Azure Stack Development Kit (Build 20170928.3) がリリースされました

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2017/10/10 (現地時間) に Azure Stack Development Kit (ASDK) の最新版である Build 20170928.3 がリリースされた旨アナウンスがありました。

Azure Stack Development Kit Downloader からも Build 20170928.3 になっていますね。

ASDK Build 20170928.3 の公開に伴い、リリースノートも Build 20170627.1 から Build 20170928.3 の内容に変更されています。

Microsoft Azure Stack Development Kit – Build 20170928.3 について(意訳)

既知の問題

展開

  • 展開中、IPアドレスを用いてタイム サーバーを指定する必要があります。

ポータル

  • ポータル上で空のダッシュボードが表示されることがあります。ダッシュボードを復元するには、ポータルの右上にある歯車を選択、”既定の設定に戻す” を選択します。
  • テナントは、サブスクリプションなしですべての Marketplace を閲覧することができ、計画やオファーなどの管理項目が表示されます。これらの項目はテナントでは機能しません。
  • リソース グループ ブレード上で “移動” ボタンは無効化されています。これは予期した動作であり、リソース グループをサブスクリプション間で移動させることは、現時点ではサポートされていません。
  • Azure Stack ポータルを使用してサブスクリプションへのアクセス許可を表示することはできません。回避策として、Powershell を使用して権限を確認することが可能です。
  • Azure Stack Development Kit の登録を促すアラートが表示されます。これは、予期された動作です。

サービス

  • 仮想マシン スケール セットを作成するための marketplace はありませんが、テンプレートを使用して作成することができます。
  • ポータルを介してロード バランサーをバックエンド ネットワークに関連付けることはできません。このタスクは、PowerShell もしくはテンプレートを使用して完了することができます。
  • VM 可用性セットは、1つの障害ドメインと 1つの更新ドメインでのみ構成可能です。
  • サブスクリプション内で最初の Azure Function を作成する前に、テナントで Storage リソース プロバイダーを登録する必要があります。
  • テナントのサブスクリプションを削除してしまうと、孤立したリソースになります。この問題を回避するには、まずテナント リソースもしくはリソース グループ全体を削除した後、テナント サブスクリプションを削除します。
  • ネットワーク ロード バランサーを作成する際、NAT ルールを作成する必要があります。ロード バランサーの作成後に NAT ルールを追加しようとするとエラーが発生します。
  • テナントには、geo 冗長ストレージを持つ仮想マシンを作成するオプションが用意されています。この構成の場合、仮想マシンの作成が失敗します。
  • テナントで新しい SQL もしくは MySQL SKU でデータベースを作成する際、最大 1時間かかる場合があります。
  • リソース プロバイダーによって実行されない SQL および MySQL ホスティング サーバー上に直接アイテムの作成はサポートされていないため、状態が不一致になる場合があります。
  • Infrastructure Backup ブレードを使用することはできません。

ファブリック

  • Compute リソース プロバイダーが、”不明な状態” と表示されます。
  • BMC の IP アドレスとモデルは、Scale Unit ノードの必要な情報に表示されません。これは、Azure Stack Development Kit で予期された動作です。

参考

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