System Center 2016 – Data Protection Manager UR4 の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレット一覧

ブログ エントリ内にアフィリエイト広告が含まれています

System Center 2016 – Data Protection Manager (DPM 2016) の DPM 管理シェルは、PowerShell を用いたコマンドライン インタフェースです。

DPM 管理シェルは、デスクトップ上のアイコン、もしくは [スタート メニュー] – [Microsoft System Center 2016] – [DPM 管理シェル] を選択、クリックすることで起動することが可能です。

Update Rollup 4 for System Center 2016 (UR4) の提供が開始され、DPM 2016 に対してコマンドレットがわずかではありますが追加されているため、DPM 2016 UR4 の DPM 管理シェル上で実行可能なコマンドレットについて、一覧に纏めました。

なお、DPM 管理シェル上で実行可能なコマンドレットの一覧は、以下のコマンドレットを実行することで表示することが可能です。

 Get-DPMCommand 

DPM 2016 UR4 の DPM 管理シェルで使用できるコマンドレット一覧

※赤太字の箇所は今回追加されたコマンドレット

# コマンドレット
(エイリアス)
概要
1 Add-DPMBackupNetworkAddress
(Add-BackupNetworkAddress)
DPM サーバーで使用するバックアップ ネットワークを追加します。
2 Add-DPMChildDatasource
(Add-ChildDatasource)
保護グループにデータ ソースまたは子データ ソースを追加します。
3 Add-DPMDiskStorage
(Add-DPMDisk)
DPM サーバー上の記憶域プールに指定したディスクを追加します。
4 Add-DPMRecoveryItem DPM ロール メンバーが回復できる回復可能なアイテムを識別します。
5 Add-DPMRecoveryTarget DPM ロールに特定の場所への回復権限を与えます。
6 Add-DPMSecurityGroup DPM ロールにセキュリティ グループを追加します。
7 Add-DPMTape
(Add-Tape)
DPM ライブラリにテープを追加します。
8 Connect-DPMServer DPM サーバーに接続します。
9 Copy-DPMTapeData テープから回復ポイント データをコピーします。
10 Disable-DPMLibrary DPM ライブラリを無効にします。
11 Disable-DPMProductionServer DPM 保護エージェントを無効にします。
12 Disable-DPMTapeDrive
(Disable-TapeDrive)
DPM ライブラリ内のテープ ドライブを無効にします。
13 Disconnect-DPMServer DPM 接続セッションを切断します。
14 Dismount-DPMRecoveryPoint データ ソースのレプリカ、もしくは回復ポイント VHD をマウント解除します。
15 Edit-DPMDiskAllocation
(Modify-DPMDiskAllocation)
DPM サーバー上の保護されるデータ ソースのディスクの割り当てを修正します。
16 Enable-DPMLibrary DPM ライブラリを有効にします。
17 Enable-DPMProductionServer DPM 保護エージェントを有効にします。
18 Enable-DPMTapeDrive
(Enable-TapeDrive)
DPM ライブラリ内のテープ ドライブを有効にします。
19 Get-DeferredDeleteStatus
20 Get-DPMAccessLicense DPM ライブラリ内のテープ ドライブを有効にします。
21 Get-DPMAlert DPM サーバーのアラートを取得します。
22 Get-DPMAutoProtectIntent
(Get-AutoProtectIntent)
SQL Server インスタンスの自動保護設定を取得します。
23 Get-DPMBackupNetworkAddress DPM サーバーのバックアップ ネットワーク アドレスを取得します。
24 Get-DPMBackupWindow 保護グループのバックアップ ウィンドウ設定を取得します。
25 Get-DPMChildDatasource
(Get-ChildDatasource)
データ ソース内の保護可能なファイル システム オブジェクトを取得します。
26 Get-DPMCloudCertificateListFromLocalStore
27 Get-DPMCloudDatasource ローカル DPM サーバーとして同じ資格情報コンテナーに登録された DPM サーバーによって保護された、クラウド保護データ ソースを取得します。
28 Get-DPMCloudRecoveryService バックアップ Cloud Service リソースを取得します。
29 Get-DPMCloudRegisteredServers 指定した資格情報コンテナーに登録されたサーバーの一覧を取得します。
30 Get-DPMCloudSubscription Azure Online Backup サブスクリプション オブジェクトを取得します。
31 Get-DPMCloudSubscriptionSetting Azure Online Backup サブスクリプションの構成設定を取得します。
32 Get-DPMConsistencyCheckWindow 保護グループの整合性チェック ウィンドウ設定を取得します。
33 Get-DPMDatasetStatus
(Get-DatasetStatus)
アーカイブ テープ上のデータセットの状態を取得します。
34 Get-DPMDatasource
(Get-Datasource)
コンピューター、もしくは保護グループの保護および保護されていないデータを取得します。
35 Get-DPMDatasourceProtectionOption
(Get-DatasourceProtectionOption)
保護グループの保護オプションを取得します。
36 Get-DPMDiskStorage
(Get-DPMDisk)
DPM サーバー上のディスクおよびボリュームの一覧を取得します。
37 Get-DPMGlobalProperty DPM サーバーのグローバル プロパティを取得します。
38 Get-DPMHeadlessDataset
(Get-HeadlessDataset)
アーカイブ テープ上の不完全なデータセットを返します。
39 Get-DPMInitialOnlineBackupCreationMethod
(Get-InitialOnlineBackupCreationMethod)
保護グループに対する初回のオンライン バックアップ方法を取得します。
40 Get-DPMJob DPM サーバー上の現在および過去のジョブを取得します。
41 Get-DPMLibrary DPM サーバーに関連付けられたライブラリを取得します。
42 Get-DPMMaintenanceJobStartTime
(Get-MaintenanceJobStartTime)
DPM メンテナンス ジョブの開始時間を取得します。
43 Get-DPMModifiableProtectionGroup
(Get-ModifiableProtectionGroup)
編集可能モードで DPM 保護グループを取得します。
44 Get-DPMPGSet
(Get-PGSet)
DPM サーバー上の保護グループ セットを取得します。
45 Get-DPMPolicyObjective
(Get-PolicyObjective)
保護グループに対する保護ポリシーを取得します。
46 Get-DPMPolicySchedule
(Get-PolicySchedule)
保護ジョブのスケジュールを取得します。
47 Get-DPMProductionCluster
(Get-ProductionCluster)
DPM 保護エージェントがインストールされているクラスターを取得します。
48 Get-DPMProductionServer
(Get-ProductionServer)
DPM 保護エージェントがインストールされているコンピューターを取得します。
49 Get-DPMProductionVirtualName
(Get-ProductionVirtualNam)
クラスター仮想名を取得します。
50 Get-DPMProtectionGroup
(Get-ProtectionGroup)
DPM サーバー上の保護グループを取得します。
51 Get-DPMProtectionGroupSla 保護グループの SLA を取得します。
52 Get-DPMProtectionJobStartTime
(Get-ProtectionJobStartTime)
保護ジョブの開始時刻を取得します。
53 Get-DPMRecoverableItem
(Get-RecoverableItem)
回復ポイント内の回復可能なアイテムの一覧を取します。
54 Get-DPMRecoveryItem 回復アイテムを取得します。
55 Get-DPMRecoveryPoint
(Get-RecoveryPoint)
データ ソースの回復ポイントを取得します。
56 Get-DPMRecoveryPointLocation
(Get-RecoveryPointLocation)
回復ポイントの場所を取得します。
57 Get-DPMRecoveryTarget 回復ターゲットを取得します。
58 Get-DPMReplicaCreationMethod
(Get-ReplicaCreationMethod)
保護グループのレプリカ作成方法を取得します。
59 Get-DPMRole DPM ロールを取得します。
60 Get-DPMSecurityGroup DPM ロールのセキュリティ グループを取得します。
61 Get-DPMTape
(Get-Tape)
ライブラリ内のテープを取得します。
62 Get-DPMTapeBackupOption
(Get-TapeBackupOption)
保護グループのライブラリ、ドライブ、他のバックアップ、もしくはアーカイブ オプションを取得します。
63 Get-DPMTapeDrive
(Get-TapeDrive)
ライブラリ内のテープ ドライブを取得します。
64 Get-DPMTapeSlot
(Get-TapeSlot)
DPM ライブラリ内のテープ スロットを取得します。
65 Get-DPMVolume DPM サーバー上のボリュームを取得します。
66 Get-MinRetentionStatus
67 Get-OTPStatus
68 Lock-DPMLibraryDoor DPM ライブラリのドアをロックします。
69 Lock-DPMLibraryIEPort DPM ライブラリの I/E ポートをロックし、I/E ポートにあるメディアを読み込みます。
70 Mount-DPMRecoveryPoint データ ソースのレプリカ、もしくは回復ポイント VHD をマウントします。
71 New-DPMPGSet
(New-PGSet)
DPM 保護グループ セットを作成します。
72 New-DPMProtectionGroup
(New-ProtectionGroup)
DPM サーバー上の保護グループを作成します。
73 New-DPMRecoveryNotification
(New-RecoveryNotification)
通知オブジェクトを作成します。
74 New-DPMRecoveryOption
(New-RecoveryOption)
回復オプションを作成します。
75 New-DPMRecoveryPoint
(New-DPMRecoveryPoint)
回復ポイントを作成します。
76 New-DPMRecoveryTarget 回復ターゲットを作成します。
77 New-DPMRole DPM ロールを作成します。
78 New-DPMSearchOption
(New-SearchOption)
回復可能なオブジェクトの検索オプションを指定するオブジェクトを作成します。
79 New-DPMServerScope DPM サーバー スコープ オブジェクトを作成します。
80 Remove-DPMBackupNetworkAddress
(Remove-BackupNetworkAddress)
DPM サーバーからバックアップ ネットワークを削除します。
81 Remove-DPMChildDatasource
(Remove-ChildDatasource)
保護グループからデータ ソース、もしくは子データ ソースを削除します。
82 Remove-DPMDatasourceReplica
(Remove-DatasourceReplica)
非アクティブなレプリカを削除します。
83 Remove-DPMDiskStorage
(Remove-DPMDisk)
DPM サーバー上の記憶域プールからディスク ベースの記憶域を削除します。
84 Remove-DPMPGSet
(Remove-PGSet)
保護グループ セットを削除します。
85 Remove-DPMRecoveryItem 回復アイテムを削除します。
86 Remove-DPMRecoveryPoint
(Remove-RecoveryPoint)
テープ、もしくはディスクから回復ポイントを削除します。
87 Remove-DPMRecoveryTarget 回復する場所へのアクセス権限を削除します。
88 Remove-DPMRole DPM ロールを削除します。
89 Remove-DPMSecurityGroup DPM ロールからセキュリティ グループを削除します。
90 Remove-DPMTape
(Remove-Tape)
DPM ライブラリからテープを削除します。
91 Rename-DPMLibrary DPM ライブラリ名を変更します。
92 Rename-DPMProtectionGroup
(Rename-ProtectionGroup)
保護グループ名を変更します。
93 Rename-DPMRole DPM ロール名、もしくは説明を変更します。
94 Restart-DPMJob 失敗した DPM ジョブを再開します。
95 Restore-DPMRecoverableItem
(Recover-RecoverableItem)
ターゲットの場所にデータ ソースのバージョンに回復します。
96 Resume-DPMBackup 遅延した DPM バックアップ ジョブの再開を試行します。
97 Set-DPMAutoProtectIntent
(Set-AutoProtectIntent)
SQL Server インスタンスの自動保護を有効、もしくは無効に設定します。
98 Set-DPMBackupWindow 保護グループのバックアップ ウィンドウ設定を設定します。
99 Set-DPMCloudSubscriptionSetting DPM サーバーの Azure Online Backup のサブスクリプション設定を更新します。
100 Set-DPMConsistencyCheckWindow 保護グループの整合性チェック ウィンドウを設定します。
101 Set-DPMCredentials 信頼されていないドメインのコンピューターの認証を構成します。
102 Set-DPMDatasourceDefaultDiskAllocation
(Get-DatasourceDiskAllocation)
保護データに割り当てられたディスク容量を取得します。
103 Set-DPMDatasourceDiskAllocation
(Set-DatasourceDiskAllocation)
保護データのディスクの割り当てを変更します。
104 Set-DPMDatasourceProtectionOption
(Set-DatasourceProtectionOption)
DPM データ ソースの保護オプションを設定します。
105 Set-DPMGlobalProperty DPM インストールのグローバル プロパティを設定します。
106 Set-DPMInitialOnlineBackupCreationMethod
(Set-InitialOnlineBackupCreationMethod)
保護グループに対する初回のオンライン バックアップ方法を修正します。
107 Set-DPMMaintenanceJobStartTime
(Set-MaintenanceJobStartTime)
メンテナンス ジョブの開始を設定、もしくはメンテナンス ジョブの実行を停止します。
108 Set-DPMPerformanceOptimization
(Set-PerformanceOptimization)
DPM 保護グループに対して送信中の圧縮を有効、もしくは無効にします。
109 Set-DPMPolicyObjective
(Set-PolicyObjective)
保護グループのポリシーの目標を設定します。
110 Set-DPMPolicySchedule
(Set-PolicySchedule)
保護ジョブのスケジュールを設定します。
111 Set-DPMProtectionGroup
(Set-ProtectionGroup)
DPM サーバー上の保護グループで実行されるすべての操作を保存します。
112 Set-DPMProtectionGroupSla 保護グループの SLA を設定します。
113 Set-DPMProtectionJobStartTime
(Set-ProtectionJobStartTime)
保護ジョブの開始時間を設定します。
114 Set-DPMProtectionType
(Set-ProtectionType)
保護グループの保護の種類を設定します。
115 Set-DPMReplicaCreationMethod
(Set-ReplicaCreationMethod)
ディスク ベース保護のレプリカの作成方法を設定します。
116 Set-DPMRole DPM ロールの変更を保存します。
117 Set-DPMTape
(Set-Tape)
“Archive”、”Cleaner”、”Free”、もしくは “Not Free” としてテープをマークします。
118 Set-DPMTapeBackupOption
(Set-TapeBackupOption)
DPM 保護グループのテープ バックアップおよびライブラリ オプションを修正します。
119 Start-DPMAutoProtection
(Start-AutoProtection)
DPM 保護グループに SQL Server データベースを追加します。
120 Start-DPMCloudRecatalog
(Start-CloudRecatalog)
クラウド回復ポイントを再カタログ化します。
121 Start-DPMCloudRegistration オンライン保護を有効化するために DPM サーバーに Azure Online Backup サービスを登録します。
122 Start-DPMCreateCatalog
(Start-CreateCatalog)
データ ソースのカタログを作成します。
123 Start-DPMDatasourceConsistencyCheck
(Start-DatasourceConsistencyCheck)
DPM データ ソース上の整合性チェックを実行します。
124 Start-DPMDiskRescan ディスクのスキャン、およびディスク構成を変更します。
125 Start-DPMLibraryInventory DPM ライブラリ内のテープのインベントリを開始します。
126 Start-DPMLibraryRescan 新しいライブラリの識別、および既存のライブラリを更新するためのスキャンを開始します。
127 Start-DPMManualReplicaCreation 手動データ コピー用のレプリカ VHD を準備します。
128 Start-DPMOnlineRecatalog
(Start-OnlineRecatalog)
DPM 回復ポイントの詳細データの一覧を取得します。
129 Start-DPMProductionServerSwitchProtection
(Start-ProductionServerSwitchProtection)
プライマリ DPM サーバーと障害回復サーバー間でデータ ソースの保護を切り替えます (非推奨)。
130 Start-DPMSwitchProtection
(Start-SwitchProtection)
セカンダリ DPM サーバーにデータ ソースの保護を切り替えます。
131 Start-DPMTapeDriveCleaning
(Start-TapeDriveCleaning)
テープ ドライブのクリーニング ジョブを開始します。
132 Start-DPMTapeErase
(Start-TapeErase)
テープのコンテンツを削除します。
133 Start-DPMTapeRecatalog
(Start-TapeRecatalog)
テープ上のデータを再カタログ化します。
134 Stop-DPMJob DPM ジョブを停止します。
135 Stop-DPMManualReplicaCreation 手動データ コピー後にレプリカ VHD をアンマウントします。
136 Test-DPMTapeData 回復ポイントのデータ セットを検証します。
137 Unlock-DPMLibraryDoor DPM ライブラリのドアをロック解除します。
138 Unlock-DPMLibraryIEPort DPM ライブラリの I/E ポートをロック解除します。
139 Update-DPMDiskStorage DPM サーバー上の記憶域プール内ボリュームのプロパティを更新します。
140 Update-DPMPGSet
(Update-PGSet)
保護グループ セットの変更を更新、保存します。
141 Update-DPMProductionServer
(Refresh-DPMProductionServer)
保護コンピューターに関して更新された情報を取得します。
142 Update-DPMProtectionGroup
(Refresh-DPMProtectionGroup)
保護グループの構成を更新します。

参考

タイトルとURLをコピーしました