Update 1802 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview が公開されました

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2018/02/13 (現地時間) に Update 1802 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview が公開された旨のアナウンスがありました。

Update 1802 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview の機能について、以下の Microsoft Docs サイトに記載があります (英語)。

Update 1802 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview を利用するには、Configuration Manager コンソールから利用可能となっています。

なお、Update 1802 にアップデートするには、TechNet Evaluation Center からダウンロード可能な Configuration Manager Technical Preview branch のベースライン バージョンである version 1711 以降から、となります。

また、この Technical Preview に関するフィードバックの提供や意見する場合には Windows 10 に組み込まれている Feedback Hub アプリから Configuration Manager フィードバックが有効になっています。新しいフィードバックを追加する際には、Enterprise Management カテゴリを選択し、次のサブカテゴリから選択する必要があるとのことです。

  • Configuration Manager Client
  • Configuration Manager Console
  • Configuration Manager OS Deployment
  • Configuration Manager Server

Update 1802 から追加された新機能および機能改善内容抜粋 (意訳)

Update 1802 に含まれる、新しい Preview 機能は次のとおり :

OSD の改善

  • Windows 10 インプレース アップグレード タスク シーケンスの改善 :
    Windows 10 のインプレース アップグレード用の既定のタスク シーケンス テンプレートに、アップグレード処理の前後に追加する推奨アクションが追加されたグループが追加できるようになりました。
  • PXE が有効な配布ポイントの改善 : IPv6 をサポートし、Windows 展開サービス(WDS)を必要としない PXE 応答サービスを使用するように。PXE 対応配布ポイントを構成できるようになりました。
  • タスク シーケンス用のテンプレート展開 : タスク シーケンスの配置ウィザードを使用して、既存のものに保存、適用することができる展開テンプレートの作成、もしくは TS 展開を作成するために新しいタスク シーケンスを作成できるようになりました。

クラウド管理ゲートウェイの改善

  • Azure Resource Manager に対するクラウド管理ゲートウェイのサポート : Azure Resource Manager で CMG を導入すると、Azure AD はクラウド リソースの認証と作成に使用されるため、従来の Azure 管理証明書は必要ありません。
  • Azure AD 参加済みデバイス上のユーザーが利用可能なアプリケーションのインストール : Azure AD 参加済みデバイス上の Software Center から、ユーザーが利用可能なアプリケーションをブラウズ、インストールできるようになりました。
  • インターネット経由での Windows 10 インプレース アップグレード タスク シーケンス : Windows 10 インプレース アップグレード タスク シーケンスが、クラウド管理ゲートウェイおよびクラウド配布ポイント経由のクライアントに対して動作するようになりました。

Windows 10 と Office 365 に対する機能

  • Windows 10 ARM64 デバイスのサポート : このリリース以降、Configuration Manager クライアントで Windows 10 ARM64 デバイスをサポートします。
  • 共同管理におけるエンドポイント保護ワークロードの移行 : 共同管理が有効になっている場合、Endpoint Protection ワークロードを Configuration Manager から Intune に移行できるようになりました。
  • 指定したコレクション レポート用の Windows 10 サービシング : このレポートには、組織内の Windows 10 サービシングに関する一般的な情報が表示されます。
  • Windows AutoPilot デバイス情報レポート : この新しいレポートを使用して、Windows AutoPilot 展開プロファイルを作成するために必要なデバイス情報を収集できます。
  • Microsoft Edge ブラウザー ポリシー : Microsoft Edge ブラウザー ポリシーを設定し、エンタープライズ内でそのポリシーを制御できるようになりました。
  • クライアント マシンのデフォルト ブラウザーを表示するレポート : クライアント マシンの既定のブラウザーを表示するレポートを実行できるようになりました。
  • Windows Device Exploit Guard に対する Configuration Manager ポリシーの改善 : Configuration Manager の Windows Device Exploit Guard には、Attack Surface Reduction および Controlled フォルダー アクセス コンポーネントの追加ポリシー設定が追加されています。

Software Center の改善

  • デバイスごとにユーザーのアプリケーション要求を承認 : ユーザー ベースのアプリケーション要求は、ユーザーが要求を送信した場所のデバイスに対してのみ承認されるようになりました。
  • Software Center 内のインストールされたアプリケーションの非表示 : Software Center のカスタマイズでこのオプションを有効にすると、インストールされたアプリケーションはアプリケーションに表示されなくなります。https://configurationmanager.uservoice.com/forums/300492-ideas/suggestions/13002684-software-center-show-only-available-software-hid

Site Server の高可用性

  • Site Server 役割の高可用性 : プライマリ Site Server を「パッシブ モード」でスタンドアロン サイトに追加して、可用性を向上させることができます。
  • リモート Site Server コンテンツ ライブラリ : Site Server 上のコンテンツ ライブラリをリモートの場所に移動できます。

その他の改善

  • 段階的展開 : 段階的展開は、複数の展開を作成せずに調整、シーケンス化されたソフトウェアの展開を自動化します。
  • Configuration Manager 境界グループを作成するための Windows 10 配信最適化の構成 : ピア間でコンテンツを共有する場合、境界グループを活用するよう、配信最適化を構成します。
  • 境界グループ フォールバック関係に管理ポイントを追加 : フォールバック関係が定義され、クライアントが現在の境界グループ内の管理ポイントと通信できない場合、フォールバック境界グループで定義された管理ポイントにフォールバックされます。
  • 製品ライフサイクル ダッシュボード : ダッシュボードには、Configuration Manager で管理されているデバイスにインストールされている Microsoft 製品の Microsoft Product Lifecycle ポリシーの状態が表示されます。
  • スクリプトの実行 : 署名付き、もしくは署名なしのスクリプトの作成と実行、JSON 形式の出力の構造化
  • 管理インサイト : 1802 Technical Preview では、管理インサイトに新しい Look & Feel があります。試してみてください!

参考

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