Azure PowerShell v6.4.0 がリリースされました

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2018/07/03 (現地時間) に Azure PowerShell v6.4.0 がリリースされました。

Azure PowerShell v6.4.0 について、MSI インストーラー (x64)、(x86)、および PowerShell Gallery モジュール経由で入手、適用可能となっています。

Azure PowerShell v6.4.0 をインストールおよびモジュール インポート後、AzureRM モジュールのバージョンが v6.4.0 となっていることが確認できます。

Azure PowerShell v6.4.0 について (意訳)

Install

  • Azure PowerShell v6.4.0 インストーラー (x64) : リンク
  • Azure PowerShell v6.4.0 インストーラー (x86) : リンク
  • ARM コマンドレッドに対する Gallery モジュール : リンク

PowerShell Gallery から AzureRM をインストールする場合、次のコマンドを実行します :

 Install-Module -Name AzureRM -Repository PSGallery -Force 

古い AzureRM のバージョンからアップデートする場合、次のコマンドを実行します :

 Update-Module -Name AzureRM 

前回のリリースからの変更点

General

  • 大部分のモジュールのヘルプ ファイルを OutputType 形式に修正

AzureRM.Profile

  • 基本出力型に Ps1Xml 属性を追加

AzureRM.Compute

  • VMSS 用の IP Tag 機能
    • ‘New-AzureRmVmssIpTagConfig’ コマンドレットを追加
    • New-AzureRmVmssIpConfig に IpTag パラメーターを追加
  • VMSS 用の Auto OS Rollback 機能
    • New-AzureRmVmssConfig および Update-AzureRmVmss に DisableAutoRollback パラメーターを追加
  • Vmss 用の OS Upgrade History 機能
    • Get-AzureRmVmss に OSUpgradeHistory スイッチ パラメーターを追加

AzureRM.DataLakeAnalytics

  • 次のコマンドを用いて、カタログ ACL のサポートを追加 :
    • Get-AzureRmDataLakeAnalyticsCatalogItemAclEntry
    • Set-AzureRmDataLakeAnalyticsCatalogItemAclEntry
    • Remove-AzureRmDataLakeAnalyticsCatalogItemAclEntry

AzureRM.DataLakeStore

  • Set-AzureRmDataLakeStoreItemAclEntry、Remove-AzureRmDataLakeStoreItemAclEntry、および Set-AzureRmDataLakeStoreItemAcl のキャンセルのサポートと進捗状況の追跡を追加
  • Export-AzureRmDataLakeStoreChildItemProperties の取り消しサポートを追加
  • 再帰的操作を実行するコマンドレットのデバッグ メッセージの消去を修正
  • DataLake コマンドレットのテストの場所を修正

AzureRM.EventHub

  • List Operations コマンドレット Get-AzureRmEventHub および Get-AzureRmEventHubConsumerGroup に MaxCount オプション パラメーターを追加
  • 新しい EventHub を作成する際に少なくとも 1つのパラメーターが必要だった New-AzureRmEventHub コマンドレットの問題を修正。Default Parameter セットを提供
  • ユーザーが KeyValue を提供できるようにするオプション パラメーター -KeyValue を New-AzureRmEventHubKey コマンドレットに追加

AzureRM.KeyVault

  • Get-AzureRmKeyVault -Tag によってすべてのすべてのリソースが返されていた問題を修正

AzureRM.Network

  • Zone-Redundant VirtualNetworkGateways の新しい Sku を公開
  • ARM を経由した ExpressRoute Partner API 機能に対する新しいコマンドの追加 :
    • Get-AzureRmExpressRouteCrossConnection を追加
    • Set-AzureRmExpressRouteCrossConnection を追加
    • Add-AzureRmExpressRouteCrossConnectionPeering を追加
    • Get-AzureRmExpressRouteCrossConnectionPeering を追加
    • Remove-AzureRmExpressRouteCrossConnectionPeering を追加
    • Get-AzureRMExpressRouteCrossConnectionArpTable を追加
    • Get-AzureRMExpressRouteCrossConnectionRouteTable を追加
    • Get-AzureRMExpressRouteCrossConnectionRouteTableSummary を追加

AzureRM.RecoveryServices.Backup

  • Get-AzureRmRecoveryServicesBackupStatus コマンドレットを追加。このコマンドレットは、VM ID を取得、その VM がサブスクリプション内のいくつかの資格情報コンテナーによって保護されているかどうかをチェックする。資格情報コンテナーが存在する場合、コマンドレットはこの資格情報コンテナーの詳細を出力

AzureRM.Resources

  • Get-AzureRmPolicyAssignment コマンドレットの更新 :
    • 管理グループ レベルで -Scope 値をリスト化するサポートを追加
    • 管理グループ レベルで -Scope 値を持つ個々の割り当ての取得に関するサポートを追加
    • 制御パラメーターとして、-Effective と -All を追加
  • Get-/New-/Remove-/Set-AzureRmPolicyDefinition コマンドレットの更新
    • 所定の管理グループに、操作を適用するためのパラメーター -ManagementGroupName を追加
    • 所定のサブスクリプションに、操作を適用するためのパラメーター -SubscriptionId を追加
  • Get-/New-/Remove-/Set-AzureRmPolicySetDefinition コマンドレットの更新
    • 所定の管理グループに、操作を適用するためのパラメーター -ManagementGroupName を追加
    • 所定のサブスクリプションに、操作を適用するためのパラメーター -SubscriptionId を追加
  • ‘New-AzureRmResourceGroupDeployment’ で ‘TemplateParameterObject’ を使用する場合、KeyVault シークレット リファレンス サポートをパラメーターに追加
  • ‘New-AzureRmADAppCredential’ の ‘-EndDate’ パラメーターが無視される問題を修正
  • ‘Add-AzureRmADGroupMember’ が要求を行うために間違った URL を使用する問題を修正

AzureRM.ServiceBus

  • New-AzureRmServiceBusKey コマンドレットに、ユーザーが KeyValue を提供できるようにするオプション パラメーター -KeyValue を追加

AzureRM.Sql

  • New-AzureRmSqlDatabaseRestorePoint ヘルプの SQLDW のユーザー定義の復元ポイントの記載を明確化
  • いくつかのコマンドレットにおいて、-ComputeGeneration パラメーターに関するドキュメントを更新

前回のリリースからの変更点 : v6.3.0-June2018…v6.4.0-July2018

参考

コメント

  1. […] Azure PowerShell v6.4.0 がリリースされました […]

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