2020/02/03 (現地時間) に Configuration Manager Technical Preview version 2001.2 が公開された旨のアナウンスがありました。
- Configuration Manager Technical Preview 2001.2 is now available – Microsoft Tech Community – 1149051
https://techcommunity.microsoft.com/t5/configuration-manager-blog/configuration-manager-technical-preview-2001-2-is-now-available/ba-p/1149051
Configuration Manager Technical Preview version 2001.2 の機能については、以下の Microsoft Docs サイトに記載 (英語) されています。
- Technical preview 2001.2 – Configuration Manager | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/en-us/configmgr/core/get-started/2020/technical-preview-2001-2
Configuration Manager Technical Preview version 2001.2 を利用するには、Configuration Manager Technical Preview コンソールから利用可能となっています。新規インストールの場合、TechNet Evaluation Center で入手可能な 1911 ベースライン版の Configuration Manager Technical Preview Branch を使用してください。Technical Preview Branch リリースでは、テスト環境上で Configuration Manager の新機能について検証することが可能です。
最新の Technical Preview に関する意見について、コンソールから直接フィードバックを送信することができます。また、製品の問題については Feedback Hub アプリ、新機能については UserVoice ページにアクセスしてください。
version 2001.2 から追加された新機能および機能改善内容抜粋 (意訳)
Update 2001.2 for the Technical Preview Branch of Microsoft Endpoint Configuration Manager がリリースされました。
このプレビュー リリースには、次の新機能が含まれます :
- Desktop Analytics 接続の改善 : このリリースには、Configuration Manager から Desktop Analytics への接続を監視するための次の改善が含まれていますこれらの機能は、オンプレミス システムとクラウド サービス間接続の問題のトラブルシューティングに役立ちます。
- 接続状態ダッシュボードに、必要なエンドポイントへのクライアント接続エラーが表示されます。
- クリティカル ステータス メッセージは、必要なエンドポイントへのサーバー接続エラーを表示します。
- クライアント接続ステータスにはプロキシ設定の問題が含まれます。
- インターネット ベースのワークグループ クライアント over CMG : Cloud management gateway (CMG) は、 ワークグループ クライアントをサポートしています。 このリリースから、Configuration Manager は次の方法でワークグループ デバイスのサポートを拡張します :
- 内部ネットワークで一意のトークンを登録する。
- インターネット ベースのデバイスに対する一括登録トークンを作成する
- ピア コンテンツのダウンロード用に特定のサブネットを除外 : 境界グループには、ピア ダウンロード用の次のオプションが含まれます : During peer downloads, only use peers within the same subnet (ピア ダウンロード中は、同じサブネット内のピアのみを使用してください). このオプションを有効にすると、管理ポイントは、クライアントと同じサブネットおよび境界グループにあるピア ソースのみをコンテンツの場所の一覧に含めます。ネットワークの構成に応じて、特定のサブネットを除外して一致させることができるようになりました。
- Send a smile の改善 : Send a smile もしくは Send a frown を使用する場合、フィードバックが送信されると、ステータス メッセージが作成されます。この改善により、以下の記録が得られます :
- フィードバックが送信された日時
- フィードバックの送信者
- フィードバック ID
- フィードバックの提出が成功したかどうか
- 展開の種類としてタスク シーケンスの改善 : Technical preview version 1905 には、アプリケーション モデル展開の種類としてタスク シーケンスの初期リリースが含まれていました。この機能により、アプリケーション モデルを介してタスク シーケンスを使用して複雑なアプリケーションをインストールできます。このリリースにはクライアント側の機能が含まれているため、Software Center で展開を確認できます。
- タスクシーケンスの進行状況に対する追加の改善 : improvements in technical preview version 2001 からのフィードバックに基づき, このリリースには次の変更が含まれています :
- 既定では、タスク シーケンスの進行状況ウィンドウは既存のテキストを使用します。変更を加えない場合、version 1912 以前と同じように機能し続けます。
- 新しい進捗情報を表示するには、新しいタスク シーケンス変数 TSProgressInfoLevel を指定します。
- フェーズ化された展開の PowerShell コマンドレット : Configuration Manager は、フェーズ化された展開のコマンドレットをサポートするようになりました。こちらからコマンドレット一覧を確認することが可能です。
参考
- Enterprise Mobility + Security – Microsoft Tech Community
https://techcommunity.microsoft.com/t5/Enterprise-Mobility-Security/bg-p/enterprisemobilityandsecurity - TechNet Evaluation Center
https://www.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/ - Technical preview releases – Configuration Manager | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/en-us/configmgr/core/get-started/technical-preview