Azure VM (Virtual Machines; 仮想マシン) を作成する際、作成画面で「すべてのパブリックおよびプライベート イメージを参照する」から Azure Marketplace に公開されているパブリック イメージおよびお客様で作成されたプライベート イメージを表示、選択することが可能です。
しかしながら、同じイメージが 2 つ表示される場合があり、イメージ名や説明も同一であるため、どちらを選択すればよいか分からなくなることがあります。
同一のイメージが 2 つ表示される原因として、イメージによっては「第 1 世代 (Gen 1) VM」用のイメージと「第 2 世代 (Gen 2) VM」用のイメージが存在するため、となります。
例として、同一のイメージが 2 つ表示されている「Windows Server 2019 Datacenter with Containers」にて、上のイメージを選択すると「第 1 世代 (Gen 1) VM」、上のイメージを選択すると「第 2 世代 (Gen 2) VM」が選択されていることを確認することが可能です。
- 「Windows Server 2019 Datacenter with Containers」にて、上のイメージを選択した場合
- 「Windows Server 2019 Datacenter with Containers」にて、下のイメージを選択した場合
イメージ選択後も Azure VM 作成前であれば、世代の変更を行うことは可能ですが、世代用のイメージを読み込み直しを行っているようで、以下のメッセージが作成画面にも表示されますが、リージョンやサイズ、ディスクの SKU の設定情報がリセットされることがあるので、注意が必要です。
参考
- クラウド コンピューティング サービス | Microsoft Azure
https://azure.microsoft.com/ja-jp/ - Linux および Windows 向けの仮想マシン (VM) | Microsoft Azure
https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/virtual-machines/ - Microsoft クラウド マーケットプレース | Microsoft Azure
https://azure.microsoft.com/ja-jp/overview/commercial-marketplace/ - 第 2 世代 VM に対する Azure のサポート | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/windows/generation-2