Azure IaaS VM の Dv3 および Ev3 シリーズが GA しました

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2017/07/13 (現地時間) に新しい Azure IaaS VM として、Dv3 および Ev3 シリーズが GA した旨のアナウンスがありました。

現時点 (2017/07/21) で利用可能なリージョンは以下となり、日本 (東日本、西日本) リージョンなど他リージョンについては、今後対応予定となっています。

  • US
    • East US (米国東部)
    • West US 2 (米国西部 2)
  • Europe
    • West Europe (ヨーロッパ西部)
  • Asia Pacific
    • Southeast Asia (東南アジア)

高メモリ D シリーズ (D11-D14) については、Ev3 シリーズとして名称が変更になっています。なお、各 Dv3 および Ev3 シリーズのインスタンス サイズについては、上記サイトにも記載がありますが、以下となっています。
※表示されている価格は、West US 2 (米国西部 2) リージョンとなります。

Dv3 および Ev3 インスタンスの特徴として、割り当てられる仮想 CPU が「Hyper-Threading」となり、従来の Dv2 インスタンスよりも最大 28 % 価格を低減しています。また、Windows Server 2016 の機能である「Nested Virtualization」も Dv3 および Ev3 シリーズのインスタンスで利用可能となっています。

なお、E4sv3 インスタンスで確認していますが (Sysinternals SuiteCoreinfo を使用)、仮想 CPU が 4つ見えますが、実際には「Hyper-Threading」であること、「Nested Virtualization」の前提となる VT-x/EPT テクノロジが有効になっていることを確認できます。

おまけ (D3v2 と D4v3 との比較)

D3v2 インスタンス D4v3 インスタンス

参考

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