Microsoft Azure Storage Explorer v1.20.0 がリリースされました

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2021/06/26 に Azure Storage Explorer の最新版である v1.20.0 がリリースされました。

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Azure Storage Explorer v1.20.0 について (意訳)

June 2021 (Version 1.20.0, build 20210625.5)

このリリースには、タブ管理の新機能、システム プロキシ使用のプレビュー、およびその他の多くの新機能と修正が含まれています。より注目すべき新機能の詳細については、以下となります。またすべての主要な変更の詳細な一覧も下部にあります。

タブの分割と並べ替え

タブ領域を垂直方向に分割できるようになりました。分割タブを使用すると、2 つのリソースを簡単に表示したり、同じリソースの 2 つのビューを並べて表示することが可能です。

  • 分割ビューを作成するには、タブを右クリックし、[分割] をクリックします。
  • 少なくとも 1 つのタブを分割したら、ドラッグ アンド ドロップを用いて追加のタブをすばやく分割することも可能です。
  • タブ エリアが分割されているかどうかに関係なく、タブを並べ替えることも可能です。

この初期バージョンのタブ分割にはいくつかの制限があります :

  • タブ エリアは 2 つのグループにのみ分割できます。
  • 現在、タブ間のアイテムのドラッグ アンド ドロップはサポートされていません。ただし、コピー アンド ペーストは使用可能です。
  • BLOB コンテナーなど、ディレクトリ ナビゲーションをサポートするリソース タブを分割すると、リソースは新しいタブのルート ディレクトリで開かれます。

今後もこの機能の改善を続けていきます。これらの機能やタブ管理の他の側面をどのように改善できるかについて提案がある場合は、GitHub で issue を開くことが可能です。

システム プロキシ (preview)

プロキシ設定の構成と SSL 証明書のインポートは、多くのユーザーが Storage Explorer を使用するときに直面する最大のハードルの 2 つです。このバージョンの Storage Explorer から、ハードルを大幅に小さくする新機能を導入しました。

[アプリケーション] > [プロキシ] > [プロキシ構成] の設定の プロキシ ソース ドロップダウンに、システム プロキシを使用するオプションがあります。

このオプションを選択すると、Storage Explorer は OS プロキシ設定を使用します。具体的には、Chromium ネットワーク スタックを用いてネットワーク呼び出しが行われるようになります。 Chromium ネットワーク スタックは、Storage Explorer で通常使用される NodeJS ネットワーク スタックよりもはるかに堅牢です。プロキシ設定に加えて、Chromium ネットワークスタックは OS を使用します :

  • SSL/TLS 設定
  • 証明書失効チェックの設定
  • 証明書と秘密鍵ストア

現在、この機能はまだプレビュー中です。 Storage Explore rのすべての機能がサポートしているわけではないため、プレビュー中です。一般に、blob、キュー、および Managed ディスク機能の大部分がこれをサポートしています。ファイル共有、テーブル、ADLS Gen1、およびCosmosDB 機能はそれをサポートしていません。この設定をサポートする機能の詳細な一覧は、こちらを参照してください。

システム プロキシをサポートする機能のみを使用している場合は、試してみることをお勧めします。また、使用中に問題が発生した場合は、GitHubで issue を開くことが可能です。

ツールバー ボタンのサイズ変更

さまざまなモニター サイズとズーム設定をより適切にサポートするために、データ エクスプローラーのサイズが特定のしきい値を下回った場合、データ エクスプローラーのツールバーが自動的に小さいフォーム ファクターにサイズ変更されるようになりました。

ツールバーを常に通常または小さいものにしたい場合は、ツールバーのサイズ変更を無効にし、代わりに特定のサイズを選択する設定が追加されています。この設定は、[データ エクスプローラー] > [ツールバーのサイズ] にあります。

名前でキューを開く

version 1.19.0 では、名前で BLOB コンテナーを開く機能が追加されました。その機能と同様に、名前でキューを開くこともできるようになりました。この機能を使用すると、”さらに読み込む” をクリックしたり、検索を待つことなく、ストレージ アカウントの特定のキューをすばやく開くことが可能です。

名前でキューを開くには、ストレージ アカウントの “Queues” ノードを右クリックし、”名前でキューを開く…” をクリックします。

データ転送のシステム通知

以前、転送がいつ終了したかを知る唯一の方法は、Storage Explorer を表示し、アクティビティ ログで転送を監視することでした。これで、転送の完了時に Storage Explorer がフォーカスされていない場合、Windows のタスクバー/macOS のドックを介して通知されます。

すべての主要な変更

新機能
AzCopy & 転送
  • AzCopy の統合バージョンは 10.11 になりました。
  • AzCopy 転送の終了時に Storage Explorer にフォーカスがない場合、タスクバー アイコンが点滅する (Windows)、もしくはアプリ アイコンがバウンスします (macOS)。 #3742
  • AzCopy のログ レベルが構成可能です。この機能は、AzCopy ログ ファイルのサイズが心配な場合、または失敗した操作のトラブルシューティングを試みている場合に役立ちます。 #4305
  • キュー状態にある AzCopy 転送をキャンセルする機能が追加されました。#1306
ストレージ アカウント
  • キューのプロパティとメタデータを管理できるようになりました。これを行うには、キューを右クリックして “プロパティ…” を選択します。 #2664
  • エミュレータに接続する際、カスタム アカウント名を入力できるようになりました。 #4163
  • BLOB、ファイル、および ADLS Gen2 BLOB エクスプローラーで、コンテキスト メニューに “パ​​スのコピー” アクションが追加されました。このアクションを用いて、ファイルとフォルダーのパス (コンテナーのルートを基準にして URL エンコードされていない) をクリップボードにコピーすることが可能です。 #3762
  • コンテナー、ファイル共有、キュー、およびテーブルのアイコンが、Azure Portal に一致するように更新されました。 #4487
  • キューに “名前でキューを開く” が追加されました。 #4499
  • 非アクティブな BLOB バージョンでは、スナップショットの作成が無効になりました。 #4539
ネットワーク & プロキシ
  • 利用可能なプロキシ ソースのリストに “システム プロキシを使用する (プレビュー)” を追加しました。このオプションを選択すると、Storage Explorer は Chromium ネットワーク スタックを介して HTTP 要求を行います。 Storage Explorer は、Chromium ネットワーク スタックを使用することで、さまざまなプロキシ認証プロトコルをサポートし、OS 証明書ストアの証明書を利用できます。#245 #1534
ディスク
  • ディスクもしくはスナップショットを作成する際のリソース名の検証が追加されました。 #4262
スタートアップ性能
  • 起動の後半まで、タスクバーとアプリのドック メニューの設定を遅らせました。#4327
  • 認証プロセスの早期ロードを可能にする作業が完了しました。#4319
  • ダイアログ管理コードの起動初期化を改善しました。#4318
その他
  • 右側のタブ エリアでタブを分割する機能が追加されました。 #4063
  • タブのコンテキスト メニューに “右側を閉じる” アクションを追加しました。#4455
  • データ エクスプローラー ツールバーのリフロー動作を改善しました。 #2618
  • Azure AD を用いて接続されたリソースを認証する場合、”アカウントとテナントの選択” ページの既定のテナントがホーム テナントになります。#2658
  • StorageExplorer.exe のファイル バージョンは、製品バージョンとより厳密に一致するようになりました。たとえば、このリリースの StorageExplorer.exeの ファイル バージョンは 1.20.0.0 です。#2941
不具合修正
ストレージ アカウント
  • BLOB エクスプローラー フィルター パネルの UI のいくつかの部分は、高コントラストのテーマでは簡単に表示されませんでしたが、この問題修正されました。#4359
  • フィルタリングするタグを変更した後、前のフィルターに一致したが新しいフィルターに一致しなかった blob が消えない場合がありましたが、この問題は修正されました。 #4381
  • version 1.18.0 では、宛先パスが / で始まっておらず、ルート以外のディレクトリを指している場合、ADLS Gen2 移動パスは機能しませんでしたが、この問題は修正されました。#4465
  • BLOB エクスプローラーのアドレスバーのオーバーフローの問題を修正しました。#4517
  • テーブルの [エンティティの追加] および [エンティティの編集] ダイアログでの重複した名前の検証の問題を修正しました。#4388
  • を含むテーブルクエリを作成しようとすると、Storage Explorerはすべての に置き換えましたが、この問題はもう発生しません。#2769
その他
  • 長時間実行されているジョブが無限にキューに入れられる問題を修正しました。 #4413
  • ツリーがスコープ モード、もしくは検索モードのときにサブスクリプションのチェックを外すことに関連する 2 つの問題を修正しました。#4373 #4374
  • さまざまなローカリゼーションの問題を修正しました。修正された問題の完全な一覧は、こちらを参照してください。
AzCopy & 転送
  • 名前に空白が含まれているファイルをダウンロードした後、”フォルダーに表示” をクリックしても、何も起こりませんでしたが、この問題は修正されました。 #4339

既知の問題

このリリースには追加する既知の問題はありません。オープン状態の問題の完全な一覧は、Storage Explorer Github issue ページを参照してください。

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参考

Azure StorageMicrosoft Azure

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