VMware PowerCLI 6.5.2 以降のインストールが PowerShell Gallery 経由のみになりました

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VMware PowerCLI は、ESXi など vSphere 環境の管理 (VM の作成/起動/停止といった操作) を Windows PowerShell 上で実行、動作することができるコマンドライン インターフェースです。

これまで VMware PowerCLI は MSI (Microsoft Software Installer) 形式の実行ファイルを提供してきましたが、PowerCLI 6.5.1 より PowerShell Garallry 経由によるインストールが可能になり、先日提供が開始された PowerCLI 6.5.2 では、MSI 形式の提供は廃止され、PowerShell Garallry 経由によるインストールとなりました。

MSI 形式の提供を廃止した理由として、リリース期間の短縮やより新しい機能やバグ フィックスをタイムリーに提供するためのようです (実際、6.5.1 から 6.5.2 までのリリース期間は従来の半分に短縮)。

インストール手順については、他の PowerShell モジュールをインストール、インポートするのとほとんど同じですが、備忘録として纏めてみました (要インターネット接続)。

PowerShell Gallery を経由した VMware PowerCLI のインストールについて

PowerShell 5.0 が搭載されている Windows OS (Windows 10, Windows Server 2016) をベースに記載しています。PowerShell 3.0 もしくは 4.0 が搭載されている Windows OS (Windows 7/8/8.1、Windows Server 2008 R2/2012/2012 R2) については、事前に Microsoft Download Center から PackageManagement PowerShell Modules をダウンロード、インストールしておく必要があります。

また、MSI 形式の VMware PowerCLI がインストールされている場合には、アンインストールする必要があります。

インストール手順

  1. 管理者権限で Windows PowerShell を起動します。
  2. 以下のコマンドを入力、実行し、利用可能な VMware PowerCLI (VMware.PowerCLI モジュール) のバージョンを確認します。

     Find-Module -Name VMware.PowerCLI -AllVersions | Format-Table -AutoSize 

  3. 以下のコマンドを入力、実行し、最新版 (ここでは、6.5.2.6268016) の VMware.PowerCLI モジュールをインストールします。このとき、モジュール入手先であるリポジトリ PSGallery の InstallationPolicy の値が「Trusted」(信頼済み) でない場合、実行の確認を促されるので、「y」を入力します。

     Install-Module -Name VMware.PowerShell 

    インストールの完了後、以下のコマンドを入力、実行することで、VMware.PowerCLI モジュールを含む、動作するのに必要な各モジュールを確認することができます。

     Get-Module -Name VMware* -ListAvailable | Format-Table -AutoSize 


    また、何かしらの理由で過去のバージョンをインストールする場合には、以下のように -RequiredVersion パラメーターを用います (ここでは、「6.5.1.5377412」を指定)。

     Install-Module -Name VMware.PowerCLI -RequiredVersion 6.5.1.5377412 

  4. 以下のコマンドを入力、実行することで、VMware.PowerCLI モジュールがインポートされ、VMware PowerCLI のコマンドが利用可能となります。

     Import-Module VMware.PowerCLI 

なお、以下 VMware 社の以下ブログにも記載されていますが、ショートカットを作成することで上記手順 4. を実行することなく、VMware PowerCLI のコマンドが利用可能な Windows PowerShell コンソールを起動することが可能となります。

  • リンク先 : C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe -noe -c “Import-Module VMware.PowerCLI”
  • 作業フォルダー : C:\
  • ショートカット キー : なし
  • 実行時の大きさ : 通常のウィンドウ
  • コメント : VMWare PowerCLI

作成したショートカットを用いて起動すると、以下のように表示されます。

VMware PowerCLI のアンインストールについて

VMware PowerCLI をアンインストールするには、インストールされたモジュールすべてを削除する必要があります。各モジュールで依存関係があるため、削除の順番には注意が必要となります。

また、VMware.PowerCLI モジュールがインポートされている場合、アンインストールすることができないため、Windows PowerShell コンソールを一旦終了、再度起動する必要があります。

アンインストール手順

  1. 管理者権限で Windows PowerShell を起動します。
  2. 以下のコマンドを入力、実行し、VMware.PowerCLI モジュールを含む、各モジュールをアンインストールします。

    Uninstall-Module -Name VMware.PowerCLI
    Uninstall-Module -Name VMware.DeployAutomation
    Uninstall-Module -Name VMware.VumAutomation
    Uninstall-Module -Name VMware.VimAutomation.vROps
    Uninstall-Module -Name VMware.VimAutomation.PCloud
    Uninstall-Module -Name VMware.VimAutomation.Cloud
    Uninstall-Module -Name VMware.VimAutomation.Vds
    Uninstall-Module -Name VMware.VimAutomation.StorageUtility
    Uninstall-Module -Name VMware.VimAutomation.Storage
    Uninstall-Module -Name VMware.VimAutomation.Srm
    Uninstall-Module -Name VMware.VimAutomation.License
    Uninstall-Module -Name VMware.VimAutomation.HorizonView
    Uninstall-Module -Name VMware.VimAutomation.HA
    Uninstall-Module -Name VMware.ImageBuilder
    Uninstall-Module -Name VMware.VimAutomation.Core
    Uninstall-Module -Name VMware.VimAutomation.Cis.Core
    Uninstall-Module -Name VMware.VimAutomation.Common
    Uninstall-Module -Name VMware.VimAutomation.Sdk
    

参考

コメント

  1. 素晴らしい記事です。参考になりました。ありがとうございます!