Update 1806 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview が公開されました

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2018/06/04 (現地時間) に Update 1806 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview が公開された旨のアナウンスがありました。

Update 1806 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview の機能について、以下の Microsoft Docs サイトに記載があります (英語)。

Update 1806 for Microsoft Configuration Manager Technical Preview を利用するには、Configuration Manager コンソールから利用可能となっています。

新規にインストールする場合、ベースラインは Update 1806 となっているため、TechNet Evaluation Center からダウンロード可能な Configuration Manager Technical Preview branch のベースライン バージョンからダウンロードします。

Update 1805 から追加された新機能および機能改善内容抜粋 (意訳)

このリリースでは、UserVoice フィードバックを元にサードパーティ製のソフトウェア更新カタログのサポートが追加されています。新しいサードパーティ製のソフトウェア更新ノードを使用すると、Configuration Manager コンソールでパートナー ソフトウェアの更新カタログを簡単に発行することができ、ソフトウェア更新ポイントに更新を公開することができます。その後で、Configuration Managerでおなじみのソフトウェア更新管理プロセスを使用して、これらの更新プログラムをクライアントに展開することができます。さらに、Configuration Manager は、定期的に新しいリリースの更新プログラムを発行したカタログに同期させることで、最新バージョンを維持します。ぜひ試してみて、それについてどう思うか教えてください。

Update 1806 に含まれる、新しい Preview 機能は次のとおり :

Modern Management

共同管理デバイス用にMicrosoft Intune の MDM ポリシーを同期 : 共同管理ワークロードを切り替えると、共同管理されるデバイスは Microsoft Intuneの MDM ポリシーを自動的に同期します。

共同管理における Office 365 ワークロード移行 : 今回のリリースでは、共同管理を有効にした後で Office 365 のワークロードを Configuration Manager から Intune に移行できるようになりました。

Microsoft 365 の採用

Windows Defender SmartScreen SmartScreen 設定の構成 : このリリースでは、Edge ブラウザーのポリシーに 3つの Windows Defender SmartScreen 設定が追加されています。

Surface ダッシュボードの改善 : Surface ダッシュボードには、グラフ セクションが選択されている場合に関連するデバイス一覧が表示されるようになりました。

Office 365 インストーラーと Office カスタマイズ ツールとの統合 : Office カスタマイズ ツールは、Configuration Manager コンソールの Office 365 インストーラーと統合されました。Office 365 の展開を作成する場合、最新の Office 管理機能の設定を動的に構成できるようになりました。

合理化されたインフラストラクチャ

クラウド管理ゲートウェイのコンテンツ : 以前はクラウド配布ポイントとクラウド管理ゲートウェイを別々の役割として展開する必要がありました。クラウド管理ゲートウェイは、コンテンツをクライアントに提供できるようになりました。この機能により、Azure VM の必要な証明書とコストが削減されます。

簡略化されたクライアント ブートストラップ コマンド ライン : クラウド管理ゲートウェイ経由でクライアントをブートストラップするときに必要なパラメーターがさらに少なくなりました。

Software Center インフラストラクチャの改善 : Software Center でユーザーが利用できるアプリケーションを表示するために、アプリケーション カタログの役割は必要ありません。

OSD の改善

OSD ブート メディアのネットワーク アクセス アカウント (NAA) 要件を削除 : ブート メディアがコンテンツを取得するために配布と通信するために、ネットワーク アクセス アカウントは必要ありません。

タスク シーケンスのネットワーク アクセス アカウント (NAA) 要件を削除 : ネットワーク アクセス アカウントは、タスク シーケンス中にコンテンツを取得する際、Windows クライアントに参加した Workgroup または AAD にとって必要なくなりました。

その他の改善

パッケージ変換マネージャー : パッケージ変換マネージャー (PCM) は、Configuration Manger current branch と統合されました。PCM を使用して、従来のソフトウェア配布パッケージを Configuration Manager current branch アプリケーションに変換できます。

コンテンツなしで更新プログラムを展開 : ソフトウェア アップデート コンテンツを配布ポイントにダウンロードして配布することなく、デバイスにソフトウェア アップデートを展開できるようになりました。

現在ログオンしているユーザー情報をコンソールに表示 : 現在ログインしているユーザー情報は、エンド ユーザーとの通信およびトラブルシューティングのために IT 管理者が利用できます。

デバイス上のすべてのユーザーに Windows アプリ パッケージを提供 : デバイス上のすべてのユーザーに Windows アプリケーション パッケージを適用してアプリケーションをプロビジョニングできます。以前は、Configuration Manager はユーザーごとにこれらのアプリケーションのインストールのみをサポートしていました。

また、CMPivot 機能のユーザー インターフェイスに関する機能が引き続き強化されています。

最新の Technical Preview に関するご意見をお待ちしています。コンソールから直接フィードバックを送信することができます。また、製品の問題については Feedback Hub アプリ、新機能については UserVoice ページにアクセスしてください。

参考

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