Update Rollup 39 for Azure Site Recovery が公開されました

スポンサーリンク

Azure Site Recovery (ASR) の更新プログラムである Update Rollup 39 for Azure Site Recovery (4517283) が公開されました。

Azure Site Recovery には、大きく分けて「Hyper-V ベース (SCVMM 含む)」向け、および「VMware ベース (物理、他仮想化/他クラウド基盤含む)」向けの 2 種類のインストーラーが存在し、これらに加えて、エージェント (Microsoft Azure Recovery Services Agent) が存在します。

Update Rollup 39 for Azure Site Recvoery における各インストーラーのバージョンとなります。

Update Rollup 39 for Azure Site Recovery について (意訳)

前提条件

Update Rollup 39 for Microsoft Azure Site Recovery Provider (バージョン 5.1.4600.0) をインストールするには、以下のどちらかがインストールされている必要があります :

  • Microsoft Azure Site Recovery Provider (バージョン 5.1.4100 以降)
  • Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup (VMware to Azure) (バージョン 9.22.xxxx.x 以降)
  • Microsoft Azure Recovery Services Agent (バージョン 2.0.8700.0 以降)

注 : [コントロール パネル] – [プログラムと機能] からインストールされているバージョンを確認することが可能です。

この更新プログラムにより修正される問題

この更新プログラムを適用することで、次の問題を修正および改善があります。

Microsoft Azure Site Recovery Provider

Azure to Azure
改善点
  • Azure Disk Encryption サポートの最新リリースのサポート (Managed Disk、Windows) を有効にしました。
  • ネットワーク リソース (NSG、LB、パブリック IP の更新) を Azure のフェイルオーバー VM への接続をサポートしました。
修正された問題
  • <srouceAVSet> -asr の形式の既存のターゲット可用性セットが選択されている場合、’Create Target Resources’ ステップでレプリケーション ワークフローを有効にしませんでしたが、現在修正されています。
  • 非マネージド ディスクからマネージド ディスクへの移行に関連する不具合を修正しました。
  • VSS ライターの障害処理を改善しました。
VMware to Azure
改善点
  • (該当なし)
修正された問題
  • (回答梨)

Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup & Configuration Server Template

改善点
  • (該当なし)
修正された問題
  • (該当なし)

Mobility Service

改善点
Azure to Azure および VMware to Azure
  • Site Recovery を使用して最大 8 TBのディスクの保護が可能となりました。
  • P20 / P30 / P40 ディスクの 20MBps データ変更率 (データ チャーン) をサポートしました。
VMware to Azure
  • 保護された VM の高データ チャーン正常性イベントがある場合の推奨事項の機能を強化しました。
修正された問題
Azure to Azure
  • 1 GB 〜 1.5 GB のディスク サイズを保護する際に問題があった不具合を修正しました。
VMware to Azure
  • SQL Server を実行中のサーバー上のモビリティ エージェントのインストール、およびアップグレードが最適化されました。
  • TLS 1.2 のみを使用するように拡張されています。その他の下位バージョンの接続は拒否されます。
  • 新規インストール時に生成される証明書には、2,048 ビット長の Diffie-Hellman キーが含まれます。

Microsoft Azure Site Recovery (サービス)

改善点
Hyper-V to Azure
  • ExpressRoute を使用した場合のフェイルバック パフォーマンスを改善し、またスロットル エラーを削減しました。
  • フェイルオーバーの時間を短縮し、信頼性を高めるフェイルオーバー プロセスを強化しました。
  • VM の再同期の問題を回避する、大きな差分ログ ファイルの処理中のレプリケーション パフォーマンスを強化しました。
修正された問題
  • 以前、回復ポイントの生成に使用されるスナップショットがほとんど削除されないという問題がありましたが、修正されました。

Microsoft Azure Site Recovery (ポータル)

改善点
  • (該当なし)

修正された問題

  • (該当なし)

Azure Site Recovery オンプレミス コンポーネントのアップデート

2 つのオンプレミス VMM サイト間

  1. Update Rollup 39 for Microsoft Azure Site Recovery Provider をダウンロードします。
  2. リカバリー サイトで管理している 1 台目のオンプレミス VMM サーバーに Update Rollup 39 をインストールします。
  3. リカバリー サイトがアップデートされた後、プライマリ サイトが管理している VMM サーバーで Update Rollup 39 をインストールします。

VMM が高可用性 VMM (VMM クラスター) である場合、VMM サービスがインストールされているクラスタのすべてのノードにアップグレードをインストールするようにしてください。

オンプレミス VMM サイトと Azure 間

  1. Update Rollup 39 for Microsoft Azure Site Recovery Provider をダウンロードします。
  2. オンプレミス VMM サーバー上で Update Rollup 39 をインストールします。
  3. すべての Hyper-V ホストで最新の MARS エージェントをインストールします。

VMM が高可用性 VMM (VMM クラスター) である場合、VMM サービスがインストールされているクラスタのすべてのノードにアップグレードをインストールするようにしてください。

オンプレミス Hyper-V サイトと Azure 間

  1. Update Rollup 39 for Microsoft Azure Site Recovery Provider をダウンロードします。
  2. Azure Site Recovery に登録されている Hyper-V サーバーの各ノード上のプロバイダーをインストールします。

Hyper-V がホスト クラスター Hyper-V サーバーの場合、クラスタのすべてのノードにアップグレードをインストールするようにしてください。

オンプレミス VMware/物理サイトと Azure 間

  1. Update Rollup 39 for Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup をダウンロードします。
  2. オンプレミス管理サーバーの 1 台目にアップデートをインストールします。これは、Configuration サーバーと Process サーバー ロールを含むサーバーにインストールします。
  3. スケールアウト Process サーバーがある場合、次にそのサーバーをアップデートします。
  4. Azure Portal にアクセスし、保護されたアイテム > レプリケートされたアイテム ペインに移動します。
  5. このページの VM を選択します。
  6. 各 VM のペインの下部に表示されている Update Agent ボタンをクリックします。これは、すべての保護されている VM 上の Mobility Service Agent をアップデートします。

すべての最新の変更がソース VM に読み込まれていることを確認するために、Mobility Agent をアップグレードするたびに再始動することを推奨します。しかし必須ではありません。最後の再起動中のエージェントのバージョンと現在のバージョンの差が4より大きい場合、再起動は必須です。詳細な説明については次の表を参照してください。

最新の再起動中のエージェントのバージョン バージョンへのアップグレード 再起動の必須可否について
9.16 9.18 必須ではない
9.16 9.19 必須ではない
9.16 9.20 必須ではない
9.16 9.21 必須です。最初にバージョン 9.20 にアップグレードしてからバージョン 9.21 にアップグレードする前に再起動します。バージョン間の差異 (最後の再起動が実行された 9.16 とターゲット バージョン 9.21) は バージョンが 4 つ大きいためです。

既知の問題

このアップデートで問題はありません。

参考情報

Microsoft が ソフトウェア更新プログラムの説明に使用している用語について説明します。

サード パーティによる情報の免責事項

この資料に記載されているサード パーティ製品は、Microsoft と関連のない他社の製品です。これらの製品の性能または信頼性について、暗黙または明示を問わず、当社は一切の保証をしません。

参考