Update 1805 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview が公開されました

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2018/05/14 (現地時間) に Update 1805 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview が公開された旨のアナウンスがありました。

Update 1805 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview の機能について、以下の Microsoft Docs サイトに記載があります (英語)。

Update 1805 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview を利用するには、Configuration Manager コンソールから利用可能となっています。

なお、Update 1805 にアップデートするには、TechNet Evaluation Center からダウンロード可能な Configuration Manager Technical Preview branch のベースライン バージョンである version 1804 以降から、となります。

Update 1805 から追加された新機能および機能改善内容抜粋 (意訳)

Update 1805 に含まれる、新しい Preview 機能は次のとおり :

Modern Management

  • デバイス構成ワークロードの切り替え : Configuration Manager for Win32 アプリケーションの展開および構成ベースラインを共同管理デバイスの例外ベースで使用することで、Intune で MDM ポリシーを展開できます。
  • 管理インサイトに基づくアクションの実施 : 指定した特定のインサイトを表示させた後すぐにアクションを実施することができます。

Microsoft 365 の採用

  • フェーズ化された展開内のフェーズの追加/削除 : フェーズ化された展開で 2つ以上のフェーズを追加、同様にフェーズの再配置や削除が可能になりました。

合理化されたインフラストラクチャ

  • Azure Resource Manager にクラウド配布ポイントのサポート : Azure Resource Manager は、すべてのリソースを単一のリソース グループとして管理する最新のプラットフォームです。この展開方法では、Azure AD を使用してクラウドリソースの認証と作成を行います。Azure 管理証明書は必要ありません。
  • ネットワーク輻輳制御を使用する配布ポイントの有効化 : Windows Low Extra Delay Background Transport (LEDBAT) 機能を有効にすることで配布ポイントとクライアント間のダウンロード速度を調整、未使用のネットワーク帯域幅を使用します。
  • クラウド管理ダッシュボード : 新しいクラウド管理ダッシュボードは、クラウド管理ゲートウェイの使用状況とクラウド ユーザーとデバイスに関するデータを一元的に表示します。ダッシュボードには、リアルタイム モニタリングとトラブルシューティングのための CMG 接続アナライザも含まれています。
  • セキュアなクライアント通信の改善 : クライアントがサイト システムと通信する方法が改善されました。これには、クラウド ドメインに参加したクライアントの改善が含まれます。
  • WSUS メンテナンスの改良 : WSUS クリーンアップ ウィザードは、ソフトウェア更新ポイント コンポーネントで定義された置き換えルールに従って期限が切れた更新を今すぐに削除します。

OSD の改善

  • PXE 対応配布ポイントの改善 : Windows 展開サービス (WDS) を使用せずに構成された PXE 対応配布ポイントで、自動構成された受信ファイア ウォールルールなどの展開が容易となります。

その他の改善

  • より大きい整数をサポートするハードウェア インベントリの改善 : ハードウェア インベントリは、記憶域と管理ポイントの両方で BIGINT 整数型をサポートしました。
  • 現在ログオンしているユーザー情報をコンソールに表示 : 現在ログインしているユーザー情報は、IT 管理者がエンドユーザーとの通信およびトラブルシューティングのために利用できます。
  • サードパーティ製ソフトウェア更新サポートを有効にするための改善 : ‘Allow signed updates from an internal Microsoft update service location’ ポリシーと Windows ソフトウェア更新サービスのコード署名証明書のインストールを有効にできるようになりました。
  • Client Tools: CMTrace : cmtrace.exe は、クライアント インストール ディレクトリ (%WINDIR%\CCM\cmtrace.exe) 内にあります。
  • Configuration Manager コンソールからフィードバックを送信 (Smile を送信) : Send Smile は、電子メールアドレスやスクリーンショットが有効になっているかどうかなどの以前の設定を記憶するようになりました。Offline feedback がサポートされました; Offline Feedback Uploader ツール (cd.latest\SMSSETUP\Tools\UploadOfflineFeedback\UploadOfflineFeedback.exe) を用いることでフィードバックを保存、他のコンピューターから送信することができます。

最新の Technical Preview に関するご意見をお待ちしています。コンソールから直接フィードバックを送信することができます。また、製品の問題については Feedback Hub アプリ、新機能については UserVoice ページにアクセスしてください。

参考

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