Microsoft Azure Storage Explorer v1.17.0 がリリースされました

ブログ エントリ内にアフィリエイト広告が含まれています

2020/12/15 (現地時間) に Azure Storage Explorer の最新版 である v1.17.0 がリリースされました。

  1. Azure Storage Explorer v1.17.0 について (意訳)
    1. December 2020 (Version 1.17.0, build 20201211.10)
      1. 新機能
        1. Blob
        2. ADLS Gen2
        3. ログ
        4. Azure Data Factory
        5. 汎用
      2. 不具合修正
        1. ADLS Gen2
        2. Blob
        3. Queue
        4. Disk
        5. 汎用
      3. 既知の問題
  2. 参考

Azure Storage Explorer v1.17.0 について (意訳)

スポンサーリンク

December 2020 (Version 1.17.0, build 20201211.10)

新機能

Blob
  • コピー＆ペーストを実行する際、blob のアクセス層を保持する設定が追加されました。この設定を有効化するには、[設定] → [譲渡] → [AzCopy] → [BLOB のアクセス層を保持する] に進みます。#2125
  • 静的 Web サイトが有効になっているストレージ アカウントの場合、プロパティ パネルに Web エンドポイント プロパティが追加されました。#532
ADLS Gen2
  • 新しい再帰的なアクセス制御リスト (ACL) API のリリースに加えて、ストレージ エクスプローラーには “アクセス制御リストの伝達” と呼ばれる新機能があります。この機能を使用して、フォルダーの現在の ACL を既存のすべてのファイルおよびフォルダー配下に伝達することが可能です。#3695
  • [Manage Access Control List] ダイアログに、役立つ情報がいくつか追加されました。#3694
  • 選択およびフォルダー統計機能が ADLS Gen2 BLOB エクスプローラーで使用できるようになりました。#964
ログ
  • 現在、ストレージ エクスプローラーのいくつかの側面がディスクに記録されています。これは、以前のセッションからでも、ストレージ エクスプローラーが何をいつ実行しているかを簡単に確認できるようにするために実行されています。ログに記録される新しいものは次のとおりです。 :
    • Activities #2655
    • A limited set of API calls #3733

    今後数回のリリースで、これらのログ ファイルに新しいものが追加されます。ログに記録したいものがある場合は、feature request を開いてください。

Azure Data Factory
  • Azure Data Factory 拡張機能は、先月最初にリリースされて以来、いくつかのアップデートを受け取りました。本日、拡張機能バージョン 0.1.4 がリリースされます。拡張機能を既にインストールしている場合は、拡張機能のパネルからアップデート可能です。それ以外の場合は、こちらからダウンロード可能です。
汎用
  • AzCopy を使用する操作のアクティビティには、開始時間と期間が含まれるようになりました。#1683
  • macOS では、テキスト ボックスで ⌘A と ⌘Z を使用してすべてを選択して元に戻すことができるようになりました。これらのショートカットのいずれもサポートしていないテキスト ボックスを見つけた場合は、不具合レポートを開いてください。#2756

不具合修正

ADLS Gen2
  • 名前変更ダイアログの誤字を修正しました。#3819
  • BLOB およびフォルダー名を変更する際、新しい名前として “.” を使用できなくしました。#3363
Blob
  • BLOB エクスプローラーで、BLOB スナップショットを表示する際、スナップショットが表示されていることを示すためのアドレス バーが更新されませんでしたが、この問題は修正されました。#3390
Queue
  • キュー エクスプローラーのデータ テーブルでは、連続する空白が 1 つの空白に凝縮されていましたが、この問題は修正されました。#3134
Disk
  • v1.16 では、特定のプロキシ設定がアクティブな場合、ディスクのダウンロードに失敗していましたが、この問題は修正されました。#3782
汎用
  • v1.16 では、最後に選択した保存場所がダウンロード用に保存されていませんでしたが、この問題は修正されました。#3802
  • パブリック BLOB コンテナーをアタッチする場合、[接続の概要] ページに到達すると、[接続] ダイアログの [戻る] ボタンは機能しませんでしたが、この問題は修正されました。#3476
  • SAS URI を介して接続する場合、適切なサービス タイプのエンドポイント フィールドには、解析されたサービスエンドポイントが表示されませんでしたが、この問題は修正されました。#1514
  • 接続文字列を介して接続する場合、提案された表示名は指定された接続文字列から常に解析されるとは限りませんでしたが、この問題は修正されました。#593

既知の問題

  • 新しい “アクセス制御リストの伝達” 機能は、ADLS Gen2 BLOB コンテナーのルート ディレクトリでは使用できません。#3876
  • Windows 10 for ARM デバイスでストレージ エクスプローラーを使用しようとした際、何人かのユーザーが問題に遭遇しています。#2553

既知のすべての問題の完全な一覧について、issue ページ を参照してください。

スポンサーリンク

参考

タイトルとURLをコピーしました