Configuration Manager Technical Preview version 2101 が公開されました

ブログ エントリ内にアフィリエイト広告が含まれています
スポンサーリンク

2021/01/29 (現地時間) に Configuration Manager Technical Preview version 2101 が公開された旨のアナウンスがありました。

Configuration Manager Technical Preview version 2101 の機能については、以下の Microsoft Docs サイトに記載 (英語) されています。

Configuration Manager Technical Preview version 2101 を利用するには、Configuration Manager Technical Preview コンソールから利用可能となっています。新規インストールの場合、TechNet Evaluation Center で入手可能な 2010 ベースライン版の Configuration Manager Technical Preview Branch を使用してください。Technical Preview Branch リリースでは、テスト環境上で Configuration Manager の新機能について検証することが可能です。

最新の Technical Preview に関する意見について、コンソールから直接フィードバックを送信することができます。また、製品の問題については 直接コンソールから、新機能については UserVoice ページにアクセスしてください。

スポンサーリンク

version 2101 から追加された新機能および機能改善内容抜粋 (意訳)

Update 2101 for the Technical Preview Branch of Microsoft Endpoint Configuration Manager がリリースされました。Community hub からコンソール拡張機能をダウンロードし、階層に接続されているすべてのコンソールに適用できるようになりました。この改善により、ご使用の環境で使用されるコンソール拡張機能の承認とインストール管理の開始が可能となります。

新しいノードが Configuration Manager コンソールに追加されました。 [コンソール拡張機能]ノードは、[管理] > [概要] > [更新とサービス] 配下にあります。Community hub からダウンロードしたコンソール拡張機能はここにあります。コンソール拡張機能のアクションは、リボンと右クリック メニューにグループ化されています。

アクションは、次のとおりです :

  • インストールの承認 : すべてのサイトにインストールするためのコンソール拡張機能を承認します。通知を有効化する前に、拡張機能を承認する必要があります。
  • 承認の取り消し :
    • [コンソール拡張] ノードから拡張機能をインストールする機能を取り消します。
    • 次に、ローカルにインストールされたコンソールの次回起動時、階層全体の拡張機能の既存のインスタンスを通知してアンインストールします。
    • その後、拡張機能の再承認が可能になります。
  • 通知を有効化 : コンソールを次に起動すると、セキュリティ スコープ内のユーザーに拡張機能をインストールできることを通知します。
  • 通知を無効化 : 拡張機能のコンソール通知メッセージを無効にします。セキュリティ スコープ内のユーザーは、引き続き承認済みの拡張機能を [コンソール拡張機能] ノードからインストール可能です。
  • 削除 :
    • [コンソール拡張] ノードから拡張機能をインストールする機能を取り消します。
    • 次に、ローカルにインストールされたコンソールの次回起動時、階層全体の拡張機能の既存のインスタンスを通知してアンインストールします。
    • 拡張機能を [コンソール拡張機能] ノードから削除し、後で再承認できないようにします。
  • セキュリティ スコープを設定する : Set the security scopes to secure the object and limit access.
  • インストール : 現在のローカル コンソール用に選択した拡張機能をインストールします。
  • アンインストール : 選択した拡張機能を現在のローカル コンソールからアンインストールします。
注 : この Technical preview では、Right Click Tools (Community Edition) from Recast Software のみをダウンロード、インストール可能です。

詳細は、 managing console extensions を参照してください。

このプレビューには、次の新機能が含まれます :

  • タスク シーケンスを持つ機能アップデートのデプロイ : UserVoice フィードバック を元に、タスク シーケンスで展開された機能アップデートを用いて、クライアントの Windows OS をアップグレードできるようになりました。この統合により、Windows サービスのシンプルさとタスク シーケンスの柔軟性が組み合わされます。サービスでは、ソフトウェア更新ポイントを介して同期する単一の ESD ファイルを使用します。このプロセスにより、Windows をアップグレードするための標準タスク シーケンスで使用される Windows イメージ コンテンツを手動で取得、インポート、および保守する必要がなくなります。通常、ESD ファイルのサイズは WIM イメージ ファイルよりも小さくなります。
  • テナントへの接続 – 必要なアプリケーションの展開を Microsoft Endpoint Manager 管理センターに表示 : デバイス、もしくは必要な期限のあるユーザーを対象とするアプリケーションが、Microsoft  Endpoint Manager 管理センターのテナント接続デバイスの [アプリケーション] ビューに表示されるようになりました。この改善により、アプリケーションのインストールがデバイスでいつ発生すると予想されるかを確認できます。
  • Software Center カスタム タブを表示するクライアント設定 : Technical preview version 2012 には、Software Center カスタム タブによるユーザー エクスペリエンスとセキュリティの向上が含まれていました。 Microsoft Edge WebView2 ブラウザー コントロールを手動で展開する必要がありました。このリリース以降、WebView2 コントロールを使用するようにクライアント設定を構成できるようになりました。
  • Simplified CMPivot permissions requirements : CMPivot のアクセス許可要件を簡素化しました。次の変更が行われています :
    • CMPivot は SMS スクリプト 読み取りアクセス権限が必要なくなりました
      • CMPivot.log に示されているように、503 (Service Unavailable) エラーを受信した際に SMS プロバイダーを使用するためにフォールバックする場合、管理サービスには引き続きこの権限が必要となります。
    • デフォルト スコープ アクセス権限は必要ありません。
  • Active Directory User Discovery から組織ユニット (OU) 除外の許可 : Active Directory User Discovery から、OU の除外ができるようになりました。
  • Support Center の変更 : Support Center は次のツールに分割されました :
    • Support Center Client Data Collector : デバイスからデータを収集し、Support Center Viewer に表示します。この個別のツールには、選択したデータを収集するための既存の Support Cener アクションが含まれています。
      • Support Center Client Tools : 選択したデータを収集することを除く、その他の Support Center のトラブルシューティング機能。
  •  非推奨 Azure Monitor コネクタの前提条件ルール : より多くのワークロードをクラウド上に移行するにつれて、ネイティブの Azure Monitor ログ クエリ グループが広く採用されるようになっています。このため、2020 年 11 月以降、コレクションを Azure Monitor に同期する Configuration Manager 機能は非推奨になりました。このリリースにアップデートすると、新しい前提条件チェックで、Azure Monitor の Log Analytics コネクタ の存在が警告されます。このコネクタは非推奨であり、将来のリリースで製品から削除される予定です。その際、このチェックはアップグレードをブロックするエラーになります。
  • 以前の配布ポイント メッセージの管理 : 一部の環境では、配布ポイントのエラー ステータス メッセージの数が少ないと、サーバー ステータス全体にエラー状態が表示される場合があります。この動作は、コンテンツの配布に失敗した場合の既知の問題が原因である可能性があります。配布ポイントの状態をより適切に管理できるように、このリリースには次の改善が含まれています :
    • 特定の配布ポイント ステータス メッセージを削除します。
    • 特定の配布ポイントの古いステータス メッセージを削除します。
    • 以前の配布ポイント メッセージを削除するようにサイト メンテナンス タスクを構成します。
  • ユーザー状態をキャプチャ、復元するための暗号化アルゴリズム : ユーザー状態をキャプチャし、ユーザー状態を復元するタスク シーケンスの手順では、常に USMT 状態ストアを暗号化します。以前、Configuration Manager では 3DES アルゴリズムを使用するように USMTを 構成していました。このリリース以降、両方の手順で、サポートされている最高の暗号化アルゴリズムである AES256 が使用されるようになりました。
  • PowerShell リリース ノート (preview) : これらの リリース ノート は、Technical preview version 2101 での Configuration Manager PowerShell コマンドレットへの変更をまとめたものとなります。

参考 (外部サイト)

タイトルとURLをコピーしました