Azure Load Balancer のフロントエンド IP (パブリック) に対して割り当てることが可能なパブリック IP アドレスについて、ドキュメントにも簡単に記載がありますが、Azure ポータルであれば利用可能な既存のパブリック IP アドレスを確認することはできますし、新規に作成する場合においても必要な SKU や項目は選択されているため、それほど迷う必要はないかな、と思います。
ただ、状況によっては Azure ポータルではなく Azure CLI や Azure PowerShell でデプロイ、設定するケースがあるかと思い、割り当て可能なパブリック IP アドレスについて、以下に纏めてみました。
この手の情報はドキュメントに記載があっても中々見つけづらい、探しづらかったりするので
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Azure Load Balancer のフロントエンド IP (パブリック) に割り当て可能なパブリック IP アドレス
色々なパターンで試した結果、以下となることを確認しています。
- Azure Load Balancer と割り当てるパブリック IP アドレスのサブスクリプション、リージョンは同一にする必要がある。
- リソース グループは別でも OK。
- Azure Load Balancer と割り当てるパブリック IP アドレス の SKU は同一にする必要がある。
- Azure Load Balancer の SKU が「Standard」であれば、割り当てるパブリック IP アドレス の SKU も「Standard」にする。
- Azure Load Balancer と割り当てるパブリック IP アドレス の IP バージョンは同一にする必要がある。
- Azure Load Balancer の SKU が「IPv4」であれば、割り当てるパブリック IP アドレス の SKU も「IPv4」にする。
- Azure Load Balancer と割り当てるパブリック IP アドレス のサービス レベルは同一にする必要がある。
サービス レベルは「地域 (regional)」と「グローバル」の 2 種類があるけど、現在「グローバル」はプレビュー中で特定のリージョンでしか作成できないので注意。
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