Update 1906 for Configuration Manager (current branch) が公開されました

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2019/07/26 (現地時間) に Update 1906 for Configuration Manager (current branch) が公開された旨のアナウンスがありました。

Update 1906 の新機能および機能強化点 (意訳)

1906 update には、Desktop Analytics との統合が含まれています。これは、Windows クライアントアップデートの準備について、情報に基づいた決定を下すためのインサイトとインテリジェンスを提供するクラウド ベースのサービスです。組織のデータと、Microsoft クラウド サービスに接続されている何百万ものデバイスから収集されたデータとを組み合わせます。

Desktop Analytics と Configuration Manager を組み合わせて使用​することで、次のことが可能になります :

  • 組織内で実行されているアプリケーションの一覧を作成します。
  • 最新の Windows 10 機能アップデートおよびアプリケーションの互換性を評価します。
  • 互換性の問題を特定し、クラウド対応のデータに関するインサイトに基づいて緩和策の提案を受け取ります。
  • 最小限のデバイスで、アプリケーション全体とドライバーの資産を表すパイロット グループを作成します。
  • Configuration Manager を使用して、Windows 10 をパイロットおよび実稼働管理デバイスに展開します。
  • 展開中および展開後にデバイスの正常性状態を監視することで展開リスクを最小限に抑えます。
  • お使いのデバイスが依然としてセキュリティおよび機能のアップデート ステータスでサポートされていることを確認してください。

このリリースには、次の機能拡張、改善が含まれます :

Cloud Value

  • 共同管理ワークロードに対する複数のパイロット グループ : 共同管理ワークロードごとに異なるパイロット コレクションを構成するk十が可能です。異なるパイロット コレクションを使用すると、ワークロードをシフトするときに、よりきめ細かいアプローチをとることができます。
  • 共同管理の自動登録の改善 : 新しく共同管理されたデバイスは、その Azure Active Directory (Azure AD) デバイス トークンに基づき Microsoft Intune サービスに自動的に登録されます。
  • Azure Active Directory user group discovery : Azure Active Directory (Azure AD) からユーザー グループとそれらのグループのメンバーを検出できるようになりました。
  • コレクション メンバーシップの結果を Azure Active Directory グループと同期 (Pre-release) : コレクション メンバーシップおよび Azure Active Directory (Azure AD) グループとの同期を有​​効にできるようになりました。
  • Windows Virtual Desktop のサポート : Windows Virtual Desktop は、Microsoft Azure および Microsoft 365 のプレビュー機能です。Configuration Manager を使用して、Azure 上で Windows を実行しているこれらの仮想デバイスの管理が可能になりました。

Customer Voice

Site infrastructure

  • サイト サーバー メンテナンス タスクの改善 : サイト サーバーの詳細ビューで、サイト サーバーのメンテナンス タスクを独自のタブから表示および編集が可能となりました。
  • Configuration Manager 更新データベースのアップグレード監視 : インストール ステータス ウィンドウの進行状況の監視とタスクのブロックに関する情報が改善されました。

Application management

  • アプリケーション グループ (Pre-release) : 単一の展開としてユーザー、もしくはデバイス コレクションに送信できるアプリケーションのグループを作成します。
  • デバイスに展開されたアプリケーションのフィルタ : デバイス ターゲット アプリケーション展開のユーザー カテゴリは、Software Center でフィルタして表示されるようになりました。

Operating System Deployment

  • タスク シーケンス デバッガー (Pre-release) : タスク シーケンス デバッガーは、新しいトラブルシューティング ツールです。タスク シーケンスをデバッグ モードで 1 つのデバイス コレクションに展開します。
  • UserVoice フィードバックに基づく複数の改善 : クライアント キャッシュからアプリケーションのコンテンツを消去する、タスク シーケンスのために SEDO ロックを再利用する、ドライバー パッケージおよび OS イメージをプリキャッシュするなどの機能が含まれます。

Software updates

  • WSUS メンテナンスに対する追加オプション : Configuration Manager が正常なソフトウェアの更新ポイントを維持するために実行可能な追加の WSUS メンテナンス タスクができました。

Configuration Manager Console

  • フォルダーに対するロール ベース アクセス : フォルダーにセキュリティ範囲の設定が可能になりました。フォルダー内のオブジェクトにアクセスできても、そのフォルダにアクセスできない場合、そのオブジェクトは表示されません。
  • UserVoice フィードバックに基づく複数の改善: これには、デバイス ノードでのコレクション タブの追加、アプリケーション ノードでのタスク シーケンス タブの追加、および複数選択のサポートの向上が含まれます。

Real-time management

  • CMPivot への参加、追加演算子、およびアグリゲーターの追加 : CMPivot では、追加の算術演算子、アグリゲーター、および Registry と File を一緒に使用するなど、照会結合を追加する機能が追加されました。
  • CMPivot スタンドアロン (Pre-release) : これで、管理コンソールの外部で CMPivot をスタンドアロン アプリケーションとして使用することが可能です。これにより、ヘルプデスクやセキュリティ管理者など、自分のコンピューターにコンソールをインストールしていない他の人物と CMPivot の機能を共有することができます。

このアップデートの詳細や新しい機能の一覧については、What’s new in version 1906 of System Center Configuration Manager ドキュメントを参照してください。

注 : 今後数週間でアップデートがグローバルに展開されると、自動的にダウンロードされ、Configuration Manager コンソールの [更新とサービス] ノードからインストールの準備ができたタイミングで通知されます。これらの新機能を試すのを待つことができない場合は、PowerShell スクリプトを使用して、ユーザーが更新プログラムを入手する First Wave にあることを確認する方法については、次の手順を参照してください。このスクリプトを実行すると、アップデートがすぐにコンソールに表示されます。

アップグレード プロセスのサポートについては、Site and Client Deployment forum に質問を投稿してください。Configuration Manager コンソールの Send-a-Smile 経由で Configuration Manager feedback、もしくは Windows 10 にビルドインされている Feedback Hub app に送ってください。

Configuration Manager の新機能に関するアイディアを共有、および投票するために引き続き UserVoice ページを利用することができます。

参考

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