Configuration Manager Technical Preview version 2001 が公開されました

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2020/01/21 (現地時間) に Configuration Manager Technical Preview version 2001 が公開された旨のアナウンスがありました。

Configuration Manager Technical Preview version 2001 の機能については、以下の Microsoft Docs サイトに記載 (英語) されています。

Configuration Manager Technical Preview version 2001 を利用するには、Configuration Manager Technical Preview コンソールから利用可能となっています。新規インストールの場合、TechNet Evaluation Center で入手可能な 1911 ベースライン版の Configuration Manager Technical Preview Branch を使用してください。Technical Preview Branch リリースでは、テスト環境上で Configuration Manager の新機能について検証することが可能です。

最新の Technical Preview に関する意見について、コンソールから直接フィードバックを送信することができます。また、製品の問題については Feedback Hub アプリ、新機能については UserVoice ページにアクセスしてください。

version 2001 から追加された新機能および機能改善内容抜粋 (意訳)

Update 2001 for the Technical Preview Branch of Microsoft Endpoint Configuration Manager がリリースされました。

Microsoft Edge Management ダッシュボードは、新しい Microsoft Edge およびその他のブラウザーの使用に関するインサイトを提供します。このダッシュボードでは、次のことが可能です :

  • Microsoft Edge がインストールされているデバイス数を確認する
  • 異なるバージョンの Microsoft Edge がインストールされているクライアント数を確認する
  • デバイス間でインストールされたブラウザのビューを持つ

詳細な情報について、 Microsoft Edge Management dashboard を参照してください。

このプレビュー リリースには、次の新機能が含まれます :

  • タスク シーケンス ステップの準備完了チェックの改善 : UserVoice feedback をもとに、タスク シーケンスの準備完了チェックにてより多くのデバイス プロパティを確認できるようになりました。
    • 現在の OS のアーキテクチャ : 32-bit または 64-bit
    • 最小 OS バージョン : (例) 10.0.16299
    • 最大 OS バージョン : (例) 10.0.18356
    • 最小クライアント バージョン : (例) 5.00.08913.1005
    • 現在の OS の言語 : 言語名を選択すると、ステップは関連する言語コードを比較します
    • AC 電源の接続状態
    • ネットワーク アダプターの接続状態
      • ネットワーク アダプターがワイヤレスではない
  • Power BI レポート サーバーとの統合 : Power BI レポート サーバー と Configuration Manager レポートを統合できるようになりました。この統合により、最新の視覚化とパフォーマンスの向上が実現します。 SQL Server Reporting Services に既に存在するものと同様の Power BI レポートのコンソール サポートを追加します。Power BI Desktop レポートファイル (.PBIX) を保存し、Power BI レポート サーバーに展開します。このプロセスは、SQL Server Reporting Services レポートファイル (.RDL) と同様です。Configuration Manager コンソールからブラウザーでレポートを直接起動することも可能です。
  • OneTrace ログ グループ : OneTrace は、サポート センターの機能と同様に、カスタマイズ可能なログ グループをサポートするようになりました。ログ グループを使用すると、1 つのシナリオのすべてのログ ファイルを開くことが可能となります。現在 OneTrace には、次のシナリオのグループが含まれます :
    • アプリケーションの管理
    • コンプライアンス設定 (Desired Configuration Management とも呼ばれます)
    • ソフトウェア アップデート
  • 管理サービスの改善 : administration service は、SMS プロバイダーの REST API です。以前は、次の依存関係のいずれかを実装する必要がありました :
    • サイト全体で拡張 HTTP を有効化する
    • SMS プロバイダーの役割をホストするサーバー上の IIS に PKI ベースの証明書を手動でバインドする

    このリリースから、管理サービスは自動的にサイトの自己署名証明書を使用します。この変更により、管理サービスを簡単に使用できるように摩擦を軽減します。

  • サーバーの全体管理サイトからデバイスをスリープ解除する : サーバーの全体管理サイト (CAS) から、 デバイスまたはデバイス コレクション ノードにて、クライアント通知アクションを使用してデバイスのスリープ解除が可能になりました。このアクションは、以前はプライマリ サイトからのみ使用可能でした。
  • タスク シーケンス進行状況の改善 : UserVoice feedback をもとに、タスクシーケンスの進行状況ウィンドウには、次の改善が含まれています :
    • 現在のステップ番号、ステップ総数、完了率を表示します
    • ウィンドウ幅を広げて、組織名を 1 行で表示しやすくするためのスペースを増やしました
  • オーケストレーション グループの改善 : オーケストレーション グループは、”サーバー グループ” 機能の進化版です。このリリースでは、次のような改善が追加されました :
    • オーケストレーション グループおよびオーケストレーション グループ メンバーのカスタム タイムアウト値を指定できるようになりました。
    • グループ メンバーを選択すると、サイト コードを選択するためのドロップダウン リストが表示されます。
    • グループのリソースを選択すると、有効なクライアントのみが表示されます。

参考

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