Update Rollup 42 for Azure Site Recovery が公開されました

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Azure Site Recovery (ASR) の更新プログラムである Update Rollup 42 for Azure Site Recovery (4531426) が公開されました。

Azure Site Recovery には、大きく分けて「Hyper-V ベース (SCVMM 含む)」向け、および「VMware ベース (物理、他仮想化/他クラウド基盤含む)」向けの 2 種類のインストーラーが存在し、これらに加えて、エージェント (Microsoft Azure Recovery Services Agent) が存在します。

Update Rollup 42 for Azure Site Recovery における各インストーラーのバージョンとなります。

Update Rollup 42 for Azure Site Recovery について (意訳)

前提条件

Update Rollup 42 for Microsoft Azure Site Recovery Provider (バージョン 5.1.5200.0) をインストールするには、以下のどちらかがインストールされている必要があります :

  • Microsoft Azure Site Recovery Provider (バージョン 5.1.4800 以降)
  • Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup (VMware to Azure) (バージョン 9.26.xxxx.x 以降)
  • Microsoft Azure Recovery Services Agent (バージョン 2.0.8700.0 以降)

注 : [コントロール パネル] – [プログラムと機能] からインストールされているバージョンを確認することが可能です。

この更新プログラムにより修正される問題

この更新プログラムを適用することで、次の問題を修正および改善点があります。

Mobility Service

改善点
  • Azure Site Recovery は、UEFI レイアウトを使用した VMware、Azure マシンのテスト フェールオーバー、フェールオーバー、フェールバックをサポートするようになりました。
    • 次のオペレーティング システムを搭載した VMware マシンがサポートされています :
      • Windows Server 2012
      • Windows Server 2012R2
      • Windows Server 2016
      • Windows Server 2019
      • SLES12Sp4
      • RHEL8
    • 第 2 世代のすべての Azure マシンをサポートするようになりました。
  • Linux OS サポートの改善
    • RHEL 8
    • Oracle Linux 7.7
  • Azure to Azure DR
    • Azure Disk Encryption (ADE) を持つ Azure Linux マシンを Azure Site Recovery で保護できるようになりました。
    • Python 3 for Linux Extension をサポートするようになりました。
  • VMware to Azure DR
    • ディスクのデータ変更率 (チャーン)、およびデータアップ ロード率ログが、Log Analytics と Recovery Services Vault との統合で利用可能になりました。
修正された問題
  • SHA2 コード署名サポートを検証するための前提条件チェックが有効になっています。Windows 2008 R2 SP1、Windows 2008 SP2、および Windows 7 SP1 で実行されている OS では、SHA2 コード署名を有効にするために特定の KB をインストールする必要があります。 SHA2 コード署名が有効になっていない場合、ASR Mobility Agentのアップグレードと新規インストールは成功しません。詳細はこちらを参照してください。

Microsoft Azure Site Recovery (サービス)

改善点
  • Norway geo の Azure 仮想マシンを Azure Site Recovery で保護できるようになりました。
  • VMware to Azure DR へのフェールバック操作に使用される Azure Process サーバー SKU のデフォルトは、Standard_A8_v2 です。
修正された問題
  • Recovery Services Vault、および Process サーバー ブレードからレプリケーション アイテム ブレードをロードするのにかかる時間を最小限に抑えるために、パフォーマンスが強化されました。
  • 再同期通知が更新され、再同期が必要なマシンの詳細が提供されるようになりました。
  • Azure to Azure DR シナリオでは、レプリケーションの有効化中に選択された自動化アカウントが常にターゲット リージョンにあるとは限りません (すべてのリージョンに自動化アカウントがあるわけではないため)。Automation アカウントをプロビジョニングする必要があるリージョンを通知する geo マッピングがあります。この geo マッピングは、顧客が別のリージョンの Automation アカウントを使用できるように更新されます。

Azure Site Recovery オンプレミス コンポーネントのアップデート

2 つのオンプレミス VMM サイト間

  1. Update Rollup 42 for Microsoft Azure Site Recovery Provider をダウンロードします。
  2. リカバリー サイトで管理している 1 台目のオンプレミス VMM サーバーに Update Rollup 42 をインストールします。
  3. リカバリー サイトがアップデートされた後、プライマリ サイトが管理している VMM サーバーで Update Rollup 42 をインストールします。

VMM が高可用性 VMM (VMM クラスター) である場合、VMM サービスがインストールされているクラスタのすべてのノードにアップグレードをインストールするようにしてください。

オンプレミス VMM サイトと Azure 間

  1. Update Rollup 42 for Microsoft Azure Site Recovery Provider をダウンロードします。
  2. オンプレミス VMM サーバー上で Update Rollup 42 をインストールします。
  3. すべての Hyper-V ホストで最新の MARS エージェントをインストールします。

VMM が高可用性 VMM (VMM クラスター) である場合、VMM サービスがインストールされているクラスタのすべてのノードにアップグレードをインストールするようにしてください。

オンプレミス Hyper-V サイトと Azure 間

  1. Update Rollup 42 for Microsoft Azure Site Recovery Provider をダウンロードします。
  2. Azure Site Recovery に登録されている Hyper-V サーバーの各ノード上のプロバイダーをインストールします。

Hyper-V がホスト クラスター Hyper-V サーバーの場合、クラスタのすべてのノードにアップグレードをインストールするようにしてください。

オンプレミス VMware/物理サイトと Azure 間

  1. Update Rollup 42 for Microsoft Azure Site Recovery Unified Setup をダウンロードします。
  2. オンプレミス管理サーバーの 1 台目にアップデートをインストールします。これは、Configuration サーバーと Process サーバー ロールを含むサーバーにインストールします。
  3. スケールアウト Process サーバーがある場合、次にそのサーバーをアップデートします。
  4. Azure Portal にアクセスし、保護されたアイテム > レプリケートされたアイテム ペインに移動します。
  5. このページの VM を選択します。
  6. 各 VM のペインの下部に表示されている Update Agent ボタンをクリックします。これは、すべての保護されている VM 上の Mobility Service Agent をアップデートします。

注 : すべての最新の変更がソース VM に読み込まれていることを確認するために、Mobility Agent をアップグレードするたびに再始動することを推奨します。しかし必須ではありません。最後の再起動中のエージェントのバージョンと現在のバージョンの差が 4 より大きい場合、再起動は必須です。詳細な説明については次の表を参照してください。

最新の再起動中のエージェントのバージョン バージョンへのアップグレード 再起動の必須可否について
9.25 9.27 必須ではない
9.25 9.28 必須ではない
9.25 9.29 必須ではない
9.25 9.30 必須です。
最初にバージョン 9.29 にアップグレードしてからバージョン 9.30 にアップグレードする前に再起動します (最後の再起動が実行されたバージョンとターゲット バージョンとの違いが 4 以上のため)。

参考