Configuration Manager Technical Preview version 1905 が公開されました

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2019/05/21 (現地時間) に Configuration Manager Technical Preview version 1905 が公開された旨のアナウンスがありました。

Configuration Manager Technical Preview version 1905 の機能については、以下の Microsoft Docs サイトに記載 (英語) されています。

Configuration Manager Technical Preview version 1905 を利用するには、Configuration Manager Technical Preview コンソールから利用可能となっています。新規インストールの場合、TechNet Evaluation Center で入手可能な 1902.2 ベースライン版の Configuration Manager Technical Preview Branch を使用してください。Technical Preview Branch リリースでは、テスト環境上で Configuration Manager の新機能について検証することが可能です。

最新の Technical Preview に関する意見について、コンソールから直接フィードバックを送信することができます。また、製品の問題については Feedback Hub アプリ、新機能については UserVoice ページにアクセスしてください。

version 1905 から追加された新機能および機能改善内容抜粋 (意訳)

System Center Configuration Manager の Update 1905 for Technical Preview Branch がリリースされました。単一の展開としてユーザー、もしくはデバイス コレクションに送信できるアプリケーションのグループの作成が可能となります。アプリケーション グループについて指定したメタデータは、Software Center では単一のエンティティとして表示されます。クライアントが特定の順序でそれらをインストールするように、グループ内のアプリケーションを順序付けることが可能です。

アプリケーション グループは、スイート内のアプリケーションをグループ化したり、依存関係の管理を単純化したりするために使用可能です。

詳細については、application groups を参照してください。

このプレビュー リリースには、次の新機能が含まれます :

  • Configuration Manager コンソールの改善 : Midwest Management Summit (MMS) 2019 でのお客様からのフィードバックに基づき、このリリースには Configuration Manager コンソールの改善が含まれます。
  • BitLocker の管理 : Configuration Manager を用いて Microsoft BitLocker Administration and Monitoring (MBAM) クライアントをインストールおよび管理することが可能です。
  • OneTrace ログ ビューア : OneTrace は新しいログ ビューアです。CMTrace と同様に機能し、タブ付きビュー、ドッキング可能ウィンドウ、検索機能の向上などの機能強化が含まれます。
  • 事前承認済みアプリケーションのインストールの再試行 : 以前にユーザー、もしくはデバイスに対して承認したアプリケーションのインストールの再試行が可能です。
  • デバイス用アプリケーションのインストール : Configuration Manager コンソールから、アプリケーションをリアルタイムでデバイスへのインストールが可能になりました。この機能は、アプリケーションごとに別々のコレクションを作成する必要性を減らすのに役立ちます。
  • Community Hub の改善 : Community Hub は、タスクシーケンス、アプリケーション、および構成アイテムをサポートし、共有オブジェクトに対する更新も管理します。
  • 再起動のためのより頻度の多いカウントダウン通知 : 断続的なカウントダウン通知により、エンドユーザーは保留中の再起動をより多くの頻度で確認することが可能となります。
  • Software Center タブのカスタマイズの改善 : Software Center に最大 5 つのカスタム タブの追加が可能になりました。Software Center でこれらのタブが表示される順序を編集することも可能です。
  • アプリケーション モデルの展開タイプとしてのタスクシーケンス : アプリケーション モデルを介してタスク シーケンスを使用して複雑なアプリケーションのインストールが可能になりました。アプリケーションをインストール、もしくはアンインストールするために、タスク シーケンスであるアプリに展開の種類を追加します。
  • タスク シーケンス デバッガ : タスク シーケンス デバッガは、新しいトラブルシューティング ツールです。タスク シーケンスをデバッグ モードで 1 つのデバイス コレクションに展開します。トラブルシューティングや調査に役立つように、管理された方法でタスク シーケンスを順を追って実行することが可能です。
  • WSUS メンテナンスに対する制御の改善 : Configuration Manager が正常なソフトウェアの更新ポイントを維持するために実行する WSUS メンテナンスタスクをより細かく制御可能となりました。WSUS で期限切れの更新を拒否することに加えて、Configuration Manager は WSUS データベースから古い更新を削除できるようになりました。
  • デバイス リストの SMBIOS GUID 列を表示 : デバイス SMBIOS 値を含む列をデバイス、およびデバイス コレクション ノードに追加することが可能です。
  • Windows Defender Application Guard ファイルの信頼基準 : Windows Defender Application Guard (WDAG) で通常開かれるファイルをユーザーが信頼できるようにする新しいポリシー設定があります。正常に完了すると、ファイルは WDAG ではなくホスト上で開きます。
  • クライアント データ ソース ダッシュボードの Delivery Optimization ダウンロード データ : クライアント データ ソース ダッシュボードに Delivery Optimization データが含まれるようになりました。このダッシュボードは、クライアントが環境内のどこからコンテンツを取得しているのかを理解するのに役立ちます。
  • コレクション メンバーシップの結果を Azure Active Directory グループと同期 : コレクション メンバーシップおよび Azure Active Directory (Azure AD) グループとの同期の有効化が可能となりました。この同期により、クラウド内の既存のオンプレミス グループ化ルールの利用が可能です。
  • クライアントキャッシュの最小保持期間の構成 : Configuration Manager クライアントがキャッシュされたコンテンツを保持するための最小時間を指定できます。このクライアント設定は、削除するまでにクライアントがコンテンツをキャッシュに保存する期間を制御可能です。

参考

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