2020/10/02 (現地時間) に Configuration Manager Technical Preview version 2010 が公開された旨のアナウンスがありました。
Configuration Manager Technical Preview version 2010 の機能については、以下の Microsoft Docs サイトに記載 (英語) されています。
Configuration Manager Technical Preview version 2009 を利用するには、Configuration Manager Technical Preview コンソールから利用可能となっています。新規インストールの場合、TechNet Evaluation Center で入手可能な 2007 ベースライン版の Configuration Manager Technical Preview Branch を使用してください。Technical Preview Branch リリースでは、テスト環境上で Configuration Manager の新機能について検証することが可能です。
最新の Technical Preview に関する意見について、コンソールから直接フィードバックを送信することができます。また、製品の問題については 直接コンソールから、新機能については UserVoice ページにアクセスしてください。
version 2010 から追加された新機能および機能改善内容抜粋 (意訳)
Update 2010 for the Technical Preview Branch of Microsoft Endpoint Configuration Manager がリリースされました。
Configuration Manager コンソールでスクリプトとクエリを作成する際に役立つよう、構文が強調表示されます。構文の強調表示でサポートされている言語には、PowerShell、JavaScript/JScript、VBScript、および SQL/WQL があります。
詳細について、syntax highlighting for scripting languages を参照してください。
このプレビューには、次の新機能が含まれます :
- Windows 10 Enterprise LTSC に対する Desktop Analytics サポート: 長期サービス チャネル (LTSC) から半年ごとのサービス チャネルに移行したいお客様は、新しい機能、サービス、およびその他の主要な変更にアクセスすることが可能です。このリリース以降、LTSC デバイスを Desktop Analytics に登録し、展開計画で評価できるようになりました。
- シナリオ正常性の改善 : Technical preview version 2008 では、シナリオの状態を監視する機能が追加されました。これは当初、SQL Server ServiceBroker に重点を置いていました。このリリースでは、クライアント アクションに使用される高速チャネルの状態を監視できるようになりました。使用している環境がアップロードされたデバイスにテナント接続されている場合、この機能は、Microsoft Endpoint Manager 管理センターからのクライアント アクションに関する潜在的な問題を確認するのに役立ちます。この機能は、オンプレミスのクライアントアクションにも使用できます。例えば、CMPivot、スクリプトの実行、デバイスのウェイクアップなどです。
- 拡張された Windows Defender Application Control 管理 : Windows Defender Application Control は、デバイスでの実行が許可されているソフトウェアの明示的なリストを適用します。この Technical Preview では、Windows Server 2016 以降を実行しているデバイスをサポートするよう、Windows Defender Application Control ポリシーを拡張しました。
- Deploy a task sequence to a user : UserVoice フィードバックに基づき、OS 以外の展開タスク シーケンスをユーザーベースのコレクションへの展開が可能となります。アプリケーションのタスク シーケンス デプロイメント タイプを用いて、アプリケーションをインストール/アンインストールします。
- ステータス メッセージへのショートカット : UserVoice フィードバックに基づき、次のオブジェクトのステータ スメッセージを簡単に表示できるようになりました :
- Devices
- Users
- Content
- Deployments
Configuration Manager コンソールでこれらのオブジェクトの 1 つを選択し、リボンから [ステータス メッセージの表示] を選択します。表示期間を設定すると、ステータス メッセージ ビューアーが開きます。ビューアーは、選択したオブジェクトに結果をフィルタリングします。- ソフトウェア アップデート スキャンに対するユーザー プロキシの有効化 : 2020 年 9 月 の累積更新プログラムから、HTTP ベースの WSUS サーバーは既定で安全になります。 HTTP ベースの WSUS に対して更新をスキャンするクライアントは、既定でユーザー プロキシを利用できなくなります。セキュリティのトレードオフにもかかわらずユーザー プロキシが必要な場合は、新しいソフトウェア アップデート クライアント設定を用いて、これらの接続を許可することが可能です。
- 電源プランのタスク シーケンス パフォーマンスの改善 : Configuration Manager version 1910 以降、タスク シーケンスの全体的な速度を向上させるために、高パフォーマンス用の Windows 電源プランをアクティブ化することが可能です。この Technical Preview リリース以降、このオプションは、最新のスタンバイを持つデバイスや、既定の電源プランを持っていないその他のデバイスで使用できるようになりました。
参考 (外部サイト)