Azure 上で Windows Server 2016, version 1709 が利用可能になりました

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2017/11/01 (現地時間) に Ignite 2017 で発表、2017/10 に利用可能になった Windows Server 2016, version 1709 が Azure 上で利用可能になった旨のアナウンスがありました。

Windows Server, version 1709 については、Azure Marketplace 上からデプロイすることができ、イメージは Server Core ベース、コンテナーありとなしの 2つが提供されています。

コンテナーなし コンテナーあり

Server with Desktop については、既にアナウンスがされていますが、Windows Server 2016, version 1709 が利用可能なインストールオプションが半期チャネル (Semi-Annual Channel) の Nano Server と Server Core のみのため、現状利用することはできません。

Azure PowerShell から確認すると、Windows Server 2016, version 1709 のイメージを確認することができます。Offer に「WindowsServerSemiAnnual」が追加されており、その中にイメージ (Skus) が 2つ (Datacenter-Core-1709-smalldisk と Datacenter-Core-1709-with-Containers-smalldisk) ある感じになっています。

ちなみに、Offer が「WindowsServer」内の Skus は以下の図のとおりになっています。

試しにコンテナーありのイメージをデプロイ、バージョンを確認すると「10.0.16299.19」となっていることが確認できます。なお、C ドライブのディスク サイズは smalldisk (30 GB : 表示上は 29 GB) のサイズになっていますが、その際のバージョン表記は「10.0.16299.15」となっていました。

また、コンテナー イメージは既に組み込まれており、その際のバージョンは Server Core、Nano Server ともに「10.0.16299.15」となっています。加えて、docker コマンドから最新の Server Core、Nano Server のコンテナー イメージをダウンロードすることができますが「10.0.14393.1770」となっていたため、Windows Server 2016, version 1709 のコンテナー イメージを展開する際はタグ「1709」をつけると良いでしょう。

2017/11/07 追記

組み込まれているコンテナー イメージは最新版できる (pull 時にタグ 1709 を追加) ようで、実際試してみましたが、バージョンが「10.0.16299.19」となりました。

参考

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