Azure IaaS 第 2 世代 VM が GA したので、色々と確認してみました

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Microsoft Ignite 2019 が開催されているタイミングでアナウンスがありましたが Azure IaaS 第 2 世代 VM (Azure IaaS Generation 2 Virtual Machine) が GA となりました。

Azure IaaS 第 2 世代 VM が利用できるサイズや制限事項、Azure IaaS 第 1 世代 VM や Hyper-V 第 2 世代 VM との違いについては、以下公開ドキュメントにまとめられていますが、せっかく GA されたので、色々と確認してみました。

Azure IaaS 第 2 世代 VM 確認結果

以下の設定で Azure IaaS 第 2 世代 VM を作成しています。

  • リージョン : 東日本
  • VM サイズ : B2ms
  • VM イメージ : Windows Server 2019 Datacenter (Azure Marketplace)
    ※Azure Marketplace の「[small] ~」と記載されているイメージは 第 2 世代 VM としてデプロイできないので注意。
  • OS ディスク : Standard HDD (Managed ディスク)

また、確認に使用している Azure PowerShell (Az モジュール)、Azure CLI のバージョンは以下となります。

  • Azure PowerShell (Az モジュール) : v3.0.0
  • Azure CLI : v2.0.76

Azure ポータルからのデプロイ

仮想マシンの作成の [詳細] フェーズ、[VM の生成] にて 「Gen 2」を選択することで、Azure IaaS 第 2 世代 VM をデプロイ可能です。

デプロイした Azure IaaS VM が第 2 世代かどうかを確認する

Azure ポータル

仮想マシン管理ブレード

[設定] – [プロパティ] 内にある [VM の生成] から確認することが可能です。

Virtual Machines 一覧

[列の編集] をクリック、「世代」を追加することで、確認することが可能です。

Azure PowerShell (Az モジュール)

確認する限り、世代を確認できるコマンドレットは見つかりませんでした。

Get-AzVM で StorageProfile の ImageReference の sku から第 2 世代の Marketplace イメージを使用しているかどうかを何とか確認できるぐらいでした。

Azure CLI

Azure PowerShell (Az モジュール) 同様、世代を確認できるコマンドレットは見つかりませんでした。

こちらも、az vm show コマンドで storageProfile 内の imageReference の sku から確認できるレベルでした。

オペレーティング システム (リモート デスクトップ接続)

システム情報

[BIOS モード] が「UEFI」になっていることを確認します。

デバイス マネージャー

[ディスク ドライブ] が「Microsoft 仮想ディスク」となっていることを確認します。

ディスクの管理

EFI システム パーティションが作成されていることを確認します。

OS ディスク サイズを 2 TB 以上にする

Managed ディスク (OS ディスク) がアタッチされている場合には、4 TB (≒ 4095 GB) までしかディスクを拡張することができませんが、OS ディスク内の C ドライブを 2 TB 以上に拡張可能であることを確認しています。

Managed ディスク (OS ディスク) を 4 TB 以上にするには、アタッチしている VM だけを削除 (デタッチ)、Managed ディスク (OS ディスク) を拡張した後、このディスクを用いて VM を再作成することで可能となります。

気になった点としては、VM 再作成時に Gen 2 と判断していることと、アナウンスでは最大 12 TB の記載でしたが、確認した限りでは約 16 TB まで C ドライブを拡張することができました。
※公開ドキュメントでは、4 TB 以上は推奨しないとのことなので自己責任でお願いします。

おまけ

比較のため、Azure IaaS 第 1 世代 VM の画像もあげておきました。

参考

 

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