Azure VM を作成する際に設定するユーザー名について

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Azure VM を作成する際、ローカル アカウントを作成 (デプロイ) するために使用する管理者のユーザー名を設定する必要があります。

ユーザー名については、Azure の Windows VM に関する FAQ

『VM を作成する際のユーザー名の要件は何ですか。』項にも記載がありますが、最大 20文字を超えないこと、かつ末尾を句点 (“.”) にしないこと、また “administrator” や “root” など予約語以外の文字列にする、などの制約があります。

制約に違反した場合は、以下のメッセージが表示され設定することはできません。

また、Windows OS、Linux OS の Azure VM をデプロイする際、設定可能な文字に以下の制限があります。

  • Windows OS の場合

  • Linux OS の場合

なお制限にかかっていない場合、特殊文字が含まれていても、以下のとおりチェックは OK となりますが、問題なくデプロイが完了、ログインができるのか気になったので確認してみました。

検証結果

Windows OS

  • 特殊文字の場合
    デプロイが正常に完了、問題なく RDP 接続できています。

  • 2バイト文字 (ひらかな) の場合
    デプロイが正常に完了、一旦 Azure VM 管理ブレードの [パスワードのリセット] を行う必要がありましたが、RDP 接続することを確認しています。
  • 2バイト文字 (漢字) の場合
    デプロイが正常に完了、一旦 Azure VM 管理ブレードの [パスワードのリセット] を行う必要がありましたが、RDP 接続することを確認しています。
  • 1バイト文字 (半角カタカナ) の場合
    デプロイが正常に完了、一旦 Azure VM 管理ブレードの [パスワードのリセット] を行う必要がありましたが、RDP 接続することを確認しています。

Linux OS

  • 特殊文字の場合
    デプロイに失敗しました。
  • 2バイト文字 (ひらかな) の場合
    デプロイに失敗しました。
  • 2バイト文字 (漢字) の場合
    デプロイに失敗しました。
  • 1バイト文字 (半角カタカナ) の場合
    デプロイに失敗しました。

まとめ

設定するユーザー名に特殊文字が含まれているがチェックは OK となっている場合でも、デプロイに失敗するケースがあります (特に Linux OS)。

これは、OS 側で設定されたユーザー名を許可していないことが原因と思われますが、デプロイに成功、ログインできた場合でも使用するアプリケーションやサービスによっては動作しない恐れがあるため、特別な事情がない限り特殊文字は使用せず、デプロイする OS で使用可能な文字を確認するのがよいかと思います。

参考