Update Rollup 21 for Azure Site Recovery が公開されました

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Azure Site Recovery (ASR) の更新プログラムである Update Rollup 21 for Azure Site Recovery が公開 (KB4051380) されました。

Azure Site Recovery には、大きく分けて「Hyper-V ベース (SCVMM 含む)」向け、および「VMware ベース (物理、他仮想化/他クラウド基盤含む)」向けの 2 種類のインストーラーが存在します。

  • Microsoft Azure Site Recovery Provider (version 5.1.2700.0)
    気にする必要ないと思いますが、KBKB4051380 では「5.1.2700.1」と記載されているのに対して、ダウンロードできたファイル バージョンは「5.1.2700.0」でした。
  • Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup (VMware to Azure) (バージョン 9.12.4653.1)

KB4051380 に記載されている修正内容について、以下の 3項目それぞれに対して、追加のサポートや問題の修正が行われています。

  • Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup
  • Mobility Service
  • Microsoft Azure Site Recovery (サービス側の修正)

Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup

機能の改善

  • Configuration server とスケールアウト Process server を Windows 2016 Server 上にインストールできるようになりました。

問題の修正

  • パフォーマンス問題について、改善および修正しました。

Mobility Service

機能の改善

  • Support for VMware 仮想マシンと物理サーバー  上の Windows Server 2016 (Server Core と Server with Desktop Experience) をサポートしました (Azure 仮想マシンは既にサポート済)。
    注 : 保護されたインスタンスを別バージョンの Windows Server から Windows Server 2016 にアップグレードすることはサポートされていません。保護されたインスタンスを別バージョンの Windows Server から Windows Server 2016 にアップグレードする場合、インスタンスの保護を無効にし、アップグレード後に再度保護する必要があります。
  • 保護の有効化と再保護ワークフローでは、新しいバージョンが構成サーバーで使用可能な場合、モビリティ サービスは更新されません。
  • クローン化された仮想マシンの保護をサポートします。元の仮想マシンの既存のレプリケーションに影響を与えずにクローン化された仮想マシンを保護できるようになりました。

問題の修正

  • 回復ポイントを生成するのに 10分以上掛かる場合、アプリケーション一貫性回復ポイントの生成が断続的にタイムアウトしした。最適化として、アプリケーション一貫性のある回復ポイント生成のプロセスで実行され、問題を回避します。

Microsoft Azure Site Recovery (サービス側の修正)

機能の改善

  • Azure-to-Azure リージョンのディザスタ リカバリで無効なレプリケーションをより回復性あるものにする修正を行いました。ソース仮想マシンが利用できない場合でも、失敗することなくレプリケーションを無効にすることができます。
  • Azure VM レプリケーション シナリオで “再保護” の有効後、完全なディスク転送ではなく、増分ディスクの変更だけが DR リージョンからソース リージョンに転送されます。
  • より高度な検出アルゴリズムを使用して、vCenter の検出時間を短縮します。
  • 切断状態の vCenter を削除できるよう、問題を修正しました。
  • 現在、Azure 仮想マシン エクスペリエンスに Azure Site Recovery (ASR) が組み込まれているため、Azure 仮想マシンに対してワンクリックで複製を設定できます (現時点では、プレビュー)。詳細については、この Microsoft Azure 記事 (https://aka.ms/a2a-getting-started) を参照してください。
  • 最大 4,095GB のデータ ディスク、および最大 2,048GBのシステム ディスクのディスク サイズを持つ仮想マシンに対して、DR と Azure リージョン間のサポートを追加しました。

更新情報

これらの問題を解決するために、Microsoft Download Center から次の利用可能なファイルをダウンロードします :

Microsoft サポート ファイルをダウンロードするための詳細な情報は、次の Microsoft サポート技術情報を参照してください :

マイクロソフトでは、このファイルのウイルス スキャンを行っています。また、ファイルが公開された日付で入手可能な最新のウイルス検出ソフトウェアを使用しています。加えて、このファイルはセキュリティが強化されたサーバーに格納されており、許可されていないファイルの変更を防止しています。

前提条件

Microsoft Azure Site Recovery Provider Update Rollup 21 (バージョン 5.1.2700.0) にバージョンアップするには、次のそれぞれのバージョンがインストールされている必要があります :

  • Microsoft Azure Hyper-V Recovery Manager (バージョン 3.4.486 以降)
  • Microsoft Azure Site Recovery Hyper-V Provider (バージョン 4.6.660 以降)
  • Microsoft Azure Site Recovery Provider (バージョン 5.1.1000 以降)

Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup Update Rollup 21 (バージョン 9.12.4653.1) にバージョンアップするには, 次のバージョンがインストールされている必要があります :

  • Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup (VMware to Azure) (バージョン 9.0.xxxx.x 以降)
    ※KB4051380 には、バージョン 9.9.xxxx.x 以降の記載もあり

注 : コントロール パネルの [プログラムと機能] からインストールされているバージョンを確認することができます。

再起動の情報

System Center Virtual Machine Manager がインストールされているコンピューター、もしくは Hyper-V サーバー上でこの更新プログラムを適用しても、システムの再起動は必要はありません。

このアップデートでは、更新プロセス中に System Center Virtual Machine Manager サービスを自動的に停止、再起動します。

Configuration Server と保護されたサーバーの場合、この更新プログラムの適用後、再起動が必要になります。

参考