 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview を利用するためには、Configuration Manager コンソールから利用可能となっています。

なお Update 1705 にアップデートするには、TechNet Evaluation Center からダウンロード可能な Configuration Manager Technical Preview branch のベースライン バージョンから version 1703 にアップデートした後となります。

なお、フィードバックの提供、もしくはこの Technical Preview に含まれる機能の問題を報告する場合には Connect サイトに、将来のアップデートで検討したい新しい機能や拡張機能に関しては、Configuration Manager UserVoice サイト (Configuration Manager UserVoice site) に投稿して欲しいとのことです。

Update 1705 から追加された新機能および機能改善内容抜粋 (意訳)

Update 1705 に含まれる、新しい Preview 機能は次のとおり :

Configuration Manager コンソール

  • 高 DPI コンソール サポート : このリリースでは、Configuration Manager コンソールが高 DPI デバイス(Surface Book など)で表示された際に UIのさまざまな部分を拡大して表示する方法に関する問題を修正。

アプリケーション ライフサイクルとコンテンツ

  • クライアント ピア キャッシュ用のネットワーク アクセス アカウント (NAA) 要件の削除 : 今回のリリースでは、ピア キャッシュ ソース コンピューターが NAA を使用したピアからのダウンロード要求を認証しなくなるよう、NAA 要件を削除。

クライアントとユーザーの発見

  • Azure Active Directory (AD) オンボーディング : Configuration Manager と Azure AD 間の接続を作成。Configuration Manager クライアントを Azure AD ID でインストールして登録する。Azure Active Directory のデバイスとユーザー ID で認証する機能を有効にするために、管理ポイントのような Configuration Managerオンプレミスサービス、もしくはクラウド管理ゲートウェイのようなクラウド サービスを有効にする。 Azure AD を使用すると、デバイスは HTTPS のクライアント認証証明書を必要しない。
  • Azure Active Directory (AD) ユーザーの発見 : Azure AD からユーザー オブジェクトの発見が利用可能に。

ソフトウェア アップデートとコンプライアンス

  • Configure and deploy Windows Defender Application Guard policies : Windows Defender アプリケーション ガード ポリシーを作成、Windows 10 クライアントに展開することで、信頼できない Web サイトをセキュリティ保護されたコンテナーで開くことによってユーザーを保護。
  • Improved end user experience for Office Updates : トースト通知とビジネス バーの通知の改善、およびカウントダウン機能の強化など、Offic eアップデートのエンド ユーザー エクスペリエンスが向上。

コア インフラストラクチャ

  • Configuration Manager アップデート リセット ツール : コンソール アップデートをダウンロードしたり複製したりする際に問題が発生した場合、コンソール アップデートをリセットして再起動するための新しいツールを追加
  • SQL Always On 非同期コミット モードのレプリカ サポート : Configuration Managerは、ディザスタ リカバリー シナリオで非同期コミット モードで実行される SQL Always On セカンダリ レプリカをサポート。
  • Azure サービス ウィザードに Operations Management Suite (OMS) を追加 : Azure サービス ウィザードを使用して、Configuration Managerを OMS の Log Analytics に接続し、デバイス コレクション データを同期させることが可能。

参考

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