MCP「AZ-600 : Configuring and Operating a Hybrid Cloud with Microsoft Azure Stack Hub (beta)」が受験可能になりました

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昨年末に「Microsoft Certified : Azure Stack Hub Operator Associate」の対象試験「AZ-600 : Configuring and Operating a Hybrid Cloud with Microsoft Azure Stack Hub (beta)」が受験可能となった旨のアナウンスがありました。

ベータ試験のため、英語のみとなりますが 2020/12/31 (現地時間) から提供開始となっており、これからすぐに受験することも可能です。

なお、上記の対応試験 MB-800 のサイトには、300 名 (先着) 限定で試験料が 80 % オフとなfるクーポン番号 (2021/02/02 まで利用可能) が記載されています。

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試験 AZ-600 : Configuring and Operating a Hybrid Cloud with Microsoft Azure Stack Hub (beta) (意訳)

試験の対象者

試験 AZ-600 の受験者 : Microsoft Azure Stack Hub を使用したハイブリッド クラウドの構成と運用は、Azure Stack Hub を用いて独自のデータセンター内からエンドユーザー、または顧客にクラウド サービスを提供する Azure 管理者、もしくは Azure Stack Hub Operator です。

彼らの責任は、Azure Stack Hub インフラストラクチャを計画、デプロイ、パッケージ化、更新、および保守することです。また、ハイブリッド クラウド リソースおよび要求されたサービスを提供し、Infrastructure as a Service (IaaS) と Platform as a Service (PaaS) を管理します。

これらはエンド ツー エンド インフラストラクチャの一部として、クラウド ベースの管理とセキュリティ、もしくはハイブリッド環境に専念する大規模なチームの一部として機能します。

この試験の受験者は、Azure Stack Hub 環境の管理と運用に豊富な経験を持っている必要があります。仮想化、ネットワーキング、および ID 管理に関する知識に加え、Azure についての深い理解が必要です。また、Azure Stack Hub が DevOps プロセスとハイブリッド開発モデルをどのように実現するかを理解する必要があります。

評価されるスキル

注:評価される各スキルの下に記載しているリストは、スキルの評価項目です。このリストは、決定的でも網羅的でもありません。

注:試験内容について、ほとんどの場合、プレビュー機能はカバーされず、一部の機能は GA (General Availability) となった際に試験に追加されます。

スキルの評価

サービスの提供 (30-35%)

  • Azure Stack Hub Marketplace を管理する
    • 切断された環境で AzureStack Hub Marketplace にデータを入力する
    • カスタムAzure Stack Hub Marketplace アイテムを作成する
    • Azure Stack Hub Marketplace アイテムのライフサイクルを管理する
  • App Services リソース プロバイダーをオファーする
    • App Services リソース プロバイダー展開を計画する
    • App Services リソース プロバイダーをデプロイする
    • App Services リソース プロバイダーをアップデートする
    • キャパシティ要件に基づいたロールをスケールする
    • App Services シークレットと証明書をローテートする
    • ワーカー層を管理する
    • App Services をバックアップする
  • Event Hubs リソース プロバイダーをオファーする
    • Event Hubs リソース プロバイダーの展開を計画する
    • Event Hubs リソース プロバイダーをデプロイする
    • Event Hubs リソース プロバイダーをアップデートする
    • Event Hubs シークレットと証明書をローテートする
  • サービスをオファーする
    • クォータを作成、管理する
    • プランを作成、管理する
    • オファーを作成、管理する
    • ユーザー サブスクリプションを作成、管理する
    • ユーザー サブスクリプションの所有者を変更する
  • 使用量と請求を管理する
    • 使用量データ レポートをセットアップする
    • Usage API を用いて使用量データを表示、取得する
    • マルチ テナントと CSP シナリオの使用量と請求を管理する

Data Center Integration の実装 (15-20%)

  • Azure Stack Hub 展開の準備
    • 名前解決戦略を推奨する
    • パブリックおよび内部 IP 戦略を推奨する
    • データ センター Firewall 統合戦略を推奨する
    • ID プロバイダーを推奨する
    • ID プロバイダー統合を検証する
    • Time Server (NTP) を構成する
  • Azure Stack Hub のインフラストラクチャ証明書を管理する
    • 証明書戦略を推奨する
    • 証明書を検証する
    • 外部証明書のシークレット ローテーション PowerShell コマンドレットを実行する
  • Azure Stack Hub 登録を管理する
    • 登録モデルを推奨する
    • 接続された環境を登録する
    • 切断された環境を登録する
    • 再登録する

ID とアクセスの管理 (10-15%)

  • multi-tenancyマルチ テナンシーを管理する
    • Azure Stack Hub home Directory を構成する
    • Azure Stack Hub を持つゲスト テナント ディレクトリを登録する
    • マルチ テナンシーを無効化する
    • ゲスト テナント ディレクトリをアップデートする
  • アクセスを管理する
    • アクセスのための適切な方法を特定する (サービス プリンシパル、ユーザー、グループ)
    • Azure Stack Hub のサービス プリンシパルをプロビジョニングする
    • アクセス権限モデルを推奨する
    • Azure Stack Hub のアクセスを構成する
    • カスタム ロールを作成する

インフラストラクチャの管理 (30-35%)

  • システム正常性を管理する
    • 監視戦略を推奨する
    • REST API を用いてシステム正常性を監視する
    • Event Hubs のようなリソース プロバイダーを含める
    • Syslog Server を用いてシステム正常性を監視する
    • フィールドの交換/修理を管理する
    • 自動診断ログ コレクションを構成する
    • Powershell を用いてオンデマンドで診断ログを収集する
    • Azure Stack Hub インフラストラクチャの Syslog フォワーディングを構成する
  • ビジネス継続性とディザスター リカバリーを計画、構成する
    • ビジネス継続性とディザスター リカバリー (BCDR) 戦略を推奨する
    • インフラストラクチャ バックアップ戦略を推奨する
    • インフラストラクチャ バックアップのストレージ ターゲットを構成する
    • インフラストラクチャ バックアップの証明書を構成する
    • インフラストラクチャ バックアップの頻度と保持ポリシーを構成する
  • キャパシティを管理する
    • システム キャパシティを計画する
    • パーティション化された GPU を管理する
    • ノードを追加する
    • ストレージ キャパシティを管理する
    • IP プールを追加する
  • インフラストラクチャをアップデートする
    • Azure Stack Hub をアップデートする
    • アップデート パッケージを手動でダウンロード/インポートする
    • Azure AD Home Directory をアップデートする
  • 特権エンドポイントを用いて Azure Stack Hub を管理する
    • 特権エンドポイントに接続する
    • クラウド管理者ユーザー ロールを構成する
    • サポート セッションをアンロックする
    • 特権エンドポイントでセッションを閉じる
    • Azure Stack Hub を停止/開始する
    • Test-AzureStack も用いてシステム診断を実行する
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2021/01/16 時点では未提供。

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