Update Rollup 28 for Azure Site Recovery が公開されました

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Azure Site Recovery (ASR) の更新プログラムである Update Rollup 28 for Azure Site Recovery (KB4460079) が公開されました。

Azure Site Recovery には、大きく分けて「Hyper-V ベース (SCVMM 含む)」向け、および「VMware ベース (物理、他仮想化/他クラウド基盤含む)」向けの 2 種類のインストーラーが存在し、これらに加えて、エージェント (Microsoft Azure Recovery Services Agent) が存在します。

以下、Update Rollup 28 for Azure Site Recvoery における各インストーラーのバージョンとなります。

  • Microsoft Azure Site Recovery Provider (version: 5.1.3600.0)
  • Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup (VMware to Azure) (version: 9.19.4973.1)
  • Microsoft Azure Recovery Services Agent (version: 2.0.9121.0)

Update Rollup 28 for Azure Site Recovery について

Update Rollup 28 for Microsoft Azure Site Recovery Provider は、Microsoft Azure Site Recovery Service Provider がインストールされているすべてのシステムに適用することができ、以下が含まれます :

  • Microsoft Azure Site Recovery Provider for System Center Virtual Machine Manager (3.3.x.x)
  • Microsoft Azure Site Recovery Hyper-V Provider (4.6.x.x)
  • Microsoft Azure Site Recovery Provider (5.1.3200.x)

Update Rollup 28 for Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup (VMware to Azure) は、Microsoft Azure Site Recovery Services Unified Setup バージョン 9.15.4860.1 以降がインストールされたすべてのシステムに適用することができます。

この更新プログラムによる改善

この更新プログラムを適用する場合、次の改善が行われます。

Microsoft Azure Site Recovery (Service)

  • Azure への VM 移行後に対するディザスター リカバリー
    追加の手順なしで VMware 環境から Azure に移行された仮想マシン (VM) のディザスター リカバリーを有効にすることができます。このアップデートの前に、別の Azure リージョンへのレプリケーションを有効にする前にモビリティ サービスをアンインストールする必要がありました。
  • サブスクリプション間の DR
    Azure Site Recovery は、Azure VM のサブスクリプション間ディザスター リカバリー (DR) をサポートするようになりました。同じ Azure Active Directory テナント内の異なるサブスクリプション内の別のリージョンへの Service (IaaS) アプリケーションとしての Azure Infrastructure 用の DR を構成できます。詳細な情報は、Cross-subscription disaster recovery for Azure virtual machines を参照してください。
  • Windows Server 2008 の移行サポート
    Windows Server 2008、もしくは Windows Server 2008 R2 (32 ビット および 64 ビット) を実行しているサーバーを Azure に移行することができます。移行のみです。フェールバックはありません。
  • 新しい Linux ディストリビューションのサポート
    VMware および Azure VM を保護しながら、Red Hat Enterprise Linux 6.10 および CentOS 6.10 の保護をサポートします。
  • レガシー BIOS 互換モードで GUID パーティション テーブル (GPT) パーティション スタイルを使用するLinux ベースの VM は、Azure Site Recovery を経由して保護することができます。
  • Germany クラウド内の Azure VM に対するディザスター リカバリーのサポート

Azure Site Recovery オンプレミス コンポーネントのアップデート

Azure リージョン間

  1. Azure portal にアクセスし、該当の “Recovery services コンテナー” に移動します。
  2. 該当の “Recovery services コンテナー” の Azure ポータル内にある “レプリケートされたアイテム” ペインにアクセスします。
  3. 画面上の上部にある次の通知をクリックします :
    New Site Recovery replication agent update is available.
    Click to install ->
  4. アップデートを適用する VM を選択し、[OK] をクリックします。

2 つのオンプレミス VMM サイト間、もしくは SAN 配列レプリケーションを用いた 2 つのオンプレミス VMM サイト間

  1. Update Rollup 28 for Microsoft Azure Site Recovery Provider をダウンロードします。
  2. リカバリー サイトで管理している 1 台目のオンプレミス VMM サーバーに Update Rollup 28 をインストールします。
  3. リカバリー サイトがアップデートされた後、プライマリ サイトが管理している VMM サーバーで Update Rollup 28 をインストールします。

VMM が高可用性 VMM (VMM クラスター) である場合、VMM サービスがインストールされているクラスタのすべてのノードにアップグレードをインストールするようにしてください。

オンプレミス VMM サイトと Azure 間

  1. Update Rollup 28 for Microsoft Azure Site Recovery Provider をダウンロードします。
  2. オンプレミス VMM サーバー上で Update Rollup 28 をインストールします。
  3. すべての Hyper-V ホストで最新の MARS エージェントをインストールします。

VMM が高可用性 VMM (VMM クラスター) である場合、VMM サービスがインストールされているクラスタのすべてのノードにアップグレードをインストールするようにしてください。

オンプレミス Hyper-V サイトと Azure 間

  1. Update Rollup 28 for Microsoft Azure Site Recovery Provider をダウンロードします。
  2. Azure Site Recovery に登録されている Hyper-V サーバーの各ノード上のプロバイダーをインストールします。

Hyper-V がホスト クラスター Hyper-V サーバーの場合、クラスタのすべてのノードにアップグレードをインストールするようにしてください。

オンプレミス VMware/物理サイトと Azure 間

  1. Update Rollup 28 for Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup をダウンロードします。
  2. オンプレミス管理サーバーの 1 台目にアップデートをインストールします。これは、Configuration サーバーと Process サーバー ロールを含むサーバーにインストールします。
  3. スケールアウト Process サーバーがある場合、次にそのサーバーをアップデートします。
  4. Azure Portal にアクセスし、保護されたアイテム/レプリケートされたアイテム ペインに移動します。
  5. このページの VM を選択します。
  6. 各 VM のペインの下部に表示されている Update Agent ボタンをクリックします。これは、すべての保護されている VM 上の Mobility Service Agent をアップデートします。

アップデート情報

これらの問題を解決するために、Microsoft Download Center から次の利用可能なファイルをダウンロードします :

Microsoft サポート ファイルをダウンロードするための詳細な情報は、次の Microsoft サポート技術情報を参照してください :

マイクロソフトでは、このファイルのウイルス スキャンを行っています。また、ファイルが公開された日付で入手可能な最新のウイルス検出ソフトウェアを使用しています。加えて、このファイルはセキュリティが強化されたサーバーに格納されており、許可されていないファイルの変更を防止しています。

前提条件

Microsoft Azure Site Recovery Provider Update Rollup 28 (バージョン 5.1.3600.0) にバージョンアップするには、次のそれぞれのバージョンがインストールされている必要があります :

  • Microsoft Azure Hyper-V Recovery Manager (version 3.4.486 以降)
  • Microsoft Azure Site Recovery Hyper-V Provider (version 4.6.660 以降)
  • Microsoft Azure Site Recovery Provider (version 5.1.3200 以降)

Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup Update Rollup 28 (バージョン9.19.4973.1) にバージョンアップするには, 次のバージョンがインストールされている必要があります :

  • Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup (VMware to Azure) (version 9.15.xxxx.x 以降)

コントロール パネルの [プログラムと機能] からインストールされているバージョンを確認することができます。

再起動の情報

System Center Virtual Machine Manager がインストールされているコンピューター、もしくは Hyper-V サーバー上でこの更新プログラムを適用しても、システムの再起動は必要はありません。

このアップデートでは、更新プロセス中に System Center Virtual Machine Manager サービスを自動的に停止、再起動します。

Configuration Server と保護されたサーバーの場合、この更新プログラムの適用後、再起動が必要になります。

参考